エレミヤ14章1~16節 | 聖書日課 デボーションノート

聖書日課 デボーションノート

聖書日課に従って、日々聖書を読んで思わされたことを書き留めています。


聖書本文は日本聖書協会発行の新共同訳聖書を引用しています。

エレミヤ14:1 干ばつに見舞われたとき、主の言葉がエレミヤに臨んだ。
14:2 ユダは渇き、町々の城門は衰える。人々は地に伏して嘆きエルサレムは叫びをあげる。
14:3 貴族は水を求めて、召し使いを送る。彼らが貯水池に来ても、水がないので空の水がめを持ちうろたえ、失望し、頭を覆って帰る。
14:4 地には雨が降らず大地はひび割れる。農夫はうろたえ、頭を覆う。
14:5 青草がないので野の雌鹿は子を産んでも捨てる。
14:6 草が生えないので野ろばは裸の山の上に立ち山犬のようにあえぎ、目はかすむ。
14:7 我々の罪が我々自身を告発しています。主よ、御名にふさわしく行ってください。我々の背信は大きくあなたに対して罪を犯しました。
14:8 イスラエルの希望、苦難のときの救い主よ。なぜあなたは、この地に身を寄せている人宿を求める旅人のようになっておられるのか。
14:9 なぜあなたは、とまどい人を救いえない勇士のようになっておられるのか。主よ、あなたは我々の中におられます。我々は御名によって呼ばれています。我々を見捨てないでください。
14:10 主はこの民についてこう言われる。「彼らはさまようことを好み、足を慎もうとしない。」主は彼らを喜ばれず、今や、その罪に御心を留め、咎を罰せられる。
14:11 主はわたしに言われた。「この民のために祈り、幸いを求めてはならない。
14:12 彼らが断食しても、わたしは彼らの叫びを聞かない。彼らが焼き尽くす献げ物や穀物の献げ物をささげても、わたしは喜ばない。わたしは剣と、飢饉と、疫病によって、彼らを滅ぼし尽くす。」
14:13 わたしは言った。「わが主なる神よ、預言者たちは彼らに向かって言っています。『お前たちは剣を見ることはなく、飢饉がお前たちに臨むこともない。わたしは確かな平和を、このところでお前たちに与える』と。」
14:14 主はわたしに言われた。「預言者たちは、わたしの名において偽りの預言をしている。わたしは彼らを遣わしてはいない。彼らを任命したことも、彼らに言葉を託したこともない。彼らは偽りの幻、むなしい呪術、欺く心によってお前たちに預言しているのだ。」
14:15 それゆえ、主は預言者についてこう言われる。「彼らはわたしの名によって預言しているが、わたしは彼らを遣わしてはいない。彼らは剣も飢饉もこの国に臨むことはないと言っているが、これらの預言者自身が剣と飢饉によって滅びる。
14:16 彼らが預言を聞かせている民は、飢饉と剣に遭い、葬る者もなくエルサレムの巷に投げ捨てられる、彼らも、その妻、息子、娘もすべて。こうして、わたしは彼らの悪を、彼ら自身の上に注ぐ。」

生きるのに必要なもの。
今の時代では見えにくくなっていはいるが、何時の時代にも、命を潤す水は必要不可欠なものである。
特に、日本のような穏やかな気候なら、水不足はそれほど深刻な状況に至るほどではないかもしれないが、イスラエルのような普段から乾燥した地域では、まさに死活問題である。
そのような生死を分けるかもしれないような干ばつの最中にあってもなお、イスラエルは主なる神のもとに立ち返ろうとはしなかったのである。
まさに「彼らはさまようことを好み、足を慎もうとしない」ような状態だったのであろう。
そんなイスラエルの民を導いていたのは、偽りの預言者たちであった。
彼らは、偽りの神の言葉を語り、偶像の神々をますます慕い続けていくならば、あたかも平安が訪れるかのように民に語りかけていたのであろう。
しかし、その実態は、預言者に対する寄進であったり、いわゆる貴族のような上流階級の者たちが平穏に暮らせるような仕組みを整えるためだけに偽りが語られていたのであろう。
とある国の指導者が、自分たちの私腹を肥やすために、国政を牛耳っているようなものかもしれない。
あるいは、日本の国の政治家や官僚といった人たちも、根っこは同じなのかもしれない。
そのような偽りを語る預言者らの統治する国家に、真の平安は訪れるはずもない。
あるのは滅びのみであろう。
そんな時代だから、聖書の真実の預言者の言葉に耳を傾ける必要がある。
たとえ貧しくても、辛くとも、本当の幸いとは何か、救いとは何か、真摯に御言葉に向き合い、主の約束された救いの約束にのみ真の平安があることを見続けていたいものである。