もはや更新できませんよ通知に意味があるのかどうか分かりませんが、12月中旬までお休みします。

RTC勉強会というものに参加してきた。テーマは「『Web2.0』~ビジネスへのインパクト~」

http://ceonews.jp/archives/2005/11/rtcweb20_1.html


さまざまなバックグラウンドを持つ参加者がいるなかで、注目を集めていたのはフォークソノミーだった。フォークソノミーは、顧客の声を吸い上げて、それを分かりやすく分類・分析して、自社の強みを作り出す仕組みだ。一般の企業が日々業務として行っていることと変わりない。変わらないので、分かりやすい。だからビジネスとしてWeb2.0を語る時には、フォークソノミーが議論されることになる。勉強会のグループディスカッションで発表されたビジネスアイディアは、ほとんどがフォークソノミーと関わりをもったものだった。


フォークソノミーなビジネスをつくっていく際に重要なのは、以下の3点だと思われる。


1.データの囲い込み

2.ユーザーの囲い込み

3.システムの構築


マッシュアップしちゃうのが、Web2.0な世界だから、データを囲い込んでいる企業とユーザーを囲い込んでいる企業とシステムの会社が連携してフォークソノミーなビジネスを展開することも考えられる。ぐるなびのレストラン情報と、Woman Exciteのユーザーと、はてなのシステムをごっちゃ混ぜして女性向けのレストラン情報配信ビジネスとか作れるかもしれない。ぐるなびか、Exciteか、はてなか、どこの会社がサービス提供するのかは問題だけれども。この場合なら、Exciteが中心となってサービス提供するのが妥当だろうか。


とにかく、こうした連携をつくりあげることで、ぐるなびのレストラン情報はより多様な使われ方をするようになる。Woman Exciteはより有益な情報をユーザーに提供できるようになる。そして、はてなはプラットフォームになる。はてな as platform。はてブの仕組みを公開して、どこのサイトでも簡単にフォークソノミーなサービスを提供できるようにすれば。


1.データの囲い込み


データの囲い込みに関しては、3つくらいのパターンが考えられる。


① もともと持っている

② データを掘り起こす

③ システムの構築や、ユーザーの囲い込みを先に行ってしまう

④ 例外??


① もともと持っている


メーカーのように、囲い込むべきデータを自分たちで作ってしまっているパターン。自分たちで作っているのだから囲い込む必要性がそもそもない。ただ、インターネットの世界では、統合的なデータが求められる。1つの企業が発信する情報よりも、さまざまな企業が発信する情報があった方が良い。ここに、カカクコムのようなデータ卸売業っぽい人たちが入り込む余地がある。


② データを掘り起こす


くそ営業力でデータを掘り起こしていくパターン。リクルートや楽天なんかがこのパターンにあてはまる。まだ掘り起こされていないデータがある場合、そこを掘っていけば金脈にぶつかる。21世紀のゴールドラッシュ。


音楽情報では、インディーズの情報だったり、映画だったらミニシアター、自主制作など、商店だったらインターネットとまるで縁の無い商店、オタク関係だったら同人もの、のようなデータが例として挙げられる。もちろん、目玉情報みたいなものも必要になってくるが、こうした情報は、ロングテールをつかまえることが容易ではないだろうか。


③ システムの構築や、ユーザーの囲い込みを先に行う


データを集めるためのシステムを先に構築してしまう(Google Base)とか、ユーザーの囲い込みを先に済ませてしまってから、メーカーなどにデータを供給してもらうパターン(ipodでユーザーを囲い込んでから、音楽会社にデータを提供してもらう)


潜在的な顧客をつかんで、「データちょうだい」とねだってみたり、スーパーハカーがシステムを構築してデータを囲い込む、自社の強みを活かした戦略。さきほど挙げた1.データ 2.ユーザー 3.システムという3つのポイントは1→2→3と時系列に並んでいるわけではない。重要なのは、1・2・3を有機的に連動させて価値をつくりあげることだ。


④ 例外??


グーグルはものすごいハカー達がものすごいシステムを作り上げることで、Webにあるデータをすべて囲い込んでしまった。「世の中の情報を整理しつくす」グーグルの凄みはここにあるような気がする。

2.ユーザーを囲い込む


フォークソノミーなビジネスを展開するには、ユーザーを囲い込んで魅力的なコミュニティをつくることが大切になってくる。女性向けにフォークソノミーなビジネスを展開したいのに、ムサイ男どもが集まってくるコミュニティを作ってしまっては意味がない。ユーザーの囲い込みには、3つのパターンが考えられる。


① 囲い込みたいユーザーが必要としている情報を発信する。

② 場を提供して、ユーザーを囲い込む。

③ デバイスで囲い込む。


もちろん、ユーザーを囲い込むためには両方やらなくてはならないが、前者がプッシュ型であるのに対して、後者はプル型という違いがある。


① 囲い込みたいユーザーが必要としている情報を発信する


メルマガやWebサイトをつくって、情報を発信していく手段。囲い込みたいセグメントにマッチした情報を発信していく。マーケティングだ。アットコスメはもともとメールマガジンからはじまった。化粧品についての有益な情報を提供し、それによってユーザーを囲い込んでいった。


② 場を提供してユーザーを囲い込む


掲示板・ブログ・SNSのような場を提供してユーザーを囲い込む。この場合、情報を発信するのはユーザーになる。2ちゃんねるのように、網羅的にユーザーを集めて、掲示板の違いでユーザーの特性をつかんだり、SNSのように、リアルな関係をネットに持ち込んでもらって、自分たちでユーザーの特性を定義付けしてもらったりといったことが例としてあげられる。


