申命記31章14~29節 | 聖書日課 デボーションノート

聖書日課 デボーションノート

聖書日課に従って、日々聖書を読んで思わされたことを書き留めています。


聖書本文は日本聖書協会発行の新共同訳聖書を引用しています。

申命記 31:14 主はモーセに言われた。「あなたの死ぬ日は近づいた。ヨシュアを呼び寄せ、共に臨在の幕屋の中に立ちなさい。わたしは彼に任務を授ける。」モーセがヨシュアと共に臨在の幕屋の中に立つと、
31:15 主は雲の柱のうちに幕屋に現れられた。雲の柱は幕屋の入り口にとどまった。
31:16 主はモーセに言われた。「あなたは間もなく先祖と共に眠る。するとこの民は直ちに、入って行く土地で、その中の外国の神々を求めて姦淫を行い、わたしを捨てて、わたしが民と結んだ契約を破るであろう。
31:17 その日、この民に対してわたしの怒りは燃え、わたしは彼らを捨て、わたしの顔を隠す。民は焼き尽くされることになり、多くの災いと苦難に襲われる。その日民は、『これらの災いに襲われるのは、わたしのうちに神がおられないからではないか』と言う。
31:18 わたしはそれでも、その日、必ずわたしの顔を隠す。彼らが他の神々に向かうことにより行ったすべての悪のゆえである。
31:19 あなたたちは今、次の歌を書き留め、イスラエルの人々に教え、それを彼らの口に置き、この歌をイスラエルの人々に対するわたしの証言としなさい。
31:20 わたしがその先祖に誓った乳と蜜の流れる土地に彼を導き入れるとき、彼は食べて満ち足り、肥え太り、他の神々に向かい、これに仕え、わたしを侮ってわたしの契約を破るであろう。
31:21 そして多くの災いと苦難に襲われるとき、この歌は、その子孫が忘れずに唱え続けることにより、民に対する証言となるであろう。わたしは、わたしが誓った土地へ彼らを導き入れる前から、既に彼らが今日、思い図っていることを知っていたのである。」
31:22 モーセは、その日、この歌を書き記してイスラエルの人々に教えた。
31:23 主はヌンの子ヨシュアに命じて言われた。「強く、また雄々しくあれ。あなたこそ、わたしが彼らに誓った土地にイスラエルの人々を導き入れる者である。わたしはいつもあなたと共にいる。」
31:24 モーセは、この律法の言葉を余すところなく書物に書き終えると、
31:25 主の契約の箱を担ぐレビ人に命じた。
31:26 「この律法の書を取り、あなたたちの神、主の契約の箱の傍らに置き、あなたに対する証言としてそこにあるようにしなさい。
31:27 わたしはあなたがかたくなで背く者であることを知っている。わたしが今日、まだ共に生きているときでさえ、あなたたちは主に背いている。わたしが死んだ後は、なおさらであろう。
31:28 あなたたちの部族の長老と役人をすべてわたしのもとに集めなさい。わたしはこれらの言葉を彼らに語り聞かせ、天と地を彼らに対する証人とする。
31:29 わたしには分かっている。わたしの死んだ後、あなたたちは必ず堕落して、わたしの命じた道からそれる。そして後の日に、災いがあなたたちにふりかかる。あなたたちが主が悪と見なされることを行い、その手の業によって主を怒らせるからである。」

主なる神様は、イスラエルの民が約束の地へ入り、そこで定住生活を始めるようになると、とたんにエジプトから導き出された真の神を忘れ、他の神々を礼拝するようになるだろうことを予見し、モーセと共に主の幕屋に立ったヨシュアに対し、イスラエルの子孫が真の神を忘れることのないよう、厳しく言い聞かせている。
その中で、モーセを通して歌が与えられたということが記されている。
内容については、32章に記されている。
おおよそ、詩篇などに歌われているものの原型となっているような歌であろう。
このような神をたたえる歌、イスラエルを救い出された神の御業を思い起こす歌は、代々イスラエルの子孫に受け継がれていったことと思われる。
その他にも、契約の箱の傍らに律法の書を置き、常にその言葉を民に語り聞かせるよう命じられていたり、真の神を忘れないようにするための工夫が随所に見受けられる。
こういった工夫は、生活の隅々にまで織り込まれていったのであろう。
神を信じ、神を礼拝する人生は、日曜日だけのものではない。
私たちの人生の全てにおいて関わりのある事。
そのことを忘れずに、日常の生活の中で、目に見える所にみ言葉を置き、時には主をたたえる歌を口ずさみつつ、歩んでいきたいものである。