創世記47章 | 聖書日課 デボーションノート

聖書日課 デボーションノート

聖書日課に従って、日々聖書を読んで思わされたことを書き留めています。


聖書本文は日本聖書協会発行の新共同訳聖書を引用しています。

創世記47:13 飢饉が極めて激しく、世界中に食糧がなくなった。エジプトの国でも、カナン地方でも、人々は飢饉のために苦しみあえいだ。
47:14 ヨセフは、エジプトの国とカナン地方の人々が穀物の代金として支払った銀をすべて集め、それをファラオの宮廷に納めた。
47:15 エジプトの国にもカナン地方にも、銀が尽き果てると、エジプト人は皆、ヨセフのところにやって来て、「食べる物をください。あなたさまは、わたしどもを見殺しになさるおつもりですか。銀はなくなってしまいました」と言った。
47:16 ヨセフは答えた。「家畜を連れて来なさい。もし銀がなくなったのなら、家畜と引き換えに与えよう。」
47:17 人々が家畜をヨセフのところに連れて来ると、ヨセフは、馬や、羊や牛の群れや、ろばと引き換えに食糧を与えた。ヨセフはこうして、その年、すべての家畜と引き換えに人々に食糧を分け与えた。
47:18 その年も終わり、次の年になると、人々はまたヨセフのところに来て、言った。「御主君には、何もかも隠さずに申し上げます。銀はすっかりなくなり、家畜の群れも御主君のものとなって、御覧のように残っているのは、わたしどもの体と農地だけです。
47:19 どうしてあなたさまの前で、わたしどもと農地が滅んでしまってよいでしょうか。食糧と引き換えに、わたしどもと土地を買い上げてください。わたしどもは農地とともに、ファラオの奴隷になります。種をお与えください。そうすれば、わたしどもは死なずに生きることができ、農地も荒れ果てないでしょう。」
47:20 ヨセフは、エジプト中のすべての農地をファラオのために買い上げた。飢饉が激しくなったので、エジプト人は皆自分の畑を売ったからである。土地はこうして、ファラオのものとなった。

エジプトにおける飢饉は、ますます厳しくなり、ついに、エジプトの民は、ヨセフのもとにきて、彼らの家畜や農地と引き換えに、食料を得ることになってしまいました。
しかし、ヨセフが民から買い取った家畜や農地は、すべて、エジプトの王ファラオのものであり、ヨセフは、あくまでファラオの財産を管理することと、エジプトの民の命を永らえさせることだけに心を留めていたのでしょう。
こうして、エジプトの王ファラオは、エジプト全土の土地を手に入れるわけですが、ヨセフは、かれらにその土地を貸し与え、収穫の5分の1をファラオに治めるように命じます。5分の1と言えば、かなり大きな価になることでしょう。10分の1でも結構な価になるというのに、その2倍ですから、民にとっては、大きな負担であったことだろうと思います。
しかし、民にしてみれば、自分たちの命を救っていただいた恩人のためならば、たとえそれが大きな負担であったとしても、喜んで捧げようという気になったことでしょう。

私たちが神様に捧げものをお捧げするのも、このような心持ちで捧げれば、たとえそれが5分の1であったとしても、惜しいとは思わないのかもしれません。本来なら、滅びの中にあったものが、王の計らいによって、命を救って頂いたのですから。
そう考えると、王のために、そして、民の命を救うために、自分の利益など一向に顧みることなく、忠実に務めを全うして行ったヨセフの姿は、私たちのために十字架で死なれ、今も尚とりなして下さる主イエス様のお姿そのものなのだなあと思わされます。
そのイエス様のおかげで命を救っていただいたことに感謝し、主の畑で感謝して働き、精一杯の感謝の捧げ物をお捧げしていきたいものです。