創世記38章1~26節、詩篇17篇1~9節、使徒24章10~23節 | 聖書日課 デボーションノート

聖書日課 デボーションノート

聖書日課に従って、日々聖書を読んで思わされたことを書き留めています。


聖書本文は日本聖書協会発行の新共同訳聖書を引用しています。

創世記 38:1 そのころ、ユダは兄弟たちと別れて、アドラム人のヒラという人の近くに天幕を張った。
 38:2 ユダはそこで、カナン人のシュアという人の娘を見初めて結婚し、彼女のところに入った。
 38:3 彼女は身ごもり男の子を産んだ。ユダはその子をエルと名付けた。
 38:4 彼女はまた身ごもり男の子を産み、その子をオナンと名付けた。
 38:5 彼女は更にまた男の子を産み、その子をシェラと名付けた。彼女がシェラを産んだとき、ユダはケジブにいた。
 38:6 ユダは長男のエルに、タマルという嫁を迎えたが、
 38:7 ユダの長男エルは主の意に反したので、主は彼を殺された。
 38:8 ユダはオナンに言った。「兄嫁のところに入り、兄弟の義務を果たし、兄のために子孫をのこしなさい。」
 38:9 オナンはその子孫が自分のものとならないのを知っていたので、兄に子孫を与えないように、兄嫁のところに入る度に子種を地面に流した。
 38:10 彼のしたことは主の意に反することであったので、彼もまた殺された。
 38:11 ユダは嫁のタマルに言った。「わたしの息子のシェラが成人するまで、あなたは父上の家で、やもめのまま暮らしていなさい。」それは、シェラもまた兄たちのように死んではいけないと思ったからであった。タマルは自分の父の家に帰って暮らした。
 38:12 かなりの年月がたって、シュアの娘であったユダの妻が死んだ。ユダは喪に服した後、友人のアドラム人ヒラと一緒に、ティムナの羊の毛を切る者のところへ上って行った。
 38:13 ある人がタマルに、「あなたのしゅうとが、羊の毛を切るために、ティムナへやって来ます」と知らせたので、
 38:14 タマルはやもめの着物を脱ぎ、ベールをかぶって身なりを変え、ティムナへ行く途中のエナイムの入り口に座った。シェラが成人したのに、自分がその妻にしてもらえない、と分かったからである。
 38:15 ユダは彼女を見て、顔を隠しているので娼婦だと思った。
 38:16 ユダは、路傍にいる彼女に近寄って、「さあ、あなたの所に入らせてくれ」と言った。彼女が自分の嫁だとは気づかなかったからである。「わたしの所にお入りになるのなら、何をくださいますか」と彼女が言うと、
 38:17 ユダは、「群れの中から子山羊を一匹、送り届けよう」と答えた。しかし彼女は言った。「でも、それを送り届けてくださるまで、保証の品をください。」
 38:18 「どんな保証がいいのか」と言うと、彼女は答えた。「あなたのひもの付いた印章と、持っていらっしゃるその杖です。」ユダはそれを渡し、彼女の所に入った。彼女はこうして、ユダによって身ごもった。
 38:19 彼女はそこを立ち去り、ベールを脱いで、再びやもめの着物を着た。
 38:20 ユダは子山羊を友人のアドラム人の手に託して送り届け、女から保証の品を取り戻そうとしたが、その女は見つからなかった。
 38:21 友人が土地の人々に、「エナイムの路傍にいた神殿娼婦は、どこにいるでしょうか」と尋ねると、人々は、「ここには、神殿娼婦などいたことはありません」と答えた。
 38:22 友人はユダのところに戻って来て言った。「女は見つかりませんでした。それに土地の人々も、『ここには、神殿娼婦などいたことはありません』と言うのです。」
 38:23 ユダは言った。「では、あの品はあの女にそのままやっておこう。さもないと、我々が物笑いの種になるから。とにかく、わたしは子山羊を届けたのだが、女が見つからなかったのだから。」
 38:24 三か月ほどたって、「あなたの嫁タマルは姦淫をし、しかも、姦淫によって身ごもりました」とユダに告げる者があったので、ユダは言った。「あの女を引きずり出して、焼き殺してしまえ。」
 38:25 ところが、引きずり出されようとしたとき、タマルはしゅうとに使いをやって言った。「わたしは、この品々の持ち主によって身ごもったのです。」彼女は続けて言った。「どうか、このひもの付いた印章とこの杖とが、どなたのものか、お調べください。」
 38:26 ユダは調べて言った。「わたしよりも彼女の方が正しい。わたしが彼女を息子のシェラに与えなかったからだ。」ユダは、再びタマルを知ることはなかった。

