詩篇83篇 | 聖書日課 デボーションノート

聖書日課 デボーションノート

聖書日課に従って、日々聖書を読んで思わされたことを書き留めています。


聖書本文は日本聖書協会発行の新共同訳聖書を引用しています。

詩篇83:2 神よ、沈黙しないでください。黙していないでください。静まっていないでください。
83:3 御覧ください、敵が騒ぎ立っています。あなたを憎む者は頭を上げています。
83:4 あなたの民に対して巧みな謀をめぐらし あなたの秘蔵の民に対して共謀しています。
83:5 彼らは言います 「あの民を国々の間から断とう。イスラエルの名が 再び思い起こされることのないように」と。

イスラエルの民は、常に周囲の民から敵対されていました。
しかし、イスラエルの民に憎まれるような理由はなかったことと思われます。
強い信仰を持ち、神に祝福されたイスラエル。それゆえ妬まれる事があったのかもしれません。
おおよそ、この地上において、敵対関係になる理由というのは、その民の持つ富に対する欲望であったりします。いつの時代にも「妬み」という心は、民族同士の争いにまで発展する可能性を持った、十分に恐ろしい動機であると言えると思います。
一方で、妬まれる側の者にとっては、たまったものではありません。自分が何か悪いことをしたわけではなく、せっせと働いて、富を所有するようになった場合でも妬みの対象となったりします。
そんな時、つい、妬む側の人間を裁いたりしてしまうのですが、このような「妬み」の心は、どんな人間でも同じように持つものだけに、簡単に「あの人は悪い人だ」と片付けてしまうことの出来ない場合もあるでしょう。
そんな時、次のような御言葉を思い起こします。

エペソ6:12 わたしたちの戦いは、血肉を相手にするものではなく、支配と権威、暗闇の世界の支配者、天にいる悪の諸霊を相手にするものなのです。

全ての人は、神様が愛し、救いたいと願っておられる対象です。
そして、それは、この私と同じ罪を持ち、たまたま私は先に救われているというだけなのです。
私たちの敵とは何物なのか。
そこをはっきりと見極め、祈りによる戦いを続けていきたいものです。