エレミヤ23章9~17節 | 聖書日課 デボーションノート

聖書日課 デボーションノート

聖書日課に従って、日々聖書を読んで思わされたことを書き留めています。


聖書本文は日本聖書協会発行の新共同訳聖書を引用しています。

エレミヤ23:9 預言者たちについて。わたしの心臓はわたしのうちに破れ骨はすべて力を失った。わたしは酔いどれのように酒にのまれた男のようになった。それは、主のゆえその聖なる言葉のゆえである。
23:10 姦淫する者がこの国に満ちている。国土は呪われて喪に服し荒れ野の牧場も干上がる。彼らは悪の道を走り不正にその力を使う。
23:11 預言者も祭司も汚れ神殿の中でさえわたしは彼らの悪を見たと主は言われる。
23:12 それゆえ、彼らの道はすべる岩のようになり彼らは暗闇の中を追われて倒れる。わたしが彼らに災いを彼らを罰する年を臨ませるからだと主は言われる。
23:13 わたしは、サマリアの預言者たちにあるまじき行いを見た。彼らはバアルによって預言しわが民イスラエルを迷わせた。
23:14 わたしは、エルサレムの預言者たちの間におぞましいことを見た。姦淫を行い、偽りに歩むことである。彼らは悪を行う者の手を強めだれひとり悪から離れられない。彼らは皆、わたしにとってソドムのよう彼らと共にいる者はゴモラのようだ。
23:15 それゆえ、万軍の主は預言者たちについてこう言われる。見よ、わたしは彼らに苦よもぎを食べさせ毒の水を飲ませる。エルサレムの預言者たちから汚れが国中に広がったからだ。
23:16 万軍の主はこう言われる。お前たちに預言する預言者たちの言葉を聞いてはならない。彼らはお前たちに空しい望みを抱かせ主の口の言葉ではなく、自分の心の幻を語る。
23:17 わたしを侮る者たちに向かって彼らは常に言う。「平和があなたたちに臨むと主が語られた」と。また、かたくなな心のままに歩む者に向かって「災いがあなたたちに来ることはない」と言う。

神の御言葉を取り次ぐはずの預言者が、姦淫を行い、賄賂によって御言葉が捻じ曲げられていく。
人間が罪深い存在である限り、いつの時代でも同様なことは起こる。
しかし、だからと言って、全ての預言者が同じであるとは限らない。
御言葉にとらえられ、聖霊に従って生きる者も、いつに時代にも立てられる。
神の御言葉が誤り無く正しく語られるところ、それが教会である。
誤り無く正しく語られているかどうかは、聖書に照らし合わせるしか方法はない。
だから、一人一人が聖書に親しく聞くことが何より重要である。
語られた言葉が、書かれた言葉と等しい事を語り、霊が励ましと慰めを受けるとき、そこに聖霊は必ず働いている。
聖霊は、語る者のみならず、聞く者の心にも働いているのだから。