列王記上5章1~14節 | 聖書日課 デボーションノート

聖書日課 デボーションノート

聖書日課に従って、日々聖書を読んで思わされたことを書き留めています。


聖書本文は日本聖書協会発行の新共同訳聖書を引用しています。

列王記上5:1 ソロモンは、ユーフラテス川からペリシテ人の地方、更にエジプトとの国境に至るまで、すべての国を支配した。国々はソロモンの在世中、貢ぎ物を納めて彼に服従した。
5:2 ソロモンの得た食糧は、日に上等の小麦粉三十コル、小麦粉六十コル、
5:3 肥えた牛十頭、牧場で飼育した牛二十頭、羊百匹であり、その他、鹿、かもしか、子鹿、肥えた家禽もあった。
5:4 ソロモンはティフサからガザに至るユーフラテス西方の全域とユーフラテス西方の王侯をすべて支配下に置き、国境はどこを見回しても平和であった。
5:5 ソロモンの在世中、ユダとイスラエルの人々は、ダンからベエル・シェバに至るまで、どこでもそれぞれ自分のぶどうの木の下、いちじくの木の下で安らかに暮らした。
5:6 ソロモンは戦車用の馬の厩舎四万と騎兵一万二千を持っていた。
5:7 知事たちは、ソロモン王とソロモン王の食卓に連なるすべての人々のために、それぞれ一か月分の食糧を調達し、何の不足もないようにした。
5:8 彼らは、馬と早馬のための大麦とわらも、それぞれその割り当てに従って所定の場所に納めた。
5:9 神はソロモンに非常に豊かな知恵と洞察力と海辺の砂浜のような広い心をお授けになった。
5:10 ソロモンの知恵は東方のどの人の知恵にも、エジプトのいかなる知恵にもまさった。
5:11 彼はエズラ人エタン、マホルの子らであるヘマン、カルコル、ダルダをしのぐ、最も知恵ある者であり、その名は周りのすべての国々に知れ渡った。
5:12 彼の語った格言は三千、歌は千五首に達した。
5:13 彼が樹木について論じれば、レバノン杉から石垣に生えるヒソプにまで及んだ。彼はまた、獣類、鳥類、爬虫類、魚類についても論じた。
5:14 あらゆる国の民が、ソロモンの知恵をうわさに聞いた全世界の王侯のもとから送られて来て、その知恵に耳を傾けた。

ソロモンの時代の豊かさの理由は、ソロモンの知恵に満ちた政治的采配にあったと言えよう。
しかし、その知恵に満ちた采配は、決して己をおごり高ぶり、利己的な用いられ方をしたのではなく、海辺の砂浜のような広い心を伴うものであったということから、国民一人一人のことを大切にする、愛と憐れみに満ちたものであったことが伺えるのである。
そんな信頼できる指導者のいる国は、自然と平和で豊かな国となるであろう。
やみくもに豊かさだけを追い求め、敵を作るばかりの豊かさは、やがて手痛いしっぺ返しを食らうだけである。
本当の豊かさは、知恵と憐れみに満ちた平和な所にこそもたらされるものであるということを覚えておきたいものである。