「箱根登山鉄道」の社名が消滅 | たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

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 24日、小田急箱根グループは組織再編を発表し、4月1日付で持株会社である小田急箱根ホールディングス(株)と、傘下の事業会社である箱根登山鉄道(株)、箱根観光船(株)、箱根施設開発(株)を合併し、(株)小田急箱根とすることを発表した。これにより、長年親しんできた「箱根登山鉄道」という社名が消滅することとなった。
 実際の鉄道事業そのものは変わらないとしているので「箱根登山電車」という名称で継続するのだろうか。
 上の画像は3000形アレグラ号の試乗会の時に撮影した、強羅駅のホームにある駅名板だ。改めて見ると、表記は「箱根登山鉄道」ではなく「箱根登山電車」となっている。さらに上部にはちょっと切れているが「Odakyu Hakone」の表記が確認できる。まるで今回の件を予想して備えていたかのようだ。
 持株会社方式にはいろいろなメリットがあるが、当然デメリットもある。アフターコロナの環境変化に対応するため、こういう選択をしたということなのだろう。