ただ、どんなユーザーを囲い込むのか、企業側からコントロールすることが難しい。はてなは、このコントロールが上手い。コミュニティにはてなが主体的に関わっていくことで良質なコミュニティを構築した。逆に、この関わり方を誤ると、当初は意図しなかったユーザーが集まってきてしまうことになる。ランキング上位に賞金を与えるアメブロでは「アクセスアップ!!」みたいなブログが多い。読者機能など、すごく良い仕組みだと思うのだけれど、現状ではアクセスアップの手段として使われている。ライブドアブログはアダルト全開なので、アダルトが多い。


また、運営も難しい。常に「コミュニティが劣化した」という批判にさらされる。ネット上の評判をみると、2ちゃんねるなんかは年中劣化している。しかも5年間くらい。


③ デバイスで囲い込む


ユーザーに身近なところにあるもので囲い込む方法。ipodなんかはこのパターンの典型例ではないだろうか。勉強会では、「冷蔵庫にネットワーク機能をつけて主婦を囲い込む」という案が発表されていた。コンセントからインターネットにつなげたり、無線でホームネットワークを構築できるようになったら面白いビジネスだと思う。


3.システムを構築する


データを集め、ユーザーの声を聞くためのシステムには、3点のポイントを挙げることができる。


① インセンティブ

② 仕組み

③ ユーザーインターフェース


① インセンティブ


フォークソノミーなビジネスを構築するには、ユーザーに情報を提供してもらわなければならない。それなりの見返りがなければ、ユーザーは情報を提供してくれない。フォークソノミーではないが、アットコスメでは、口コミ情報を提供するたびに、検索精度が上がるシステムを作り上げた。はてなの人力検索では、質問に回答するとポイントがもらえる。金銭的にインセンティブを与えている。こうしたインセンティブが働かないと、ユーザーは情報を提供してくれない。


② 仕組み


ユーザーの情報を吸い上げるといっても、適切な仕組みが必要だ。どういった情報を吸い上げたいのかによって、仕組みが変わってくる。はてなアイディアはユーザーの要望を市場というカタチで吸い上げている。そして、はてなは割と有益な要望を得ている。もしも、掲示板で情報を吸い上げていたなら、もう少し無責任な要望が飛び交う場になっていただろう。市場という仕組みを取り入れることで、ユーザーは自分の要望を「市場でどう評価されるだろうか?」と客観的に見つめなおすことができるようになった。ポイントによるインセンティブも働いている。


また、基本的には、ユーザーが使えば使うほど価値を増していく仕組みを構築することが重要だ。


③ ユーザーインターフェース


どんなシステムであれ、使いやすくなければならない。Ajaxはこの分野で貢献している。この辺りは(も)よく分からない。




長くなりましたが、勉強会でぼやーと考えたことをまとめてみました。

ECサイトの展望について書けみたいなレポートがでました。5時間くらいで5枚を書き上げなければいけなくて、しょうがないから、適当に書いていたら、Web2.0なレポートができていました。テーマはECサイト。フォークソノミーやるサイトないんですかね。


1.Web2.0


今年Web上で話題になった言葉に「Web2.0」がある。「2.0」はソフトウェアのバージョン番号ではない。ものごとの将来像・あるべきすがたを表現する時に、「○○2.0」という名称が使われる。つまり、「Web2.0」とはWebの将来像とか、あるべき姿といった意味の言葉である。今年は「Webが将来どのように変化するのか?」「その変化がもたらすものは何か?」「なぜ変化するのか?」「Web2.0にとって重要な原則は何か?」といった議論がブログなどを中心にしてしきりにおこなわれた。


Web2.0に明確なカタチはない。原則であり、概念であるからだ。そして、ブログ・RSS・フォークソノミー・ Webサービス・Ajaxなど、Web2.0は様々な概念・技術を含んでいる。Webの流行りものを詰め込んでいるだけに思えるかもしれない。実際、Web2.0はマーケティング用の宣伝文句にすぎないという批判は絶えない。ただ、今年はWebにとって大きな変化が訪れた年であることも確かだ。Google Mapsなどに見られるAjax技術、Flickrやdel.icio.usに代表されるフォークソノミー、グーグルやアマゾンによるWebサービスの広がりと、その有用性の証明、ブログを活用したリアルタイムな検索、RSSリーダーの普及によるブラウジングの変化、フリー百科事典Wikipediaの躍進。Web2.0がマーケティングの宣伝文句でしかなかったとしても、2005年はWebにとって大きな変化が訪れ、議論された年として記憶されるだろう。



余談になるが、変化の波は、ソフトウェアの概念すら変えようとしている。グーグルはコンテンツにマッチした広告を出稿し、莫大な売上高を得ている。この売り上げを利用して次々と新しいソフトウェアを無料でリリースしている。つい最近では、無料で高機能なアクセス解析をリリースした。ソフトウェアはパッケージとしてではなく、インターネットを通じてサービスとして提供されるものに変わりつつあり、Ajax技術に代表されるUIの改善がそれをサポートしている。こうした変化は、ついにソフトウェア業界の巨人、マイクロソフトをも動かし、「Windows live」が発表されるにいたった。イメージとして、マイクロソフトがビデオ屋さんなら、グーグルはテレビ局だ。



2.EC市場概観



2004年のB2C(EC)市場規模は5兆6430億円で、前年の4兆4240億円と比べ28%の伸びを記録している。伸び率は落ち着いたが、順調に拡大している。Web2.0時代にこの市場で活動するECサイトに求められるものは何かという点を考えていきたい。



3.データを囲いこむ



日本のB2C市場でメジャーな企業といえば、楽天とアマゾンだろう。この2社に共通することは、主要なデータを囲い込んでいる点だ。アマゾンは書籍に関するデータであり、楽天は商店に関するデータである。しかし、データの利用法には2者の間で大きな違いがある。



楽天には強い営業力がある。各店舗には専属の営業マンがつき、サイト構築や運営についてのきめ細かなアドバイスを行っている。こうすることで、楽天は商店のデータを囲い込むことに成功している。



