哀歌3:34 この地の捕われ人をだれかれなく足の下に踏みにじったり
3:35 いと高き神の御前をもはばからずに他人の権利を奪ったり
3:36 申し立てを曲解して裁いたりすれば主は決してそれを見過ごしにはされない。
3:37 誰が「あれ」といってあらしめえようか。主が命じられることではないか。
3:38 災いも、幸いもいと高き神の命令によるものではないか。
3:39 生身の人間が、ひとりひとり自分の過ちについてとやかく言うことはない。
3:40 わたしたちは自らの道を探し求めて主に立ち帰ろう。
3:41 天にいます神に向かって両手を上げ心も挙げて言おう。
3:42 わたしたちは、背き逆らいました。あなたは、お赦しになりませんでした。
3:43 あなたは怒りに包まれて追い迫りわたしたちを打ち殺して容赦なさらない。
3:44 あなたは雲の中に御自分をとざしどんな祈りもさえぎられます。
3:45 わたしたちを塵、芥のようにして諸国の民の中にお見捨てになりました。
3:46 敵は皆、わたしたちに向かって大口を開く。
3:47 恐れとおののきが、騒乱と破壊が、襲いかかる。
3:48 わたしの民の娘は打ち砕かれわたしの目は滝のように涙を流す。
3:49 わたしの目は休むことなく涙を流し続ける。
3:50 主が天から見下ろし目を留めてくださるときまで。
3:51 わたしの都の娘らを見てわたしの目は魂に痛みをもたらす。
3:52 敵はゆえなくわたしを追う鳥を追う狩人のように。
3:53 命を絶とうとわたしを穴に落としその上に石を投げる。
3:54 水はわたしの頭を越えもう最期だとわたしは思った。
3:55 深い穴の底から主よ、わたしは御名を呼びます。
3:56 耳を閉ざさず、この声を聞きわたしを助け、救い出してください。
3:57 呼び求めるわたしに近づき恐れるなと言ってください。
3:58 主よ、生死にかかわるこの争いをわたしに代わって争い、命を贖ってください。
3:59 主よ、わたしになされた不正を見わたしの訴えを取り上げてください。
3:60 わたしに対する悪意を謀のすべてを見てください。
3:61 主よ、わたしに向けられる嘲りと謀のすべてを聞いてください。
3:62 敵対する者の唇、吐く言葉は絶え間なくわたしを責めます。
3:63 御覧ください、彼らは座るにも立つにもわたしを嘲って歌いはやします。
3:64 主よ、その仕業にしたがって彼らを罰してください。
3:65 彼らの上に呪いを注いで彼らの心を頑にしてください。
3:66 主よ、あなたのいます天の下から彼らを追い御怒りによって滅ぼし去ってください。
この世で生きて行くことは、多くの困難がある。
時には、敵に囲まれ、命さえ奪われようとすることもあるだろう。
そんな時、私たちは神に助けを求める。
なぜかと言うと、人は人の命を奪うことはできても、人には人の命を創り出すことはできないから。
命は神にしか宿らせることはできない。
私たちは今、生きている。
それもまた神の恵みのみ業の故。
主よ、我らをお助け下さい。
自らの命をも犠牲にしてまでも、真の命を与えて下さる主。
この方に私たちは祈り求めていく。