ローマ13:8 互いに愛し合うことのほかは、だれに対しても借りがあってはなりません。人を愛する者は、律法を全うしているのです。
13:9 「姦淫するな、殺すな、盗むな、むさぼるな」、そのほかどんな掟があっても、「隣人を自分のように愛しなさい」という言葉に要約されます。
13:10 愛は隣人に悪を行いません。だから、愛は律法を全うするものです。
パウロの神学は、主イエス・キリストの救いを信じる信仰によって救われるものであるという「恵み」が強調されたものであると言われることが多く、時に、主イエス様ご自身が説かれた「愛の勧め」とは、若干異なっているのでは、と言われることもある。
確かにパウロはイエス様が山上で説教された時、そこにいて直接イエス様の教えを聞いたわけではないかもしれない。
しかし、このようなローマの信徒への手紙の箇所を見る限り、決してパウロの神学がイエス様の教えとかけ離れているものであるとは言えない。
やはり、聖書は一貫して、主イエス・キリストの恵みによる救いを主張し、その恵みによって救われた者が、神のものとして、御心に適う生き方に進んでいくべきことが求められていると言えよう。
ヨハネ13:34 あなたがたに新しい掟を与える。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。
イエス様ほどの大きな愛とはいかないまでも、私たちは互いの立場を尊重し、できる限り助け合い、励ましあい、慰めあっていくとき、そこに神の国が到来していることを思う。