看板は語る? | たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

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「鉄道」を趣味の対象として、さまざまに楽しむ活動を記録するブログです。


 この看板は、およそ25年ぐらい前に、青春18きっぷで飯山線を「乗り鉄」した際に写したもの。

 昨日、遂に北陸新幹線が、金沢まで延伸開業した。金沢や富山ばかりが話題になっているけど、今回の開業で最も劇的にアクセスがよくなったのが、飯山ではないだろうか。新しい新幹線の飯山駅には、速達タイプの列車は停まらないが、それでも従来の長野までの所要時間に少し足すだけで首都圏までの移動が可能になり、看板に書かれた悲願が、遂に現実となったわけだ。

 似たような例では、長野開業時の佐久平駅があり、小海線のローカル駅に過ぎなかった駅周辺が今や賑わっており、代わりに小諸駅が静かになっている。


 お次は、看板ではないけど、2年ほど前に金沢市内で撮った飲料の自動販売機。この頃から、街のあちらこちらにこのような新幹線延伸の期待を表したものがあった。紆余曲折の末にようやく実現した北陸新幹線。少し前まで、寝台特急「北陸」や夜行急行「能登」が一晩かけて走っていた距離を2時間半で結ぶのだから、劇的なスピードアップの喜びは大きい。



 最後は、今回は取り残された感の強い福井駅。放置状態の新幹線駅高架がかえってもの悲しさを感じさせる。ここにも大きな看板が。敦賀までの延伸は決まっているが、そこから先はまだルートも未定とか。