士師記9章6~20節 | 聖書日課 デボーションノート

聖書日課 デボーションノート

聖書日課に従って、日々聖書を読んで思わされたことを書き留めています。


聖書本文は日本聖書協会発行の新共同訳聖書を引用しています。

士師記9:6 それで、シェケムの者とベテ・ミロの者はみな集まり、出かけて行って、シェケムにある石の柱のそばの樫の木のところで、アビメレクを王とした。
9:7 このことがヨタムに告げられたとき、彼は行って、ゲリジム山の頂上に立ち、声を張り上げ、彼らに叫んで言った。「シェケムの者たち。私に聞け。そうすれば神はあなたがたに聞いてくださろう。
9:8 木々が自分たちの王を立てて油をそそごうと出かけた。彼らはオリーブの木に言った。『私たちの王となってください。』
9:9 すると、オリーブの木は彼らに言った。『私は神と人とをあがめるために使われる私の油を捨て置いて、木々の上にそよぐために出かけなければならないだろうか。』
9:10 ついで、木々はいちじくの木に言った。『来て、私たちの王となってください。』
9:11 しかし、いちじくの木は彼らに言った。『私は、私の甘みと私の良い実を捨て置いて、木々の上にそよぐために出かけなければならないだろうか。』
9:12 それから、木々はぶどうの木に言った。『来て、私たちの王となってください。』
9:13 しかし、ぶどうの木は彼らに言った。『私は、神と人とを喜ばせる私の新しいぶどう酒を捨て置いて、木々の上にそよぐために出かけなければならないだろうか。』
9:14 そこで、すべての木がいばらに言った。『来て、私たちの王となってください。』
9:15 すると、いばらは木々に言った。『もしあなたがたがまことをもって私に油をそそぎ、あなたがたの王とするなら、来て、私の陰に身を避けよ。そうでなければ、いばらから火が出て、レバノンの杉の木を焼き尽くそう。』
9:16 今、あなたがたはまことと真心をもって行動して、アビメレクを王にしたのか。あなたがたはエルバアルとその家族とを、ねんごろに取り扱い、彼のてがらに報いたのか。
9:17 私の父は、あなたがたのために戦い、自分のいのちをかけて、あなたがたをミデヤン人の手から助け出したのだ。

エルバアルの末子ヨタムは、イスラエルの民がアビメレクを王としたことを、神に対する真実さを持ってなされたことではないことをこのようなたとえを持って批判しています。
それは、まるで、オリーブにも、いちじくにも、ぶどうにも断られ、仕方なく茨に頼んだ結果、災いがもたらされるかのように、一時的なその場しのぎの行動を厳しく戒めていると言えるのです。

私たちの行動も、本当にそれが神に対する真実な行動の現れであるかどうか、よく考え、吟味していくことが大切です。
そうでなければ、必ずどこかに私たち人間の浅はかな欲望の影響を受け、真実な行動がねじ曲げられていくことでしょう。
常に神の前に立ち、真実な歩みを続けて行く事ができますように。