こんばんは。なんとかぎりぎり、週末に更新です。


前回(11/7)、ベルナルドのアルトワのティーカップに

魅了されたことを書きました。


どんなところに魅了されたのだろう、と考えてみるのですが、

これ、という決め手が思い当たりません。


とにかく、ものすごく好みであることは間違いありません。


おおざっぱですが、

「フランス宮廷文化」を体現している、とでも言いましょうか。


アルトワ・シリーズとの出会いのあと、

しばらく、ベルナルドBernardaudが、気になる窯になりました。


デパートの売り場に行っては、他のシリーズを眺めていました。


あるとき、横浜そごうで、

ベルナルドの、廃版になるシリーズが

値引きされて売られていました。

「廃版になると手に入らないかもしれないので、

買えるときに買わなくては」と、

学習してしまった私が購入したのが、

ボールガーbeau regard のケーキプレート19cm


食器に心癒されて-ボルガープレート


食器に心癒されて-ボルガーアップ

紺の地に、細かな金彩がとても豪華です。


それと、

グラン・ヴェルサイユ grand versailles のケーキプレート19cm


食器に心癒されて-グランベルサイユ

ベルサイユ宮殿から空を見上げるデザインが斬新です。


食器に心癒されて-グランベルサイユアップ

縁は、「トロフィー」文様です。

グラン・ヴェルサイユには、もう一種類、別の絵柄がありました。


ボールガーはしまいこんでいますが、

グラン・ヴェルサイユは、

パンやケーキを食べるときによく使っています。


このプレートたち、

フランスの建物や装飾をほうふつとさせてくれます。

といっても、

購入当時は、まだフランスに行ったことがありませんでしたが。


のちに見た、

ヴェルサイユ宮殿の門の装飾、


食器に心癒されて-ヴェルサイユ宮殿門


オペラ座(ガルニエ)のホワイエの装飾、


食器に心癒されて-オペラガルニエホワイエ


これらは、

このプレートたちと同じ系列にあるのだなあと思いました。


建築物などにみられるフランスの装飾美術の雰囲気を、

身近に体験させてくれるところが、

このベルナルドの食器たちの魅力だと思います。


なんとか週末に更新したいと思っています。


洋食器好きの第1歩は、

ウェッジウッドのフロレンティーン・ターコイズを見たときでした。


そして、第2歩は、ベルナルド Bernardaudの、アルトワ Artoisを買ったときです。


ケーキやカップなどの絵をメモに描いていた時期があったのですが、

そこに、アルトワの緑Artois vertのティーカップを描いたものが残っています。


柏で入った、カフェ・ロワジールという店で、紅茶がアルトワのカップで出てきました。

その優雅な形と、小花と月桂樹の葉の絵に、すっかり魅了され、

その場でスケッチしました。

2001年の4月という日付が残っています。

もう10年近く前です。


すっかり気に入って、デパートの洋食器売り場で見つけては、

ながめて楽しんでいました。


あるとき、横浜そごうのベルナルドのコーナーに、

いつもあった「アルトワ」のカップがありません。

「あれ?」と思って、お店の人に聞いてみると、

廃版になってしまったとのこと。


そのお店の方は、在庫が残っていないか、ほうぼうたずねてくださいました。


結局、残念ながらティーカップは出てきませんでした。


しかしその時、在庫にプレートが2枚残っていたので、購入しました。

その後、コーヒーポット、シュガーポット、クリーマーも見つかり、

これも購入しました。


食器に心癒されて-アルトワ5点


「気に入ったものは、購入しなければ廃版になるかも」

ということで、以来、「購入する」ことに前向きになりました。

これが、洋食器好きへの第2歩です。


それから、このアルトワ・シリーズ、

フランスの洋食器が好きになるきっかけでもありました。


絵付けがとても素敵ですが、

磁器の凹凸のデザインも、とても優雅です。


食器に心癒されて-アルトワプレート


食器に心癒されて-アルトワシュガーポット


最近、アルトワ・シリーズのカップが復刻になりました。

絵付けのデザインは同じなのですが、

残念ながら、この磁器の凹凸のあるデザインがなくなり、

ハンドルも細いものに変わってしまいました。


このプレート、クッキーをちょっとのせたりしても、

本当に優雅です。


シュガーポットとクリーマーは、

今は、妻の化粧道具入れとして、洗面台に置かれています。

これがまた優雅な雰囲気をかもしだしています。


裏の窯印です。


食器に心癒されて-アルトワ裏

アルトワのティーカップ、

いつかどこかでまた出会えることを、

とても楽しみにしています。



自分と洋食器との出会いを、ふりかえって書いてきています。


大学進学のとき、新潟から上京して、

新潟では見たことがなかったような喫茶店にうっとりし、

洋食器の世界を知ることになりました。


本を見たり、食器屋さんを巡ったりして、

窯やシリーズの名前もだいぶ覚えるようになっていた頃でしょうか。


新潟に帰省した際、「古町」という昔ながらの繁華街にある、

「白十字(はくじゅうじ)」という喫茶店でミルクティーを注文しました。

そのとき出されたのが、このエインズレイAynsleyのカップでした。

黄色の「コテージ・ガーデン」というシリーズです。


食器に心癒されて-エインズレイ1

まず、この黄色に目を奪われました。

一面黄色のカップというのは、見たことがありませんでした。


そして、内側の絵付け。


食器に心癒されて-エインズレイ2

ミルクで煮出したミルクティーだったので、

はじめは内側の絵付けが見えなかったのですが、

飲み進むうちにだんだんと現れてきて、

「あ、なんだこれは」、と驚きました。


この「白十字」という喫茶店、

新潟に住んでいたときから、お店の存在は知っていましたが、

高校生の頃は気にもとめませんでした。


2階にあるお店に入ってみると、

落ち着いたいい雰囲気の喫茶店でした。

そして、こんな素敵なカップが出てくるとは。


西洋の文化は東京でないと触れられない、と、

どこかで勝手に決め付けていたのかもしれません。

新潟にもあるんだなあ、と、

自分の育った土地を、少し温かい気持ちで見直しました。

上京してから、もうずいぶんたってからのことです。


エインズレイというと、

ウェッジウッドやマイセンなどの、超有名ブランドと違って、

少し興味のある人でないと知らない窯だと思います。


クラシック音楽で言えば、

チャイコフスキーやベートーヴェンより、ちょっと有名度が下がる、

ボロディンとかリヒャルト・シュトラウスという感じでしょうか。


一般の人が知らない、エインズレイを知っているというだけで、

「中級編」に突入したかも・・・、と勝手に思っていました。


その後、横浜モアーズに以前あった、

「創美」というお店で見つけて買いました。


食器に心癒されて-エインズレイ3

ハンドルが、とても持ちやすいカップです。