EF58 89号機 | たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

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 D51498に続いて引っ張り出したのは、EF58型電気機関車の89号機。これまた、天賞堂のカンタムサウンド付モデルで、EF58の第1回発売時(2009年)に6アイテムがラインアップされたうちの一輌だ。

 戦後の高度成長期の幹線輸送を支えてきたEF58も、国鉄の分割民営化の際にJRに引き継がれたのはわずか4機。89号機はそのうちの1輌として、お召し用の61号機と共にJR東日本の所属となった。イベント列車などに使用されたが老朽化で廃車、現在は鉄道博物館に展示保存されている。



 この模型は、晩年の姿で茶色塗装。前面窓の深いつらら切りや、側面の電暖表示灯(ちゃんと点灯)など、上越型と呼ばれた寒冷地装備が特徴だ。

 購入後、試走程度でほとんど出番がなかったが、ようやく形式番号を付けた。側面はプレート式だから良いが、前面は金属インレタ方式。経年もあって悪戦苦闘の末、何とか完了。

 ちょっと残念なのがパンタグラフ。鉄道模型は上から見る機会が多いので、もう一段上級品にしてほしかった。おまけに上昇し過ぎで、形が崩れて見えるのもウィークポイント。発売当時、銀座のお店で、パンタ高さの調整方法を聞いたところ、返ってきたのは「さあ~分かりませんねぇ…、どうしてもと言うなら修理として出してください」という答え。あまりの拙い接客対応にアングリ…。高級ブランドも落ちたもんだ。



 せっかくなので、二機を並べて記念撮影。おじさんファンが喜びそうなシーンになった。