創世記8:5 水はますます減って第十の月になり、第十の月の一日には山々の頂が現れた。
8:6 四十日たって、ノアは自分が造った箱舟の窓を開き、
8:7 烏を放した。烏は飛び立ったが、地上の水が乾くのを待って、出たり入ったりした。
8:8 ノアは鳩を彼のもとから放して、地の面から水がひいたかどうかを確かめようとした。
8:9 しかし、鳩は止まる所が見つからなかったので、箱舟のノアのもとに帰って来た。水がまだ全地の面を覆っていたからである。ノアは手を差し伸べて鳩を捕らえ、箱舟の自分のもとに戻した。
8:10 更に七日待って、彼は再び鳩を箱舟から放した。
8:11 鳩は夕方になってノアのもとに帰って来た。見よ、鳩はくちばしにオリーブの葉をくわえていた。ノアは水が地上からひいたことを知った。
ノアは、大洪水の後、地から水が引いたか確かめるため、最初に烏を、そして、次に鳩を放ったということが記されています。
鳩と言えば、駅や公園などでよく見かける鳩(ドバト)を想像される方が多いかもしれませんが、あの鳩は、人間の手によって作り出された家禽(卵や肉食用)の一種で、当然、ノアの時代には存在しなかった種類であると言えます。
ただ、大洪水の後、神様がノアに対して、地上の動物たちが地に増え広がり、安心して暮らせるように管理するよう命じられたことから、この御言葉に従って地上の動物たちが増え広がっていった結果として、あの鳩の存在を思う時、神様の祝福の約束の言葉を味わうことができるのではないでしょうか。
創世記8:15 神はノアに仰せになった。
8:16 「さあ、あなたもあなたの妻も、息子も嫁も、皆一緒に箱舟から出なさい。
8:17 すべて肉なるもののうちからあなたのもとに来たすべての動物、鳥も家畜も地を這うものも一緒に連れ出し、地に群がり、地上で子を産み、増えるようにしなさい。」
最近、都市部の公園などでは、鳩が増えすぎて困っているというニュースを聞くこともありますが、増えすぎないように管理するのも人間の務め。バランスの取れた生態系が維持できるよう、公園に食べ残しを捨てていかないなど、私たちにもできることがあるはずです。
自然のバランスを考慮しながら、神様が創られた創造世界の命の営みの素晴らしさを思う。そんな毎日が過ごせるように、神様からの恵みを感謝しつつ、命ある生き物を大切に養ってあげたいものです。