営業力をつかったデータの囲い込みのほかには、M&Aを行って、重要なデータの囲い込みをすすめている。楽天トラベルや楽天証券などはその好例であり、最近のTBS買収騒動も主要なデータを囲い込み、楽天の競争力を増していく活動の一環である。楽天は、商店のデータに加えて、旅行の情報、金融の情報、テレビの情報など、様々な情報を取り込み、楽天という場所をより魅力的にし、ビジネスを拡大していくことを目標としている。都心の一等地のように、場所が魅力的であればあるほど、魅力的な店舗や情報が集まってくるようになる。



しばしば、アマゾンの強みは独自の物流網にあると言われる。確かに、長い年月と膨大な費用をかけて構築されたアマゾンの物流網は強みの1つではあるが、アマゾンの最も主要な強みは何かといえば、膨大な顧客情報の蓄積・分析であろう。



リコメンデーションシステムは、Web上で行われる顧客の活動を分析し、より顧客が望む商品をオススメする仕組みである。また、「あわせて買いたい」や「この本を買った人はこんな本も買っています」など、膨大な顧客情報の集積を活用して、様々な顧客ニーズの掘り起こしをおこなっている。カスタマーレビューの量も、他のECサイトと比べて群をぬいており、商品選びの際に活用されている。アフィリエイトも充実しているため、主に個人サイトからのトラフィックを獲得することに成功している。アフィリエイト経由で売買が成立した場合には、個人に小額の成功報酬が入り、アマゾンを中心とした小さな経済圏がつくられている。また、アマゾンはWebサービスを公開しており、アマゾンのWebサービスを活用すると、外部からアマゾンの機能やデータベースを活用することができる。amazletやG-toolはアマゾンのWebサービスを利用している。


商店のデータとくらべて、本のデータは割と簡単に手に入れることが可能だ。ISBNから手に入れることができる。実際に、セブン&アイグループや紀伊国屋、楽天など多くのEC業者がインターネット書店を開設している。日本国内の物流網で言えば、アマゾンよりコンビニチェーンや書店の方が強いだろう。しかし、アマゾンはナンバーワンだ。アマゾンが強いのは、膨大な顧客情報を活用したサイト構築をすすめているからだ。また、顧客がアマゾンを使えば使うほど、アマゾンはよりよいサイトへ変貌していく仕掛けがいたるところでなされている。アマゾンで本を買えば買うほどレコメンデーションの精度は上がるし、レビューの量も増えていくことになる。

楽天はより多くのデータを獲得することに力をいれており、よりリッチなサイトを構築することを目指している。一方でアマゾンは書籍のデータを活用し、書籍の購買活動にともなう顧客の行動データを集約し、集約した顧客データをもとに、顧客志向のサイト構築をすすめている。さらに、レコメンデーションやアフィリエイト、Webサービスなど、顧客が参加するための構造を上手に構築している。データを集めて価値を高める楽天、データを活用してさらなる価値を創造するアマゾン。2者にはこうした違いがある。



Web2.0という概念をひろめたティム・オライリーは論文「What Is Web2.0」のなかで、Web2.0時代の主要な原則を8つ挙げている、その中に次のようなものがある。



・データこそ次のインテルインサイド

・ユーザーが価値を付け加える


Web2.0時代には、地理情報・個人情報・価格情報など、様々なデータが重要になってくる。インターネットの発展で、重要な独自のデータを抑えることが競争優位となる時代がやってきた。ECサイトではないが、カカクコムにある膨大な価格情報、ぐるなびにある膨大な飲食店情報はさまざまな場所で活用されている。カカクコムやぐるなびはその情報をコントロールすることで収益を得ている。「データこそが次のインテルインサイド(Date is the next Intel Inside)」である。



化粧品の口コミサイト、アットコスメでは化粧品自体の巨大な商品データベースも重要な資産ではあるが、アットコスメを唯一無二のものにしているのは、膨大な口コミ情報である。化粧品のコアなデータをベースにして、口コミがデータに価値を付加している。「顧客が価値を付加する(Users add value)」である。また、アットコスメでは、口コミ情報を投稿すればするほど、商品検索の精度が向上する仕組みを持っている。ユーザーが参加することに意義を見出せる仕組みをもっている。先ほども述べたが、アマゾンも同様のことをおこなっている。



現在のWebでは、アマゾンのWebサービスなど、Web上にあるデータを組み合わせて使うだけで、それなりのECサイトを構築することができる。そこで、次世代のECサイトに求められるのは、重要なデータを囲い込むことと、ユーザーが参加する構造を作り、データを唯一無二のものにすることである。



4.商品検索


 ECサイトが提供すべき機能は大雑把に3つしかないと考えている。



1.多くの製品情報を提供すること。


2.顧客にマッチした商品を検索できること。
3.安全かつ簡単な決済の仕組み

膨大な情報の中から、顧客にマッチした商品を探し出し、簡単で安全な決済の仕組みを提供するのがECサイトの役割であるはずだ。そこで、インターネットの規模を活用した「多くの製品情報」、高度な技術を活用した「商品検索」そして「安全かつ簡単な決済の仕組み」この3点がECサイトには求められる。「多くの製品情報」については先ほど述べた。膨大な情報を溜め込むことがECサイト・インターネットビジネスにとっての競争優位になる。「安全かつ簡単な決済の仕組み」に関しては、まだ不透明な部分が多い。ただ、どんな会社が提供するにせよ、サイト横断的に、楽天でも、アマゾンでも、ヤフーでも、ライブドアでも使えるような決済システムが登場することが望ましい。



