箴言21章10~16節、詩篇12篇、ルカ20章45節~21章4節 | 聖書日課 デボーションノート

聖書日課 デボーションノート

聖書日課に従って、日々聖書を読んで思わされたことを書き留めています。


聖書本文は日本聖書協会発行の新共同訳聖書を引用しています。

箴言 21:10 神に逆らう者の欲望は悪に注がれ その目は隣人をも憐れまない。
 21:11 不遜な者を罰すれば、浅はかな者は知恵を得る。知恵ある人を目覚めさせるなら 彼は知識を得る。
 21:12 神に従う人は逆らう者の家を識別し 神に逆らう者を災いに落とす。
 21:13 弱い人の叫びに耳を閉ざす者は 自分が呼び求める時が来ても答えは得られない。
 21:14 ひそかに贈り物をしておけば怒りはなだめられ 賄賂をふところに入れてやれば激怒も静まる。
 21:15 裁きを行うことは、神に従う人には喜び 悪を行う者には滅び。
 21:16 目覚めへの道から迷い出た者は死霊の集いに入る。

詩篇 12:1  指揮者によって。第八調。賛歌。ダビデの詩。
 12:2 主よ、お救いください。主の慈しみに生きる人は絶え 人の子らの中から 信仰のある人は消え去りました。
 12:3 人は友に向かって偽りを言い 滑らかな唇、二心をもって話します。
 12:4 主よ、すべて滅ぼしてください 滑らかな唇と威張って語る舌を。
 12:5 彼らは言います。「舌によって力を振るおう。自分の唇は自分のためだ。わたしたちに主人などはない。」
 12:6 主は言われます。「虐げに苦しむ者と 呻いている貧しい者のために 今、わたしは立ち上がり 彼らがあえぎ望む救いを与えよう。」
 12:7 主の仰せは清い。土の炉で七たび練り清めた銀。
 12:8 主よ、あなたはその仰せを守り この代からとこしえに至るまで わたしたちを見守ってくださいます。
 12:9 主に逆らう者は勝手にふるまいます 人の子らの中に 卑しむべきことがもてはやされるこのとき。

ルカ 20:45 民衆が皆聞いているとき、イエスは弟子たちに言われた。
 20:46 「律法学者に気をつけなさい。彼らは長い衣をまとって歩き回りたがり、また、広場で挨拶されること、会堂では上席、宴会では上座に座ることを好む。
 20:47 そして、やもめの家を食い物にし、見せかけの長い祈りをする。このような者たちは、人一倍厳しい裁きを受けることになる。」
 21:1 イエスは目を上げて、金持ちたちが賽銭箱に献金を入れるのを見ておられた。
 21:2 そして、ある貧しいやもめがレプトン銅貨二枚を入れるのを見て、
 21:3 言われた。「確かに言っておくが、この貧しいやもめは、だれよりもたくさん入れた。
 21:4 あの金持ちたちは皆、有り余る中から献金したが、この人は、乏しい中から持っている生活費を全部入れたからである。」

 

 

 

 

この世は非情である。

力や富、権力を持つ者らが、自分たちの欲と都合のために社会のシステムを構築し、貧しい人たちから搾取することで、ますますその富や力を蓄えていく。

努力した者が報われる社会と言えば聞こえはいいが、貧しい人たちにとっては、どんなに努力しても報われないようなシステムが構築されている以上、結局は富める者たちの都合のよい仕組みとなっているだけであろう。

貧しい人や立場の弱い人たちには、最初から努力しても報われないどころか、努力することすらできない世界に生きるしかない。

どうにかならないものかと思うけれども、イエス様はそうした世界に生きる人々に、神の恵みにより、憐れみによって救われる世界があることを示された。

貧しいやもめは、そのことを理解し、イエス様を真の救い主として信じて全てを委ねていったのであろう。

この世を良いものに改善していこうとする努力は尊いものであるとは思うけれども、人間のできることには限界もあるし、たえず罪の力に影響されて、少しずつ、どこかが捻じ曲げられてしまう。

ある程度は主義主張も大切だが、人間のすることはあまり過信しないで、神のなさった救いの約束に心をとめながら、可能な限り誠実な生き方を選んでいきたいものである。