ホセア2章1~15節 | 聖書日課 デボーションノート

聖書日課 デボーションノート

聖書日課に従って、日々聖書を読んで思わされたことを書き留めています。


聖書本文は日本聖書協会発行の新共同訳聖書を引用しています。

ホセア2:1 イスラエルの人々は、その数を増し海の砂のようになり量ることも、数えることもできなくなる。彼らは「あなたたちは、ロ・アンミ(わが民でない者)」と言われるかわりに「生ける神の子ら」と言われるようになる。
2:2 ユダの人々とイスラエルの人々はひとつに集められ一人の頭を立てて、その地から上って来る。イズレエルの日は栄光に満たされる。
2:3 あなたたちは兄弟に向かって「アンミ(わが民)」と言え。あなたたちは姉妹に向かってルハマ(憐れまれる者)」と言え。
2:4 告発せよ、お前たちの母を告発せよ。彼女はもはやわたしの妻ではなくわたしは彼女の夫ではない。彼女の顔から淫行を乳房の間から姦淫を取り除かせよ。
2:5 さもなければ、わたしが衣をはぎ取って裸にし生まれた日の姿にして、さらしものにする。また、彼女を荒れ野のように乾いた地のように干上がらせ彼女を渇きで死なせる。
2:6 わたしはその子らを憐れまない。淫行による子らだから。
2:7 その母は淫行にふけり彼らを身ごもった者は恥ずべきことを行った。彼女は言う。「愛人たちについて行こう。パンと水、羊毛と麻オリーブ油と飲み物をくれるのは彼らだ。」
2:8 それゆえ、わたしは彼女の行く道を茨でふさぎ石垣で遮り道を見いだせないようにする。
2:9 彼女は愛人の後を追っても追いつけず尋ね求めても見いだせない。そのとき、彼女は言う。「初めの夫のもとに帰ろうあのときは、今よりも幸せだった」と。
2:10 彼女は知らないのだ。穀物、新しい酒、オリーブ油を与えバアル像を造った金銀を、豊かに得させたのはわたしだということを。
2:11 それゆえ、わたしは刈り入れのときに穀物を取り入れのときに新しい酒を取り戻す。また、彼女の裸を覆っているわたしの羊毛と麻とを奪い取る。
2:12 こうして、彼女の恥を愛人たちの目の前にさらす。この手から彼女を救い出す者はだれもない。
2:13 わたしは彼女の楽しみをすべて絶ち祭り、新月祭、安息日などの祝いをすべてやめさせる。
2:14 また、彼女のぶどうといちじくの園を荒らす。「これは愛人たちの贈り物だ」と彼女は言っているがわたしはそれを茂みに変え野の獣がそれを食い荒らす。
2:15 バアルを祝って過ごした日々についてわたしは彼女を罰する。彼女はバアルに香をたき鼻輪や首飾りで身を飾り愛人の後について行きわたしを忘れ去った、と主は言われる。

1節から3節までは、「あなたたちは、ロ・アンミ(わが民でない者)」と言われていたイスラエルの民が、「生ける神の子」と言われるようになるということが語られている。
本来なら、救われるはずのない者が、神の一方的な憐れみによって救われた者としていただいた恵みを想起させる。
しかし、4節以下では、おまえたちの母を告発せよと命じられ、彼らの淫行の数々に対する神の徹底した裁きが語られるのである。
これは、イスラエルの先祖たちが行ってきた数々の偶像礼拝を指し示すものであろう。
人はなかなか自分の先祖を切り離すことができず、どうしても影響を受けてしまいやすい。
しかしだからと言って、全てのことを鵜呑みにし、先祖たちが行ってきたままを継続して行けば良いということでもない。
先祖たちの苦労によって、今の命があることは、しっかりと感謝しつつ、それでいて、本当の幸いをもたらすものが偶像ではなく、生ける真の神であるということをしっかりと踏まえて、正しい信仰を備えて生きていくことは、とても大切なこと。
だから、私たちは、闇雲に先祖のことを切り捨てるような態度を持つのではなく、先祖のことを尊びはするものの、過った生き方については習うのではなく、正しいものを選び取って行くのであり、きっと先祖も私たちがそのように生きていくことを望んでいるはずだと思う。