そして、ここでは、顧客にマッチした商品検索の仕組みはどのようなものか考えていきたい。


まず、商品検索という枠をはなれて、検索について考える。現在、検索の分野でとられている手法は以下の5つである。

・ カテゴリ検索


・ キーワード検索
・ パーソナライズド検索
・ バーティカル検索
・ フォークソノミー

カテゴリ検索とは、人が情報を集めて、カテゴリ分けしていく手法だ。音楽について書かれたページなら音楽カテゴリに、ゲームについて書かれたページならゲームカテゴリにという感じだ。初期のヤフーでは「サーファー」と呼ばれる人がWebを巡回し、Webページをカテゴリ分けして登録していた。人が分類しているので、検索精度は割と高い。ただ、分類する情報が膨大なものであるときには、分類のコストも膨大なものになってしまう。また、音楽とゲームについて書かれているページをどう分類するのか?というような問題も発生する。



キーワード検索とは、ロボットとかクローラーと呼ばれるプログラムがWebサイトを巡回して、ページを分析してインデックス化し、検索キーワードと関連性の高いページを検索結果として表示するものだ。Googleをイメージしてもらえればいい。プログラムが検索するので、精度の低さが問題になるが、膨大な情報を分析して検索するのに向いている。



パーソナライズド検索とは、顧客のWeb上での活動を収集・分析して検索精度を向上させていく仕組みだ。アマゾンのレコメンドシステムはまさにこれだ。また、最近は検索エンジンもパーソナライズド検索に取り組んでいる。例えば「Apple」と検索して、コンピューターメーカーを検索しているのか、果物を検索しているのか、それまでのWeb上での活動履歴を参照して判断してくれるような仕組みである。



バーティカル検索とは、要するに絞り込み検索である。地理データなどで絞り込んだ上で検索結果をかえしてくれる。グーグルローカルで、地域:国立 キーワード:ラーメン屋と検索すると、国立のラーメン屋を一望することができる。関係ないが昔は「サッポロラーメン」だったスタ丼屋がラーメン屋として検索されなくなっていた。代わりに地域:国立 キーワード:スタミナで検索するとスタ丼屋が山ほど出てきた。名実共にスタ丼屋はラーメン屋でなくなってしまった。あの不味いラーメンが好きだった。何か割り切れないものが残った。



フォークソノミーとは、folks(民衆)とtaxonomy(分類学)の合成語である。個人が思い思いに入力した情報をもとに、Webページや写真などを分類する仕組みである。なかなか言葉では説明しにくいので、日本でフォークソノミーのサービスを展開しているはてなブックマークhttp://b.hatena.ne.jp/ を見てもらいたい。はてなブックマークでは、個人が好き勝手にWebページをブックマークしている。ブックマークの際には「タグ」と呼ばれる情報を付け加える。ラーメンについて書かれているページなら「ラーメン」とタグをつける。はてなブックマークでは、同じタグをつけている人が多いほど、タグのフォントが大きくなり、はてなブックマーク上で紹介される。つまり個人の関心領域の重なり具合でページを分類していくのがフォークソノミーだ。


フォークソノミーの利点としては、今、話題になっているページが一目瞭然になる点、そしてカテゴリ検索では実現できない柔軟な検索が可能になる点が挙げられる。Flickr(ヤフーが買収)というサイトは写真をフォークソノミーで分類しているサイトだ。例えば、Flickrに子犬の写真がアップされたとする。Flicrのユーザーは「子犬」「かわいい」など、好き勝手にタグをつけていく。すると、子犬の写真は「子犬」の写真を探している人も捜し当てることができるし、「かわいい」写真を探している人も捜し当てることができるようになる。また、この子犬があまりにもかわいくて、Web上で話題になった場合は、多くの人がブックマークする。このように、フォークソノミーでは、今まで実現が難しかった、人間の感性にそった柔軟な検索と、今Web上での話題になっているものを知ることが可能になる。

商品検索について考えた時、カテゴリ検索・キーワード検索・パーソナライズド検索・バーティカル検索については多くのサイトで取り入れられている。楽天ではカテゴリ別にさまざまな商品を探すことができるし、キーワード検索はもちろん実現されている。アマゾンではレコメンドシステムという強力なパーソナライズド検索がある。Google Mapsの登場でバーティカルな検索もさまざまなところで取り入れられつつある。ただ、フォークソノミーの仕組みをつかったECサイトは見たことがない。小説や映画を一つとってみても、「感動」「笑える」「サスペンス」「アクション」「歴史」など、さまざまな属性がある。情報を囲い込み、ユーザーの力をつかってその情報に価値を付け加えていくのが、新時代のECサイトの姿であるのならば、フォークソノミーの方法はECサイトで取られなければならないと思える。



例えば、Web上で私達が泣ける小説を見つけたいと思ったときにどんな行動をとるだろうか。アマゾンのレビューを舐めるように読むのもいいが、時間がかかりすぎる。グーグルで「泣ける 小説」と検索したり、ブログの評判を読んだりするのもいいが、やはり手間だ。人力入力検索という手もあるが、不確定要素が強すぎる。フォークソノミーであれば、多くの人が「泣ける」とか「感動」とブックマークしている小説を見つければいい。フォークソノミーでは、このように人間の感性にそったかたちで商品を探し出すことができるようになる。



ECサイトにとっても、このような情報が集まれば、それは他では真似できない競争優位性になる。また、読んだ本をレビューするほどではないがメモしておきたいユーザーは多くいるのではないだろうか。



5.まとめ



ECサイトにとって、重要なのは情報の囲い込みである。情報を囲い込んだ上で、さらなる競争優位を築くのは、ユーザーの行動を活用して、商品検索や商品提案の力を増していくことである。ユーザーの行動を活用した商品検索の1案としては、フォークソノミーが考えられる

切込隊長ブログ 「Web2.0」とやらについていけない人、集まれ!!


