言葉のまやかし | 小田原「お堀端画廊歳時記」

小田原「お堀端画廊歳時記」

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リストラと援助交際には共通点があります。それは真実を隠すごまかしの言葉です。


言い換えれば、前者は解雇、後者は売春です。


そんな言葉をマスコミが生み出し平気で使い続けています。


リストラとはいうまでもなく回復、再興という意味ですが、今のリストラの実態ははイコール解雇です。


ですからマスコミはリストラではなくはっきりと「○○社1000人解雇」と書いてもらいたいと思います。


少しは企業もためらうかも知れません。




リストラされる人たちのおかげで企業も支えられてきたはずです。


人を雇うということは、その人のみならずその人の家族の人生を左右するということを企業はもっと責任を持って考えてもらいたいと思います。


リストラして数年して景気が回復してくるとまた新しく人を採用するわけで、リストラされた人はたまりません。



もうひとつマスコミが生み出した言葉で大嫌いな言葉があります。それは「勝ち組。負け組み」です。


暗に格差社会を助長するような感じがしてなりません。



一方では真実を覆い隠す表現、そして一方ではえぐるような表現。


今のマスコミにはもう少し品性を求めます。




突然お堀端画廊と関係ないこんなことを書いて申し訳ありませんが、今の日本の政治、経済、社会をみていると時折思っていることを浅はかにも拘わらず吐露したくなるのです。


29日のブログで書いた内容と同じキーワード「分け合うこと」「雇用」「ワークシェアリング」を昨夜のニュースステーションで古舘さんが同じことを訴えていたのを聴き嬉しくなり、またこんなことを書いてしまいました。申し訳ありません。



いよいよ明日から青木乃里子水墨岩彩画展です。素敵な作品がそろい大作2点を除き飾りつけも終わり明日を待つばかりです。大作2点は当日搬入されます。お楽しみに。