「トレインホステル北斗星」跡が変身 | たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

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 大人気だった寝台特急「北斗星」の車内設備を再現した宿泊施設「トレインホステル北斗星」は、ドミトリー形式だったことがアダとなり、三密を禁じたコロナ禍で営業休止を余儀なくされた。その後、限定営業を試みた時期もあったが、結局閉館してしまった。


 その建物はシンボルだった北斗星のヘッドマークが撤去され、シャッターが閉まった状態のままだったのだが、先月、足場を設置して改修工事を行っているのを目撃。そしてどうやら新装オープンをしたようなので様子を見てきた。

(↑ビフォア ↓アフター)

 建物の前には開店祝いの花が飾られていた。画像の通り、入り口のドアなどはそのままだったが、ガラスに貼られた表記は「MANGA ART HOTEL」に変わっていた。
 マンガ?一体何だ?と思ってネットで調べてみたら、既に数店舗を営業中のチェーンで、どうやらマンガ読み放題がウリの宿泊施設のようだ。宿泊だけでなくシェアオフィスも準備中と案内されている。
 HPにUPされていた内部の画像を見ると、以前の寝台車を模した二段ベッドをそのまま再利用し、インテリアデザインを変更した設備もあった。なるべくコストをかけずにリフォームをしたのだろう。
 トレインホステル時代は大きな荷物を持ったインバウンド客も結構出入りしているのを見かけたが、今度はどうなのか興味があるところ。鉄道からマンガにターゲットを移したオタク商法は世界に通じるか?