http://column.chbox.jp/home/kiri/archives/blog/main/2005/11/10_075947.html


を読んで。考えたこと。やっぱりお金儲けの仕組みがないとつらいですよね。


Web2.0とはつまり、Webアプリケーションがどんどんリッチになってって、いきつくところにはインターネット上で動くOSみたいのが出来るんじゃないの?という方向と、ユーザーとユーザーの求める情報がより適切にマッチしていくんじゃないの?という方向がごちゃまぜになっている概念だと考えています。


Web2.0のモデルはGoogleによっています。「Googleという企業が誕生しました。この企業はまったく新しいタイプの企業です。さてこの新しい企業をどう説明します?」という問に答えるのがWeb2.0という概念なんじゃないかと思います。


オライリーがWeb2.0の主要な概念としてあげたのは以下の8点です。


1.ロングテール

2.データが大事だ

3.ユーザーが価値を付加する

4.ネットワーク効果がついてくるように

5.一部権利保有

6.いつまでもベータ版

7.コントロールではなく協力

8.単一のデバイスを越えたサービス


ロングテールを活用して莫大な広告収入を得(1)、膨大な量のデータを溜め込み(2)、ユーザーが活きのいいリンクを貼ることでページランクの精度を向上させ(3)、ネットワーク効果はもちろん(4)、一部権利保有しながらWebAPIsの公開(5)、いつまでたってもベータ版なサービスがあって(6)、ユーザーをコントロールするのではなく、蜜月をつくって(7)、そりゃ単一のデバイスにしばられてはいないわな(8)という感じでGoogleができあがります。


Web2.0という概念のご本尊はGoogleです。Googleをモデルとしているために、ビジネスとして、広告収入に頼りすぎている点がビジネスの弱みとして指摘されます(昔から議論されていますが)Googleは、高い技術力でもってこの問題点を克服しましたが、いざGoogleのモデルをWeb2.0という概念に一般化したときには、収入基盤の脆弱性という問題点がひょっこり顔をだします。


このビジネスとしての弱さを補うものは決済です。Web上でお金のやり取りを簡単にし、サービスに適切な対価を払うことが可能になれば、収入基盤の脆弱性という問題はなくなります。つまり、Web2.0とは決済だということになります。


(Web2.0の枠組みは、ユーザーが参加する枠組みだから、課金をするより無料の方がより多くのユーザーが集まり、多くの価値を得ることができるとも言えます。ただ、その際に得ることができる価値は広告収入だけなんでしょうか?それとも、他に得ることができる価値があるのでしょうか?このあたり疑問。)


参考 切込隊長ブログ 「Web2.0」とやらについていけない人、集まれ。

http://column.chbox.jp/home/kiri/archives/blog/main/2005/11/10_075947.html


あるいは、Webで成功するための肝心要の部分はアマゾンのような物流システムであるとか、楽天のような、物販を支えるための提携・買収だと、結局のところそうなんだ。ということになります。


そして、切込隊長が言うように、


良く知らんが、ビジネスマターとしてgeek側に求められクローズアップされるのはネットでも回線でもなくて、問屋機能だったり、かつて否定された商社機能のような、流通バッファをローコストに実現するための仕組みの再構築に過ぎないんじゃないかと。


という結論が得られます。

これに対して、オライリーの”What Is Web2.0”では、Webで成功するための要因がデータにあるということを、バーンズ&ノーブル対アマゾンといった馴染み深い事例や、最新の地図サービスを例にひいて説明しています。要するに、元となるデータ(本のデータなど)にユーザーがレビューなどで価値を付加していったから勝てたのだと。


参考 CNET Japan Web 2.0:次世代ソフトウェアのデザインパターンとビジネスモデル(後編)

http://japan.cnet.com/column/web20/story/0,2000054679,20090424,00.htm


この点について、切込隊長のブログでは、


なかでも、ユーザー情報やユーザー評価の蓄積を進めているサービスが相対的に大型化していきやすいという話は別にWeb 2.0の議論が出る前から相当行われていた


当たり前じゃんという感じで言及されています。アットコスメみたいな感じですかね。


つづけて、切込隊長ブログでは、Webでコンテンツを展開するコストが膨大になっていく点を指摘し、それだけのコストをかけて、誰も読まないような情報を運営していく価値はあるのか?膨大になった情報は誰も見ないんじゃないか?定番のサイトがますます定番化していき、金をかけて宣伝しているところがさらに目立つようになるんじゃないか?と問題提起をします。そして、結局のところ、「賢くてブランド力のあるキャッシュリッチ企業がネットを制覇していき、技術者が求めるネットの理想から程遠い、リアルビジネスで揉まれた海千山千たちの鉄火場 2.0」になると締めくくっています。


定番のサイトがますます定番化していくとか、その辺のおっさんのブログを誰が読むのか、読まねえよなとかその辺りの話には納得できるのですが、膨大になった情報をどう扱うのか?とか金をかけた企業が成功するのか?という点に関してはWeb2.0の観点には、違った考え方があります。


膨大になった情報をどうあつかうか?という問題についてWeb2.0では、フォークソノミーとか、RSSとか、パーソナライズド検索とか、そういうもので処理していきましょという話になっています。「それって別に新しくないよ」と言われれば、「あっそ」というしかないのですが…


こうした仕組みは、情報に対してユーザーが主体性をもって選別・閲覧をしていける仕組みです。例えば、情報が膨大ならみんなでタグつけて編集してしまえ、これがフォークソノミーだみたいな感じでしょうか。このアプローチが目指すところは、2ちゃんねるのまとめサイトを自動的に作ってしまうところにありそうです。


こうした、ユーザーによる情報の伝播で力を持つのは、金をかけた企業というよりも、そうした伝播を作り上げているユーザーになります。最も荒々しいコミュニティの2ちゃんねるでは、情報の伝播をコントロールするのは2ちゃんねるのユーザーです。たまに企業の人間が情報をコントロールしようとして、釣られます。


