星を撮る7 星撮りカメラについて | tacaの写真&ソロキャン&PC自作&洗車日誌

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カメラ、ソロキャン、PC自作、洗車などについて主に書いていきます。

おはこんばんちは、tacaです。

今回は、星を撮るために必要なカメラの特性や主なカメラメーカーと星撮りに対しての所感を書いていきます。

 

1.センサーサイズ(≒画素数)

全部のカメラーメーカーにいえることは、センサーサイズが小さいほど大きく撮れるということです。

細かい話は置いといて、簡単に言うと、

35mmのフルサイズカメラのセンサーサイズで撮った星の大きさを1とするとAPS-Cサイズは1.5倍、マイクロフォーサーズの場合は2倍大きく撮ることができます。

 

では、センサーサイズが小さいマイクロフォーサーズが有利かというと必ずしもそうではなく、画素数で圧倒的に35mmフルサイズに圧倒的に負けます。(画素数が2倍なのですから当然ですね。)

ではセンサーサイズ別の用途は下記のようになります。

・フルサイズ:星景写真、タイムラプス

・APS-C&マイクロフォーサーズ:星景写真、タイムラプス、惑星、星雲(天体望遠鏡に付ける前提。)

 

フルサイズカメラでも仕組みとしてAPS-Cサイズを撮影できる機能があるカメラもあります。

例.SONY α7ⅢでいうとAPS-C/Super35mmの機能を使えば1.5倍大きい星が撮れます。

 

2.カメラメーカー

天体に強いメーカーはニコンとキャノンです。

天体望遠鏡に付けるアタッチメントの豊富さは他の追随を許しません。

しかし、2社が最近力を入れているミラーレスのマウントは天体望遠鏡側が非対応なのでミラーレス機を使うのであれば、一眼レフ機のマウントへのマウントコンバーターを使うことになります。

 

マウントコンバーターはカメラメーカー間の変換も可能です。

キャノンのレンズをSONYαシリーズのカメラに付けるとか・・・

 

ニコンですが最近業績が良くないので危ないのではとの噂が絶えません。

 

次は、現在、カメラ業界に君臨する絶対王者SONYαシリーズ。

ミラーレス機に力を入れているαシリーズですが天体望遠鏡のアタッチメントが壊滅的です。

また、マウント径が他社に比べ小さいので天体望遠鏡を使って撮るとケラレが生じてしまいます。

 

天体望遠鏡を使わない星景写真やタイムラプスに特化すれば、安いサードパーティー製のレンズが多数出ているのでそういう意味では有利といえます。

 

フジフィルムですが使ったことが二ので正直良くわかりません。

APS-Cサイズのカメラに力を入れています。

 

パナソニック&オリンパスはマイクロフォーサーズ陣営にです。

特にオリンパスはマイクロフォーサーズに賭けていますので分社化&買収というピンチですが頑張ってほしいです。

 

パナソニックはLマウンにも力を入れていますが天体望遠鏡業界は対応しきれていません。

 

だいぶ長くなってしまったので次回に続けることにします。

次回は、カメラの高感度機・高画素機どちらが星撮りに有利なのかについて書いていきます。

 

では、アディオス!

 

(続く)