D51 498号機 | たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

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「鉄道」を趣味の対象として、さまざまに楽しむ活動を記録するブログです。




 最新鋭の新幹線から一転して、蒸気機関車の話題を一つ。

 今年も我が鉄道模型サークルの運転会開催が決定したとの連絡が入った。そこで、保有車輌を少しずつ引っ張り出し、状態や走行性能をチェック。運転会に出場させる車輌を選別していく作業を開始。そのなかの一輌が本機、D51498だ。

 何度も書いている通り、当鉄道の社長は「電車屋」で、かつての大SLブームの時にも我関せず。当然、SLの模型はもっていなかった。ところが、近年の「音が出る機関車」に惹かれて買ってしまったのが、天賞堂のカンタムサウンド付製品だ。

 D51は、蒸気機関車の代名詞とも言われた形式で、鉄道好きでなくても「デゴイチ」の愛称で良く知られているSL。1115輌も製造され、全国を走り回ったが全廃。その後、JR東日本が動態復活させたのが、この498号機だ。1988年、奇跡の来日を果たしたオリエント急行を牽引して復活、以降、イベント列車に活躍中。実車の製造は1940年だから、相当な老兵となる。





 当鉄道への入線は2009年。二度ほど運転会でも走っているが、ナンバープレートも付いていない状態だったので、この度、ようやく取り付けた。

 メーカーズプレートやら、標記のインレタやらもあるのだが、残念ながら目がショボくなっているので無理はしなかった。

 プレート類の取り付けなんて簡単に思えるが、電車屋がやるとなると知識不足を痛感する。まず正確な位置が分からないのだ。正面はともかく、側面などは参考になる写真を探し出してのにらめっことなる。




 蒸気機関車に欠かせないのが炭水車に積まれた石炭。製品には粒状のものが付属しているが、固定する際にうっかりラッカー等を流すと、内部のサウンド機構を損傷してしまう。そこで銀座のお店に行った時に見つけた純正品(?)を利用した。レジンで一体成型したもので、塗装済なので、そのまま載せればOK。簡単だがちょっとお値段が…。

 サウンドも走行も問題なく、めでたく出場候補車輌のリストに載った。