ユーザーが主体的に情報を峻別する枠組みでは、金をかけた企業というよりも、より良い情報や製品を提供した企業が評価されます。コミュニティと良好な関係を築くことができた企業も同様です。逆に、企業は、こうしたコミュニティによって、常にブランド崩壊のリスクと向き合うことになります。PSPの□ボタンなどが好例です。


また、「街中の広告に名前晒す馬鹿がどこにいる」と書かれていますが、広告に名前を載せることが自分にとってのメリットになるのであれば、ユーザーは広告にすすんで名前を晒します。たとえば、アットコスメでは、口コミ情報を投稿するほどに、化粧品検索が洗練され、より個人にマッチしたものになっていきます。こうして、ユーザーが参加することにメリットを見出す仕組みを作ることも、Web2.0として指摘されています。


で、それが金儲けにどうつながるのか?と言われれば、「ごめんなさい、広告?決済?それとも物販ですかね?」としか言えないのが困ったところです。むしろ、2ちゃんねるの運営に一時期携わっていた隊長に聞きたいくらいです。


最後に、「Web 2.0ってのがはっきりせん以上、どうしようもありませんよはっはっは。」私もいくらネット上をさまよっても、Web2.0ってもんが何なのか最近よくわかりません。とりあえず、概念であり、理論武装です。それでどうやって金儲けをするのか?という話はおいおいでてくるのではないでしょうか。

前回の記事 (グーグルの歴史)に反響をいただいて、うれしいです。いつかはてブ入りしたいと思っていました。


はてなブックマーク―グーグルの歴史

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://ameblo.jp/tabunsoturon/entry-10005607852.html


今回はグーグルの2002年です。


参考はGoogle Milestones

http://www.google.com/corporate/history.html


2002年(たぶんグーグル飛躍の年)


1.法人向けサービス


・ 2月 Google in a boxを開始。企業のイントラネットなどを検索するサービス。Google in a boxは黄色い箱に入っている(参照http://www.google.com/enterprise/


「良いものは黄色い箱に入ってくる」


2.技術コミュニティとの蜜月


・ グーグルと技術コミュニティの蜜月のはじまりは、サーチエンジンの評判がスタンフォードのキャンパスから口コミで広がった頃にさかのぼる。そしてこのロマンスは、2002年2月に開催された2001年サーチエンジンアワードで証明された。グーグルは検索サービス・イメージ検索・デザイン賞などなどで賞を総なめした。


参照 サーチエンジンアワード
http://searchenginewatch.com/awards/article.php/2155891


・ グーグルはプログラミングコンテストを開催した。


参照 グーグルプログラミングコンテスト
http://www.google.com/programming-contest/


この勝者はニューヨークのダニエルさんで、地理データと連動して検索を可能にするプログラムを作った。


グーグルは、最も熱心な技術者を褒め称えるというインセンティブを与え、この蜜月が相互なものであることを示した。


・ そして、グーグル検索API(Google's web application programming interfaces)を公開。このAPIはソフトウェアがグーグルのディレクトリを検索することや、10億以上のWebドキュメントを引き出すことを可能にした。


・ 新しくグーグルツールバーに搭載されたグーグルコンピューター

(参照 http://toolbar.google.com/dc/


この機能は、ユーザーの余剰なコンピューティング能力を集めて、科学的の諸問題を解決するのに活用  する機能である。まず行われたのは、目の病気に役立つたんぱく質の解析だった。


3.見たいと思う広告


・ 2002年2月 アドワーズ広告の導入。


アドワーズ広告は、cost-per-crickの価格体系を導入しており、ビッグビジネスと同様、スモールビジネスにとっても、サーチ広告をコスト効率の良いものにした。また、ユーザーの検索キーワードとの関連性に基づいて、広告の配信とランキングを行った。結果として、ユーザーの求める広告が配信されるようになった。この手法により、ユーザーも広告配信業者も利益を得ることができた。


・ 2002年3月 AOLにリステティング(アドワーズ)広告の配信開始


・ 3月 BtoBマガジンがグーグルをナンバー1のB2Bウェブサイトとランキング。オンライン・オフラインを含む広告媒体としても第5位にランクイン。


・ この頃Google Labsを公開


4.クリックに適したニュースを


・ 2002年9月 グーグルニュースのベータ版を公開


世界中の4500ものニュースサイトのソースを活用した。ページが更新されるたびに、ヘッドラインや写真が自動的に選ばれる仕組みをつくった。


・ 2002年12月 フルーグル(froogle)のテスト版を公開。100万ほどの関連のあるWebサイトから、イメージや、価格を表示しつつ、フルーグルは商品を探し出すことができる。


W-TRIGGERというビジネスプランコンテストに参加することになりました。今日、キックオフのミーティングがありました。

http://www.springwater.gr.jp/trigger_w-trigger.html


テーマは@cosme

http://www.cosme.net/


@cosmeは総口コミ件数3100000件を誇る日本最大級のコスメ情報専門ポータルサイトです。このコンテストでは、@cosmeにWeb2.0的な切り口で価値を付加できないか?と考えています。


@cosmeを見て、まず考えたのはフォークソノミーの考え方をどこかで使えないか?という考えでした。フォークソノミーでは、ユーザーがページやファイルなどに、メタ情報をタグとして付加していきます。そして、付加されたメタ情報をもとに、ページやファイルが分類されていきます。そこでページやファイルへのメタ情報と同様に、@cosmeにおける口コミを、商品に対するメタ情報として定義し、メタ情報に沿った分類や検索ができないだろうかと考えました。


