士師記8章1~9節 | 聖書日課 デボーションノート

聖書日課 デボーションノート

聖書日課に従って、日々聖書を読んで思わされたことを書き留めています。


聖書本文は日本聖書協会発行の新共同訳聖書を引用しています。

士師記8:1 エフライムの人々はギデオンに、「あなたはミディアンとの戦いに行くとき、わたしたちを呼ばなかったが、それはどういうことか」と言って、激しく彼を責めた。
8:2 ギデオンは答えた。「あなたたちと比べて、わたしが特に何をしたというのか。エフライムに残ったぶどうは、アビエゼルが取ったぶどうよりも良かったではないか。
8:3 神はミディアンの将軍オレブとゼエブをあなたたちの手に、お渡しになったのだ。あなたたちと比べて、わたしに特に何ができたというのか。」彼がこう語ったので、彼らの憤りは和らいだ。
8:4 ギデオンはヨルダン川に着き、彼の率いる三百人と共に川を渡った。疲れきっていたが、彼らはなお追撃した。
8:5 彼はスコトの人々に言った。「わたしに従ってきた民にパンを恵んでいただきたい。彼らは疲れきっている。わたしはミディアンの王ゼバとツァルムナを追っているところだ。」
8:6 しかし、スコトの指導者たちは、「わたしたちがあなたの軍隊にパンを与えなければならないと言うからには、ゼバとツァルムナの手首を既に捕らえているのか」と言った。
8:7 ギデオンは、「そうか。それなら主がゼバとツァルムナをわたしの手にお渡しになるとき、わたしは、お前たちのその身を荒れ野の茨ととげで打ちのめす」と言った。
8:8 彼はそこからペヌエルに上って、同じことを要求したが、ペヌエルの人々もスコトの人々と同様の答えをした。
8:9 そこで彼は、ペヌエルの人々にもこう言った。「わたしが無事に帰って来たなら、この塔を倒す。」

よき理解者、協力者を得ることは、働きを進めていく上で、大きな力となる。
しかし、必ずしもそうならない場合もある。
かえって妨げとなったり、協力してもらわないほうが良い結果を得ることがある。
ギデオンの場合、そうだったのかもしれない。

働き人は孤独である。
しかし、それだけ、純粋に神の助けを求めることができる。
神だけは、決して見捨てないお方。
何よりも、この方の助けを必要とする歩みを進めていきたいものである。