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えちごトキめき鉄道の社長を退任することが発表されていた鳥塚亮氏が、大井川鉄道の次期社長に内定したことが報じられた。
鳥塚氏といえば、ローカル私鉄の活性化・再生請負人として、いすみ鉄道やトキ鉄で手腕を発揮してきたが、今度は大井川鉄道がその舞台となる。
よく知られている通り、大井川鉄道はSLの動態保存のパイオニア的存在であり、近年はそれを活かして観光鉄道として生き残る道を選択している。大人気のトーマス号も10周年となった。一方で、地元民の足となるローカル列車は減便されてしまった。
現在、豪雨災害により大井川本線に不通区間が生じており、重要な観光資源である井川線への鉄路が途切れた状態が続いているが、自社での復旧は困難な状況だ。
数々のアイディアでローカル鉄道をテコ入れしてきた鳥塚氏だが、今の大井川鉄道は活性化に向けた原石と、障害が混在する状態。どういった形で手腕を振るうのか期待が高まる。