が、


比類なきコスメサイトである@cosmeでは、学生が10分やそこらで考えたアイディアなど既に実現済みなのでした。


@cosmeでは、口コミで集められた化粧品の「効果」を軸に検索をすることが可能です。「カバー力」とかそういった効果に沿って検索が可能です。Flickrやはてなブックマークなどとは見え方や検索方法が違いますし、タグも自由に設定はできませんが、ユーザーが付加したメタ情報に沿った分類という観点では、この分類はまさしくフォークソノミーだと思います。


Web2.0は日本の方が進んでいる?(小林雅のBlog)

http://venturecapital.typepad.jp/blog/2005/10/web_20_d59a.html


という記事にもあるように、既に日本でも面白い試みは色々となされているようです。


また、梅田さんのブログは、私にとってのタイムリーヒットをぽこぽこ打ってくれて、感動しているんですが、


Web2.0、概念、経営的感覚 (My Life Between Silicon Valley and Japan)

http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20051029/p1


(引用)

経営的感覚とは、マネジメントのセンスとは、組織を巡るありとあらゆる側面を某か「自分の物差し」を持って掌握するセンスのことだ。


Web2.0についての概念や理論武装は、今回のビジネスプランコンテスト(はじまったばかりだけど)で@cosmeのサービスを捉える上で、無くてはならない「自分の物差し」になってくれそうです。Web2.0を知らなければ、@cosmeがどれだけ面白いことをやっているのか気づくことはなかったと思います。色々な概念を学び、「自分の物差し」をより正確にしていかなくてはいけないと考えた次第。


以下、フォークソノミーを使えるんじゃないか?となんとなく考えていたことのまとまりきっていないまとめ。


1.@cosmeのデータ


Web2.0企業の競争力としてオライリーがあげたチェックポイントは


・Services, not packaged software, with cost- effective scalability
・Control over unique, hard-to-recreate data sources  that get richer as more people use them
・Trusting users as co-developers
・Harnessing collective intelligence
・Leveraging the long tail through customer self- service
・Software above the level of a single device
・Lightweight user interfaces, development models,  AND business models


の7点です。さらに、オライリーはこのチェックポイントで平均点を得る企業より、どこか一つ飛びぬけている企業は強いと述べています。"Control over unipue,hard-to-recreate date sources tha get richer as more people use them"という点で、@cosmeは飛びぬけています。つまり、@cosmeが優れているのは、ユーザーが使えば使うほど価値を増していく、真似のできないデータ(口コミデータベース)を所有しているという点にあります。


@cosmeの競争力の源泉である口コミデータベースを上手く運用していくプランを考えることができれば、良いビジネスプランを作ることができると考えています。


2.@cosmeのサーチ


@cosmeは、企業から提供されたデータに口コミデータを加えて提示し、ユーザーにより良い商品選択をおこなってもらうという事業をおこなっています。@cosmeユーザーは商品の情報に対し、口コミというカタチで情報を付加していきます。そして、口コミなどを活用して、ユーザーと商品のより良いマッチングをおこなうことが@cosmeの使命です。


ざっと見た限り、消費者と商品をつなぐ検索機能として@cosmeが提供しているのは、


・ メーカー・ブランドからの検索

・ アイテム・効果からの検索

・ キーワード検索

・ プロフィールなどをもとに検索


以上、4つの機能です。ヤフーのディレクトリ検索に似た「メーカー・ブランドからの検索」、グーグルっぽい「キーワード検索」、個人情報に基づいたパーソナライズド検索として「プロフィール検索」そして、フォークソノミーっぽいやりかたの「アイテム・効果からの検索」です。


スケーラブルで、真似ができない、ユーザーが価値を付け加えていくデータ、現在考えられている検索方法はおおよそとられているサーチ。これらを見ていくと、@cosmeはWebサイトとして素晴らしいサービスを提供していると言えます。フォークソノミーっぽい手法は取られていないだろうというのが私の予断だったのですが、さてどうしよう・・・

帰ってみると小包が家の前に置いてありました。

当選したアルファブロガー本の小包でした。キタコレ。


『アルファブロガー』では、はてなの伊藤直也さん(http://naoya.dyndns.org/~naoya/mt/ )のインタビュータイトルが異様に気になっていました。


「モテたくて」


梅田さんのインタビューか、切込隊長のインタビューから読むかとか考えていたのですが、「モテたくて」このタイトルを見た瞬間、僕は伊藤さんのインタビューから読むことを決定しました。たまらない。モテたくてたまらない。(いや、そんな不真面目な本ではないと思います)


当選した時にメールをいただいた徳力さんのブログの最新記事は


「よくブログ(なんか)書いているヒマがありますね」

http://blog.tokuriki.com/?eid=356010


ブログをやって、メリットを体験したことがある人と、ない人とではブログに対する認識が異なるというはなし。ブログをめためた更新している人は、確かにダメ人間っぽく見られるかも・・・?


真面目に更新をはじめて、まだ一月ですが、暇だからブログ書いているのではなくて、ブログ書くといいことがあったりするものだから、ブログを書いています。


徳力さんが書かれているように、


個人的には、ブログを書くようになって、自分の思考は整理できるようになったし、間違いは教えてもらえるようになったし、人的ネットワークは広がったし、視野や知識範囲も相当広がって、新しい経験をいろいろさせてもらってるし、いいことづくめなわけですが。


こんな感じだからブログを書いています。人的ネットワークや新しい経験というのは、まだまだですが、自分の思考を整理し、意識を変化させ、何か新しい行動に出ようと考える原点は(しょぼいけど)このブログにあります。


『アルファブロガー』本も、なぜこの人たちはブログやってるのだろう?とか考えながら読んでいきたいと思います。


いや「モテたくて」

グーグルの歴史を調べてみました。


参考はGoogle Milestones

http://www.google.com/corporate/history.html


1998年以前


ラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンはバックリンクを分析するBackRubというサーチエンジンをつくる


