分け合うこと | 小田原「お堀端画廊歳時記」

小田原「お堀端画廊歳時記」

お堀端画廊の展覧会情報と小田原城お堀端の風景をお知らせします

お堀端の穏やかな風景からは縁遠い出来事がテレビや新聞で毎日のように報じられます。


昨日も内定取り消しや企業のリストラ、そして倒産のニュース。


最近特に思う浮かぶ言葉があります。

「悲しみは分け合えば半分になり、喜びは分け合えば倍になる」です。

結婚式でよく使われる言葉です。


また相田みつおの言葉に「奪い合えば足らぬ、分け合えばあまる」というのがあります。


こういう「分け合う」精神が今必要なのではないでしょうか。



企業内で、苦しいときは賃金のシェアリングをしてとにかく雇用を守ることを優先して欲しいと思います。


少子化対策で最も重要なのは保育所や出産費用の補助よりも安定した雇用だと思います。


安定した雇用が無ければ安心して結婚出来ません。

結婚出来なければ当然子供が少なくなるのは当たり前です。


福沢諭吉も言っています。

「世の中で一番楽しく立派なことは一生涯を貫く仕事をもつということです」



世界的な格差社会はなかなか後戻りしそうにありませんが、皆が幸せになれるようになるにはワークシェアリングしかないと思います。



お堀端画廊は今週は展覧会が無く寂しいですが、来週12月3日(水)から12月8日(月)まで「青木乃里子水墨岩彩画展」が始まります。


先月予定されていたのが作品の都合で一ヶ月伸びて変更になったものです。


青木乃里子ファンの方には大変お待たせいたしました。


もう少しお待ち下さい。