普通列車のグリーン料金改定 | たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

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 このところ、何故か拙ブログのアクセス数が増えている。これまでも瞬間風速のようなアクセス数記録はあったのだが、今年に入ってからはそれが続いている。一体、どんな方がお越しくださっているのか分からないけど、ありがたいことと感謝申し上げます。
 さて、昨日の房総特急関係の告知ポスターと並んで貼られていたのがこれ。普通列車のグリーン料金制度が変わるという告知ポスターだ。
 現状の「事前料金と車内料金」が「Suicaグリーン料金と通常料金」に変わり、ホリデー割引料金がなくなる。
 そして、個人的に一番影響が大きいのが、101キロ以上という料金区分の新設だ。

 普通列車のグリーン料金は、実質上、首都圏のJR線限定の話題になるので、在住でない方にはピンとこないと思うけど、101キロという距離は実は影響が大だ。
 東京駅を起点とした場合、東海道本線の熱海駅、東北本線の宇都宮駅、常磐線の水戸駅、高崎線の高崎駅といった主要駅はいずれも101キロを超える。つまりは近郊の主要都市駅までグリーン車を利用すると、これまでに比べて値上げとなってしまうのだ。
 青春18きっぷでの普通列車グリーン車(自由席)利用が解禁になったこともあり、およそ二時間弱かかる上記の区間を快適に乗ってきたが、この料金だと今後は利用を考えてしまう。並行して新幹線が走っている路線だと(普通乗車券利用の場合に限るが)グリーン料金を特急料金に変えた方が時間短縮効果がある。
 もう一つはケチケチ作戦。例えば、東海道本線の場合、湯河原駅までなら100キロまでの料金で済むので、同駅でグリーン車から普通車に移り、残り一駅区間を乗車することになりそうだ。これで550円が節約出来るのは大きい。とれるところからとろうとするJRの増収方針に抵抗するのは、これしかなさそうだ。