レゴでプリンターを作ったことで有名だった(どうやったんだ?)ラリーは高価ででかいマシンの代わりにローエンドPCを使って新しい種類のサーバーを作るアイディアをもっていた。


今はビリオネアのGoogle創業者もこの頃は金欠。


1998年


バーゲン価格でハードウェア(テラバイトのディスク)を購入。ラリーの寮の部屋でコンピューターを自作。初のグーグルデータセンター。


ドットコムバブルの真っ最中だったが、ラリーとサーゲイの二人は、会社を作ることに興味はなかった。


新しい検索サービスを必要としているパートナーを探し始める。その中にはYahoo!の創業者デビッド・フィロがいた。フィロは技術の信頼性に賛同してくれたが、「技術が十分に開発されて、スケーラブルなものになったら、また話そうよ」と言われる。また、サーチエンジンの会社を作るようにラリーとサーゲイに勧める。


ビジネスプランを書き、エンジェル投資家を探し始める。はじめは学部の友人のつてを頼った。サンの共同創業者アンディさんから100000ドルを提供してもらう約束を取り付けるも、困ったことに「グーグル」という会社がなかったので、投資ができない。だから、大急ぎで「グーグル」という会社を作った。最初の資本金は100万ドル。


1998年9月Menlo Parkでグーグル誕生。ベータ版の時点でグーグルは毎日10000件ほどの検索ワードを処理していた。次第に、情報との関連性が高い検索結果に注目が集まり、USA TODAYやLe Mondoでグーグルを賞賛する記事が書かれる。12月には、PCマガジンがWebサイト・サーチエンジンのTOP100にグーグルを選ぶ。


1999年


MenloParkからPaloAltoに引越し。この頃、従業員数8人、一日に処理する検索キーワードは500000件


6月7日 2500万ドルのシリコンバレーの2つのVC(Sequio CapitalとKleiner Perkins Caufield&Byers)から資金調達。


Mountain ViewのGoogleplexに引越し。AOL/Netscapeがグーグルをサーチエンジンとして採用。


9月21日 ベータの文字をWebサイトからはずす。


イタリアのポータルVirgilioやイギリスのVirgin Netがグーグルのクライアントになる。Time誌やPCマガジンから色々な賞を受賞する。


2000年


独特な企業文化がうまれる。職場の雰囲気は大学みたいで、アイディアの交換が頻繁におこなわれる。

この頃、Googleディレクトリをリリースしたり、10ヶ国語に対応したバージョンをつくる。


グーグルの特徴は、多くのユーザーを魅了した。Webby賞とPeoples Voice賞を5月に受賞し、グーグルはひろく知られるようになった。この受賞の時に、サーゲイとラリーは「We love you, Google users!」とスピーチした。6月には10億ページをインデックスし、世界最大の検索エンジンになった。多すぎるWebコンテンツが検索可能になった。


キーワード連動型広告の導入。新しい収入源を得る。


6月26日 ヤフーと提携。ヤフーから毎日くる1800万の検索キーワードを処理する。


同月 中国のNetEaseや日本のBIGLOBEと提携。


スモールビジネスをターゲットにした広告としてアドワーズの導入。


2000年後半にグーグルツールバーをリリース。すぐに100万件のダウンロードを記録。


2000年の終わりには、1億の検索キーワードを処理するようになる。インデックスしたWebページは16億にのぼった。


2001年の初めにはドコモなどと提携してワイアレスの検索サービスを開始する。


2001年


2月 Deja.comの資産を利用して、巨大なUsenetのアーカイブを検索可能にするプロジェクトを開始。


検索キーワードのランキング、Google Zeitgeistを開始。


Lycos Koreaがグーグルを検索エンジンとして利用し始める。


10月 UOLと提携。ラテンアメリカで最も使われるサーチエンジンになる。


東京とハンブルグに営業支店を設立


アラビア語や、トルコ語、日本語などの言語で、検索結果を絞り込む機能を追加。現在26言語に対応


12月 様々なファイルを検索可能にしていく。イメージ検索をリリース。カタログサーチもはじめる。


30億のWebページをインデックス化


2002年以降は後日。

・グーグル研究のプロジェクト(授業)

・アットコスメ研究(フォークソノミー使えないか?)


大枠ではこんなところ。アットコスメは、応募したコンテストの課題だった。化粧品ワカラナサス(´・ω・`)


細かにやることでは、


・英文記事を読む(一日1記事から2記事を目安に)

・オライリーの記事でもう少し勉強


インプット(Webの勉強)とアウトプット(ビジネスプランコンテストetc)を交互に行っていくことが決定。XMLとかPHPなどの知識が不足しているので、卒論が終わった時点でそちらの方に取り組んでいくつもり。

kokepiの日記

RSS広告の米Pheedoが、RSSベースでのBlogへの広告出稿を本格試験


http://d.hatena.ne.jp/kokepi/20051024/1130120431


RSSは広告に最適ではない。と言うお話。


購読しているRSSのあいまに広告が挟まってたら、たしかにうざいなーって感じですが、携帯電話だったらどうでしょうか?そろそろ携帯にもRSSリーダーがのっかりそうなそうないきおいです。フラッシュをつかって、RSSリーダーっぽい機能を演出するiチャネルなんていうのもありますし。


現在、私は飲み屋さんのメルマガ数件を購読していて、雨なんかが降ると「お安くします」なんてメールが来ます。このメールがRSSに変わったら便利だなと思います。


飲み屋に行きたい→RSSリーダー起動→近所の飲み屋RSS


あるいは、iチャネルみたいに、画面にテキストで流し続けているっていうのもいいかもしれません。


携帯にRSSリーダーがついてきたら、RSSは広告としてかなり使えるんじゃないかと思います。


時間があれば、ちょっと考えてみます。