ルツ記1章6~18節、詩篇146篇5~10節、2ペテロ3章1~10節 | 聖書日課 デボーションノート

聖書日課 デボーションノート

聖書日課に従って、日々聖書を読んで思わされたことを書き留めています。


聖書本文は日本聖書協会発行の新共同訳聖書を引用しています。

ルツ記 1:6 ナオミは、モアブの野を去って国に帰ることにし、嫁たちも従った。主がその民を顧み、食べ物をお与えになったということを彼女はモアブの野で聞いたのである。
 1:7 ナオミは住み慣れた場所を後にし、二人の嫁もついて行った。
 1:7 故国ユダに帰る道すがら、
 1:8 ナオミは二人の嫁に言った。「自分の里に帰りなさい。あなたたちは死んだ息子にもわたしにもよく尽くしてくれた。どうか主がそれに報い、あなたたちに慈しみを垂れてくださいますように。
 1:9 どうか主がそれぞれに新しい嫁ぎ先を与え、あなたたちが安らぎを得られますように。」ナオミが二人に別れの口づけをすると、二人は声をあげて泣いて、
 1:10 言った。「いいえ、御一緒にあなたの民のもとへ帰ります。」
 1:11 ナオミは言った。「わたしの娘たちよ、帰りなさい。どうしてついて来るのですか。あなたたちの夫になるような子供がわたしの胎内にまだいるとでも思っているのですか。
 1:12 わたしの娘たちよ、帰りなさい。わたしはもう年をとって、再婚などできはしません。たとえ、まだ望みがあると考えて、今夜にでもだれかのもとに嫁ぎ、子供を産んだとしても、
 1:13 その子たちが大きくなるまであなたたちは待つつもりですか。それまで嫁がずに過ごすつもりですか。わたしの娘たちよ、それはいけません。あなたたちよりもわたしの方がはるかにつらいのです。主の御手がわたしに下されたのですから。」
 1:14 二人はまた声をあげて泣いた。オルパはやがて、しゅうとめに別れの口づけをしたが、ルツはすがりついて離れなかった。
 1:15 ナオミは言った。「あのとおり、あなたの相嫁は自分の民、自分の神のもとへ帰って行こうとしている。あなたも後を追って行きなさい。」
 1:16 ルツは言った。「あなたを見捨て、あなたに背を向けて帰れなどと、そんなひどいことを強いないでください。わたしは、あなたの行かれる所に行き お泊まりになる所に泊まります。あなたの民はわたしの民 あなたの神はわたしの神。
 1:17 あなたの亡くなる所でわたしも死に そこに葬られたいのです。死んでお別れするのならともかく、そのほかのことであなたを離れるようなことをしたなら、主よ、どうかわたしを幾重にも罰してください。」
 1:18 同行の決意が固いのを見て、ナオミはルツを説き伏せることをやめた。

詩篇 146:5 いかに幸いなことか ヤコブの神を助けと頼み 主なるその神を待ち望む人
 146:6 天地を造り 海とその中にあるすべてのものを造られた神を。とこしえにまことを守られる主は
 146:7 虐げられている人のために裁きをし 飢えている人にパンをお与えになる。主は捕われ人を解き放ち
 146:8 主は見えない人の目を開き 主はうずくまっている人を起こされる。主は従う人を愛し
 146:9 主は寄留の民を守り みなしごとやもめを励まされる。しかし主は、逆らう者の道をくつがえされる。
 146:10 主はとこしえに王。シオンよ、あなたの神は代々に王。ハレルヤ。

2ペテロ 3:1 愛する人たち、わたしはあなたがたに二度目の手紙を書いていますが、それは、これらの手紙によってあなたがたの記憶を呼び起こして、純真な心を奮い立たせたいからです。
 3:2 聖なる預言者たちがかつて語った言葉と、あなたがたの使徒たちが伝えた、主であり救い主である方の掟を思い出してもらうためです。
 3:3 まず、次のことを知っていなさい。終わりの時には、欲望の赴くままに生活してあざける者たちが現れ、あざけって、
 3:4 こう言います。「主が来るという約束は、いったいどうなったのだ。父たちが死んでこのかた、世の中のことは、天地創造の初めから何一つ変わらないではないか。」
 3:5 彼らがそのように言うのは、次のことを認めようとしないからです。すなわち、天は大昔から存在し、地は神の言葉によって水を元として、また水によってできたのですが、
 3:6 当時の世界は、その水によって洪水に押し流されて滅んでしまいました。
 3:7 しかし、現在の天と地とは、火で滅ぼされるために、同じ御言葉によって取っておかれ、不信心な者たちが裁かれて滅ぼされる日まで、そのままにしておかれるのです。
 3:8 愛する人たち、このことだけは忘れないでほしい。主のもとでは、一日は千年のようで、千年は一日のようです。
 3:9 ある人たちは、遅いと考えているようですが、主は約束の実現を遅らせておられるのではありません。そうではなく、一人も滅びないで皆が悔い改めるようにと、あなたがたのために忍耐しておられるのです。
 3:10 主の日は盗人のようにやって来ます。その日、天は激しい音をたてながら消えうせ、自然界の諸要素は熱に熔け尽くし、地とそこで造り出されたものは暴かれてしまいます。

 

 

 

ナオミは、飢饉を逃れるために夫と共にモアブの地へと移住していた。

住み慣れた故郷を離れ、遠く見知らぬ地で暮らすことの困難さは、誰よりもよく知っていたことであろう。

そのため、夫や子どもをなくし、もはやモアブの地でも暮らしていくこともできなくなり、故郷へ帰ろうとするのであるが、二人の嫁を連れていくことは、自分がモアブに来た時よりも、さらに過酷な生活を強いることになると分かっていたため、離縁して彼らをモアブの地に残して行こうと考えたのであろう。

オルパも最初はナオミに従っていくと言っていたが、やはり、それがどれほど困難なことであるか察していたであろうし、自分にはそれはできないと考え、モアブへ引き返したのであろう。

しかし、ルツはナオミと共に行くと言って引き下がらず、最後までナオミと一緒に生きていくことを選んだのである。

ルツは単にナオミを慕い、ナオミと一緒に生きて行きたいと願っただけでなく「あなたの民はわたしの民、あなたの神はわたしの神」と述べていることから、もはや自分もイスラエルの民の一人であり、まことの神を信じる者であるということを自覚していたということなのであろう。

イスラエルの民ならば、ユダの地へは「移住する」のではなく「帰る」ということになる。

きっと、ルツはナオミと共にユダに帰るという認識をもっていたのであろう。

この後、ルツはボアズの所有する畑で落穂拾いをし、ついに、ボアズの妻となり、そして、ダビデの先祖となっていくのである。

やはり、帰るべきところ、居るべきところに身を置くことは、幸いなことなのだろう。

 

フィリピ3章20節

しかし、わたしたちの本国は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主として来られるのを、わたしたちは待っています。