申命記13:7 同じ母の子である兄弟、息子、娘、愛する妻、あるいは親友に、「あなたも先祖も知らなかった他の神々に従い、これに仕えようではないか」とひそかに誘われても、
13:8 その神々が近隣諸国の民の神々であっても、地の果てから果てに至る遠い国々の神々であっても、
13:9 誘惑する者に同調して耳を貸したり、憐れみの目を注いで同情したり、かばったりしてはならない。
13:10 このような者は必ず殺さねばならない。彼を殺すには、まずあなたが手を下し、次に、民が皆それに続く。
13:11 あなたをエジプトの国、奴隷の家から導き出したあなたの神、主から離して迷わせようとしたのだから、彼を石で打ち殺さねばならない。
13:12 全イスラエルはこれを聞いて、恐れを抱き、あなたの中でこのような悪事は二度と繰り返されることはないであろう。
13:13 あなたの神、主があなたに与えて住まわせるどこかの町のうわさとして、
13:14 あなたの中からならず者が現れて、「お前たちの知らなかった他の神々に従い、これに仕えようではないか」と言って、その町の住民を迷わせているということを聞いたならば、
13:15 それを尋ね、探り、よく問いたださねばならない。それが確かな事実であり、そのようないとうべきことがあなたたちの中で行われたのであれば、
13:16 その町の住民を剣にかけて殺し、町もそこにあるすべてのものも滅ぼし尽くし、家畜も剣にかけねばならない。
13:17 分捕り品をすべて広場の中央に集め、分捕り品もろとも町全体を焼き払い、あなたの神、主に対する完全に燃やし尽くす献げ物としなければならない。その町はとこしえに廃虚の丘となって、再び建てられることはない。
13:18 主が激しい怒りをやめ、あなたに憐れみを垂れ、先祖たちに誓われたとおり、憐れみをもってあなたの数を増やされるように、その滅ぼし尽くすべきものは何一つ手もとにとどめてはならない。
13:19 あなたの神、主の御声に聞き従い、わたしが今日命じるすべての戒めを守り、あなたの神、主が正しいと見なされることを行いなさい。
身内の者というのは、意外にやっかいな存在である。
特に、子どもの頃からずっと共に過ごしてきた親や兄弟などは、なにかにつけて、影響が大きく、後から家族になった夫や妻子、親戚などよりも、血のつながりが濃いだけに、これを粗末に扱うことは難しいのだ。
しかし、だからこそ、よくよく吟味して、彼らが主張していることの真意を確かめ、正しいことは正しい、間違っていることは間違っていると、はっきりと態度を示していくことは、案外大切なことなのかもしれない。
家族だから甘えてしまいやすいが、家族だからこそ、時に厳しい態度をもって接することも必要なのかもしれない。
神の家族も同じことが言えるのだろう。
神の家族においても、真実の神様に目を向けて歩むことができるよう、時に厳しく、時に親しく、公正に接していきたいものだ。