スカ色の魅力 | たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

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「鉄道」を趣味の対象として、さまざまに楽しむ活動を記録するブログです。


 いよいよ381系特急電車のラストランが迫ってきた。またまたバカ騒ぎになるだろうな・・と思っていたら、今度はドクターイエローの引退が発表された。こちらは一般マスコミが一斉に食い付き、TV各局がニュースで報じていたのにビックリ!
 さて、トキ鉄を辞する鳥塚社長が残した置き土産(?)が、スカ色を復元した電車。新潟色に続くラッピングトレイン第二弾で、スポンサーの名称から田島塗り二号と言うのだとか。
 東京在住なので、スカ色の発祥地である横須賀線、乗り入れで繋がった総武快速線は日常使いでお馴染みなのだが、趣味的には旧型国電の思い出としてより強く残っている。中央東線や飯田線を走るスカ色の旧国は、日本の原風景によく似合っていたと思う。


 ツリカケ音を勇ましく響かせながら上り勾配に挑み、下り勾配になるとブレーキのエアー音が止まらない。年季が入った板張りの床はところどころ穴が開いていて下が見えた。

 そんな昔の乗車体験から、我が鉄道にもスカ色を・・ということで、KATOのプラ製品を塗り替えた編成が在籍している。旧国は考証しだすとキリがないが、雰囲気が味わえればいいので特定のプロトタイプを再現したものではない。
 しかしながら、プラ製品は非常にシャープに出来ているので、どこか違和感がある。整い過ぎているのだ。旧国に関しては、少し歪みがある昔のロコモデル製品などの方が味わいがあって好きだ。

 スカ色のもう一つの魅力がニモ電。中央東線では旅客車が新性能電車になっても新宿寄りにぶら下がって、ツリカケ音を奏でていたのを思い出す。