エレミヤ51章1~35節 | 聖書日課 デボーションノート

聖書日課 デボーションノート

聖書日課に従って、日々聖書を読んで思わされたことを書き留めています。


聖書本文は日本聖書協会発行の新共同訳聖書を引用しています。

エレミヤ51:1 主はこう言われる。「わたしはバビロンに対し レブ・カマイ(カルデア)の住民に向かって 滅びの風を巻き起こす。
51:2 わたしはバビロンに外敵を送る。彼らはバビロンをふるいにかけ その国土を裸にする。災いの日に、彼らは四方からバビロンに迫る。」
51:3 弓を射る者に弓を張らせ 鎧を着けて身構えさせよ。バビロンの若者たちを惜しんではならない。その軍をすべて滅ぼし尽くせ。
51:4 カルデア人の国には、殺された者が 路上には、刺された者が倒れる。
51:5 イスラエルとユダは その神、万軍の主に見捨てられてはいない。カルデア人の国には罪が満ちている イスラエルの聖なる方に背いた罪が。
51:6 お前たちはバビロンの中から逃げ おのおの自分の命を救え。バビロンの悪のゆえに滅びるな。今こそ、主が復讐される時 主はバビロンに仇を返される。
51:7 バビロンは主の手にある金の杯 これが全世界を酔わせた。国々はその酒を飲み そのゆえに、国々は狂った。
51:8 にわかに、バビロンは倒れ、砕かれた。バビロンのために嘆け。その傷に乳香を塗れ。いえるかもしれない。
51:9 我々はバビロンをいやそうとした。しかし、いやされはしなかった。バビロンを捨てて、おのおの自分の国へ帰ろう。バビロンの審判は天に達し、雲にまで届いた。
51:10 主は我々の正しさを明らかにされた。さあ、我々はシオンで 我らの神、主の御業を語り告げよう。
51:11 矢を研ぎ澄まし、盾を用意せよ。主はメディアの王たちの霊を奮い起こさせる。バビロンに対する主の定めは滅ぼすこと。これこそ主の復讐 主の神殿の復讐だ。
51:12 バビロンの城壁に向かって旗を立て 見張りを強化せよ。見張りの者を立て、伏兵を置け。主は思い定め、それを実行される バビロンの住民に告げられたことを。
51:13 豊かな水の傍らに住み、財宝に富む者よ。お前の終わりが来た。命の糸は断たれる。
51:14 万軍の主は、御自分にかけて誓われた。「わたしは必ず、いなごの大軍のような人々で お前を満たす。彼らはお前を攻め、叫び声をあげる。」
51:15 御力をもって大地を造り 知恵をもって世界を固く据え 英知をもって天を広げられた方。
51:16 主が御声を発せられると天の大水はどよめく。地の果てから雨雲を湧き上がらせ 稲妻を放って雨を降らせ 風を倉から送り出される。
51:17 人は皆、愚かで知識に達しえない。金細工人は皆、偶像のゆえに辱められる。鋳て造った像は欺きにすぎず 霊を持っていない。
51:18 彼らは空しく、また嘲られるもの。裁きの時が来れば滅びてしまう。
51:19 ヤコブの分である神はこのような方ではない。万物の創造者であり ヤコブはその方の嗣業の民である。その御名は万軍の主。
51:20 お前はわたしの鎚、わたしの武器であった。お前によって、わたしは国々を砕き お前によって、諸王国を滅ぼした。
51:21 お前によって、軍馬と騎兵を砕き お前によって、戦車とその操縦者を砕いた。
51:22 お前によって、男も女も砕き お前によって、老いも若きも砕き お前によって、若者もおとめも砕いた。
51:23 お前によって、羊飼いと群れを砕き お前によって、農夫と耕す牛を砕き お前によって、総督と長官を砕いた。
51:24 しかし、わたしはバビロンと カルデアの全住民に対し お前たちの目の前で報復する。彼らがシオンで行ったあらゆる悪に対してと 主は言われる。
51:25 滅びの山よ、見よ、わたしはお前に立ち向かうと 主は言われる。全世界を滅ぼす者よ わたしは手を伸ばしてお前を捕らえ 断崖から転がして落とし、燃え尽きた山にする。
51:26 お前の石を取って隅の石とする者はないし 土台の石とする者もない。お前はとこしえに荒れ果てたままだと主 は言われる。
51:27 大地に旗を立て、国々で角笛を吹き鳴らせ。バビロンを撃つために国々を聖別し 諸王国を呼び集めよ アララト、ミンニ、そしてアシュケナズを。指揮官を立て、バビロンを攻めよ。群がるいなごのように軍馬を上らせよ。
51:28 バビロンを撃つために、国々を聖別せよ メディアの諸王国を、その総督とすべての長官 また、その支配下の全土を。
51:29 大地は震え、ねじれる。主の定めがバビロンに成就し バビロンの国を人の住まない廃虚とされるから。
51:30 バビロンの勇士たちは戦いをやめ 砦に座り込む。彼らの力はうせ、女のようになる。バビロンの家屋は焼かれ、かんぬきは砕かれる。
51:31 伝令は走って、次の伝令に伝え 使者は次の使者へ取り次ぎ 都が隅々まで占領されたことを バビロンの王に知らせる。
51:32 渡し場は次々と奪われ 沼地の葦は火で焼き払われ 兵士たちはおびえる。
51:33 イスラエルの神、万軍の主はこう言われる。娘バビロンは、麦の打ち場のようだ。今や、彼女は踏みつけられ 間もなく、彼女を取り入れる時が来る。
51:34 バビロンの王ネブカドレツァルは わたしに食いつき、当惑させ 竜のようにわたしを呑み込み わたしのうまい肉で腹を満たし わたしを空の皿のようにして洗い清めた。
51:35 「わたしと、わたしの肉親が受けた暴虐が バビロンの上にふりかかるように」と シオンの女たちは言い 「わたしの血の恨みが カルデアの住民にふりかかるように」と エルサレムは言う。

バビロンは、一時的に神の器として用いられたものの、やがて、その驕りと高慢さの故に神に裁きに屈することとなっていく。

エレミヤ51:7 バビロンは主の手にある金の杯 これが全世界を酔わせた。国々はその酒を飲み そのゆえに、国々は狂った。
51:8 にわかに、バビロンは倒れ、砕かれた。バビロンのために嘆け。その傷に乳香を塗れ。いえるかもしれない。
51:9 我々はバビロンをいやそうとした。しかし、いやされはしなかった。バビロンを捨てて、おのおの自分の国へ帰ろう。バビロンの審判は天に達し、雲にまで届いた。
エレミヤ51:13 豊かな水の傍らに住み、財宝に富む者よ。お前の終わりが来た。命の糸は断たれる。

ここで語られているバビロンは、この時代のバビロンに留まらず、全ての時代の、富と力を頼りとする国々にとっても当てはまることなのかもしれない。
特に、現代の富と権力を振りかざし、自国の利益のみを追い求める全ての国々はまるでバビロンのようでもあろう。
国益と言う言葉を用いれば、あたかも正論を振りかざしているように見えるが、自分だけが豊かであれば良いという自己中心的な発想から出発していることは明らかである。
全世界が富と快楽に酔いしれている時、このようなモノが果たして本当に私たちを癒してくれるのか、何が我々を救い、本当の幸いとは何であるか、考え直すべき時が近づいているのかもしれない。
聖書に語られている事柄を、この当時のこととしてだけで終わらず、今の時代にも当てはまる教訓として、しっかりと耳を傾けていかなければ、と思う。