詩篇 17:1  祈り。ダビデの詩。 主よ、正しい訴えを聞き わたしの叫びに耳を傾け 祈りに耳を向けてください。わたしの唇に欺きはありません。
 17:2 御前からわたしのために裁きを送り出し あなた御自身の目をもって公平に御覧ください。
 17:3 -4あなたはわたしの心を調べ、夜なお尋ね 火をもってわたしを試されますが 汚れた思いは何ひとつ御覧にならないでしょう。わたしの口は人の習いに従うことなく あなたの唇の言葉を守ります。暴力の道を避けて
 17:5 あなたの道をたどり 一歩一歩、揺らぐことなく進みます。
 17:6 あなたを呼び求めます 神よ、わたしに答えてください。わたしに耳を向け、この訴えを聞いてください。
 17:7 慈しみの御業を示してください。あなたを避けどころとする人を 立ち向かう者から 右の御手をもって救ってください。
 17:8 瞳のようにわたしを守り あなたの翼の陰に隠してください。
 17:9 あなたに逆らう者がわたしを虐げ 貪欲な敵がわたしを包囲しています。

使徒 24:10 総督が、発言するように合図したので、パウロは答弁した。「私は、閣下が多年この国民の裁判をつかさどる方であることを、存じ上げておりますので、私自身のことを喜んで弁明いたします。
 24:11 確かめていただけば分かることですが、私が礼拝のためエルサレムに上ってから、まだ十二日しかたっていません。
 24:12 神殿でも会堂でも町の中でも、この私がだれかと論争したり、群衆を扇動したりするのを、だれも見た者はおりません。
 24:13 そして彼らは、私を告発している件に関し、閣下に対して何の証拠も挙げることができません。
 24:14 しかしここで、はっきり申し上げます。私は、彼らが『分派』と呼んでいるこの道に従って、先祖の神を礼拝し、また、律法に則したことと預言者の書に書いてあることを、ことごとく信じています。
 24:15 更に、正しい者も正しくない者もやがて復活するという希望を、神に対して抱いています。この希望は、この人たち自身も同じように抱いております。
 24:16 こういうわけで私は、神に対しても人に対しても、責められることのない良心を絶えず保つように努めています。
 24:17 さて、私は、同胞に救援金を渡すため、また、供え物を献げるために、何年ぶりかで戻って来ました。
 24:18 私が清めの式にあずかってから、神殿で供え物を献げているところを、人に見られたのですが、別に群衆もいませんし、騒動もありませんでした。
 24:19 ただ、アジア州から来た数人のユダヤ人はいました。もし、私を訴えるべき理由があるというのであれば、この人たちこそ閣下のところに出頭して告発すべきだったのです。
 24:20 さもなければ、ここにいる人たち自身が、最高法院に出頭していた私にどんな不正を見つけたか、今言うべきです。
 24:21 彼らの中に立って、『死者の復活のことで、私は今日あなたがたの前で裁判にかけられているのだ』と叫んだだけなのです。」
 24:22 フェリクスは、この道についてかなり詳しく知っていたので、「千人隊長リシアが下って来るのを待って、あなたたちの申し立てに対して判決を下すことにする」と言って裁判を延期した。
 24:23 そして、パウロを監禁するように、百人隊長に命じた。ただし、自由をある程度与え、友人たちが彼の世話をするのを妨げないようにさせた。

 

 

パウロはキリストの復活の証人として、主イエス様がよみがえられ、自分に宣教の使命を与えて下さったことを忠実に担っていた。

もちろん、それ故に、考え方の異なる人たちや彼のことを妬んでいる人達から、いやがらせや迫害を受けることも多かったようであるが、自分が体験したことを偽るわけにはいかないため、多くの困難や試練の中にあっても、淡々と、自分自身が経験したことを宣べ伝えていった。

神に対し、自分自身に対しても忠実に生きた、ということであろう。

そして、そのようなパウロの生き方こそが、彼を偉大な宣教者として知らしめることになっていったのである。

もっとも、パウロ自身は、そういう偉大な宣教者になろうと考えたわけでもなく、ただ、彼らしく忠実に生きただけである。

それが彼の「召し」であった、ということであろう。

こういった宣教者らの生涯を見ていくと、誰も最初から宣教者に召されたと言って、そのことに強くこだわって生きたのではなく、神と自分自身に対して忠実に生きようとした結果、その生涯が宣教に用いられる、というのが実態であり、我々もそういた生き方を続けていくことに専心していけばいいだけのことであろう。

伝道者に召されているとか、自分が務めている職業にこだわるのではなく、ただ淡々と召されたところに従って忠実に生きて行けばそれで良いのだろう。

今日も神様が召された「わたし」を生きていこう。

イエス様の十字架の贖いによって罪ゆるされ、愛された者として生きて行こう。

まずはそれを続けることである。