こんにちは、つな動です。
お家の子はお元気ですか?

ワンちゃんや猫さんの各種検査の特徴について情報をシェアいたします。

それぞれの検査には得意分野があるので、うまく使い分けて良い検査を受けましょう。

 

まとめ

・ 血液検査:働きの悪い内臓を見つけるのが得意

・ レントゲン検査:の異常、結石を見つけるのが得意

・ 超音波検査:内臓の形状異常腫瘍を見つけるのが得意

 

 

 

◯ 血液検査で何がわかるのか

血液検査でわかることを一言で言うと、「内臓の調子」がわかります。

例えば、肝臓や腎臓はちゃんと働いているのか、血糖値はいい具合に保たれているか、細菌が体に侵入して悪さをしていないか、貧血になっていないか、などがわかります。オプションの血液検査では心臓の調子なども知ることが出来ます。

 

数mLの血液でいろいろなことがわかるので、コスパの良い検査とも言えます。

 

 

◯ レントゲン検査で何がわかるのか

レントゲン検査でわかることを一言で言うと、「骨、肺、結石の異常」がわかります。

 

レントゲン検査は骨や石などの硬いものがはっきりと写ります。

骨や関節の変形や、膀胱結石などの異常はレントゲン検査で見つけられます。

 

肺の中の異常を見つけるのも得意です。

異常があるとシコリや影があるように撮影されます。

 

 

◯ 超音波検査で何がわかるのか

超音波検査でわかることを一言で言うと、「内臓の形状異常、液溜まり、シコリ」がわかります。

 

超音波検査=エコー検査は柔らかい内臓を得意としています。

例えば、肝臓や腎臓や心臓の形がおかしくなっていないか、胸やお腹に液体が溜まっていないか、お腹の中に変な塊(たいてい腫瘍)がないか、などがわかります。

 

 

◯ これら検査のいい所

 

血液検査、レントゲン検査、超音波検査のいい所は

ワンちゃん猫さんの体に負担がない所です。

 

血液を採るといっても体の大きさに比べればほんのわずかです。

放射線を浴びると言っても飛行機旅行で浴びる宇宙線よりわずかです。

超音波検査は痛くも痒くもありません。

 

体の負担がなくて、体の調子の多くを知ることができる

これらの検査を上手に活用して健康寿命を延ばしてあげたいものです。

 

 

◯ これら検査の苦手な所

 

血液検査、レントゲン検査、超音波検査では検査しきれない箇所があります。

例えば、頭の中、胃や腸の内側、シコリの病名などです。

 

これらをカバーするための検査はCT、MRI、内視鏡、生検などが必要ですが、全身麻酔が必要なケースが多いです。

病気の種類によっては麻酔を受けてでも検査が必要になるので、獣医師としっかり相談して決断しましょう。

 

 

◯ 最後に

 

ワンちゃん猫さんの健康寿命を伸ばしたいと思う時に、各種検査はとても有用な手段となります。

体の負担が少ない検査は、積極的に活用してあげて下さい。

 


それでは
お家の子に幸せが訪れますように。


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