ルカ23章~5節 | 聖書日課 デボーションノート

聖書日課 デボーションノート

聖書日課に従って、日々聖書を読んで思わされたことを書き留めています。


聖書本文は日本聖書協会発行の新共同訳聖書を引用しています。

ルカ23:1 そこで、全会衆が立ち上がり、イエスをピラトのもとに連れて行った。
23:2 そして、イエスをこう訴え始めた。「この男はわが民族を惑わし、皇帝に税を納めるのを禁じ、また、自分が王たるメシアだと言っていることが分かりました。」
23:3 そこで、ピラトがイエスに、「お前がユダヤ人の王なのか」と尋問すると、イエスは、「それは、あなたが言っていることです」とお答えになった。
23:4 ピラトは祭司長たちと群衆に、「わたしはこの男に何の罪も見いだせない」と言った。
23:5 しかし彼らは、「この男は、ガリラヤから始めてこの都に至るまで、ユダヤ全土で教えながら、民衆を扇動しているのです」と言い張った。

「お前がユダヤ人の王なのか」とのピラトの問い掛けにも、イエス様は「それは、あなたが言っていることです」とお答えになっている。
兆等や祭司長、律法学者たちの問い掛けのときにも、イエス様は同じように答えておられ、その意図は、いくら本当のことをイエス様が答えても、尋ねる者の心がかたくなで、変わることがないのだから「あなたが言っている通りだ」と答えているのであろう。

人はかたくなである。
かたくなに、自分の捉えかた、自分の考え、自分の思いが正しいと思う。
しかし、真実は一つであり、それを正しく受け止める事ができるかどうか、心を素のままにして聖書の御言葉に聞いていくしかない。
所詮、長くても数十年しか生きていない人間が、どれだけ正しい判断ができるというのだろう。

聖書に記されている一字一句を、まず、そのまま読んでみる。
そして、まずは、それが真実であるという前提で言葉の意味を考えてみる。
そうすれば、きっと、イエス様は「あなたが言っていることです」とはお答えにはならず、「わたしが言っていることです」と語りかけてくださることだろう。