ヨシュア記23章1~16節、詩篇119篇73~80節、ルカ10章13~16節 | 聖書日課 デボーションノート

聖書日課 デボーションノート

聖書日課に従って、日々聖書を読んで思わされたことを書き留めています。


聖書本文は日本聖書協会発行の新共同訳聖書を引用しています。

ヨシュア記 23:1 主が周囲のすべての敵を退け、イスラエルに安住の地を与えてから長い年月が流れ、ヨシュアは多くの日を重ね、老人となった。
23:2 ヨシュアは、長老、長、裁判人、役人を含む全イスラエルを呼び寄せて、言った。「わたしは年を重ね、老人となった。
23:3 あなたたちの神、主があなたたちのために、これらすべての国々に行われたことを、ことごとく、あなたたちは見てきた。あなたたちの神、主は御自らあなたたちのために戦ってくださった。
23:4 見よ、わたしはヨルダン川から、太陽の沈む大海に至る全域、すなわち未征服の国々も、既に征服した国々もことごとく、くじによってあなたたち各部族の嗣業の土地として分け与えた。
23:5 あなたたちの神、主は、御自ら彼らをあなたたちのために押しのけ、あなたたちのために追い出される。あなたたちの神、主の約束されたとおり、あなたたちは彼らの土地を占領するであろう。
23:6 だから、右にも左にもそれることなく、モーセの教えの書に書かれていることをことごとく忠実に守りなさい。
23:7 あなたたちのうちに今なお残っているこれらの国民と交わり、その神々の名を唱えたり、誓ったりしてはならない。それらにひれ伏し拝んではならない。
23:8 今日までしてきたように、ただあなたたちの神、主を固く信頼せよ。
23:9 主が強大な国々をあなたたちのために追い払ってくださったから、あなたたちの行く手に立ちはだかる者は、今日まで一人もなかった。
23:10 あなたたちは一人で千人を追い払える。あなたたちの神、主が約束されたとおり御自らあなたたちのために戦ってくださるからである。
23:11 だから、あなたたちも心を込めて、あなたたちの神、主を愛しなさい。
23:12 しかし、もしあなたたちが背いて離れ去り、あなたたちのうちに残っているこれらの国民となれ親しんで、婚姻関係を結び、向こうに行ったり、こちらに迎えたりするなら、
23:13 あなたたちの神、主がもはや、これらの国民を追い払われないことを覚悟しなさい。彼らはあなたたちの罠となり、落とし穴となり、脇腹を打つ鞭、目に突き刺さるとげとなり、あなたたちは、あなたたちの神、主が与えられたこの良い土地から滅びうせる。
23:14 わたしは今、この世のすべての者がたどるべき道を行こうとしている。あなたたちは心を尽くし、魂を尽くしてわきまえ知らねばならない。あなたたちの神、主があなたたちに約束されたすべての良いことは、何一つたがうことはなかった。何一つたがうことなく、すべてあなたたちに実現した。
23:15 あなたたちの神、主が約束された良いことがすべて、あなたたちに実現したように、主はまた、あらゆる災いをあなたたちにくだして、主があなたたちに与えられたこの良い土地からあなたたちを滅ぼされる。
23:16 もし、あなたたちの神、主が命じられた契約を破り、他の神々に従い、仕え、これにひれ伏すなら、主の怒りが燃え上がり、あなたたちは与えられた良い土地から、速やかに滅び去る。」

詩篇 119:73 御手がわたしを造り、固く立ててくださいました。あなたの戒めを理解させ、学ばせてください。
119:74 あなたを畏れる人はわたしを見て喜びます。わたしが御言葉を待ち望んでいるからです。
119:75 主よ、あなたの裁きが正しいことを わたしは知っています。わたしを苦しめられたのは あなたのまことのゆえです。
119:76 あなたの慈しみをもって わたしを力づけてください あなたの僕への仰せのとおりに。
119:77 御憐れみがわたしに届き 命を得させてくださいますように。あなたの律法はわたしの楽しみです。
119:78 わたしを偽りによって迷わせた傲慢な者が 恥に落とされますように。わたしはあなたの命令に心を砕きます。
119:79 あなたを畏れる人、あなたの定めを知る人が わたしのもとに立ち帰りますように。
119:80 わたしの心があなたの掟に照らして 無垢でありますように。そうすればわたしは恥じることがないでしょう。

ルカ 10:13 「コラジン、お前は不幸だ。ベトサイダ、お前は不幸だ。お前たちのところでなされた奇跡がティルスやシドンで行われていれば、これらの町はとうの昔に粗布をまとい、灰の中に座って悔い改めたにちがいない。
10:14 しかし、裁きの時には、お前たちよりまだティルスやシドンの方が軽い罰で済む。
10:15 また、カファルナウム、お前は、天にまで上げられるとでも思っているのか。陰府にまで落とされるのだ。
10:16 あなたがたに耳を傾ける者は、わたしに耳を傾け、あなたがたを拒む者は、わたしを拒むのである。わたしを拒む者は、わたしを遣わされた方を拒むのである。」



聖書において、土地やそこに住む民族、国家といった事柄について語られている事を読む時、それらが一体何を語ろうとしているのかということを理解する上では多少注意が必要であろう。
確かに神はイスラエルの民をカナンの地へと導かれ、そこに住んでいた者たちを追い払うよう命じられた。
しかし、それゆえに、いつの時代でも、どんな民族でも、真の神を信じない者は全て滅ぼしてよいということではないだろう。
むしろ反対に、神は全ての人を救おうと願っておられることを思う時、聖書に語られている歴史の背後にあるメッセージを適切に汲み取っていく必要があるだろうと思う。
神が望んでおられることは、領土の奪い合いや戦争などではなく、人間一人一人の心の問題なのではないだろうか。
イスラエルの民がかつてカナンの地へと進んで行き、偶像の神々を信じる人たちを退けていったことは、今の私たちの心の中で起きる戦いに当てはめて考えるべきなのだろう。
すなわち、敵は外にいる他の誰かではなく、自分の中にいる邪悪な自分なのだ。
自分の心の多くを占領している罪の性質、以下に撃退し、聖なる神の支配下に置いていくことができるか、そういう戦いこそが本当の聖なる戦いなのだろう。

マタイ22:36 「先生、律法の中で、どの掟が最も重要でしょうか。」
22:37 イエスは言われた。「『心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』
22:38 これが最も重要な第一の掟である。
22:39 第二も、これと同じように重要である。『隣人を自分のように愛しなさい。』
22:40 律法全体と預言者は、この二つの掟に基づいている。」

ここに語られている「心を尽くし」という言葉は、心をフルに満タンに、といった意味合いの言葉であり、心の中の全ての領域を神に支配していただけるようにすることが求められているの出会って、自分の力を百パーセント発揮して神を愛せよ、というのとは実は全く反対のことを示していると言える。
自分の心を全て神の恵みで満たして頂くのだ。
そもそも私に何の力も義もないのだ。
そこに、恵みと慈しみに満ちた神に全てを明け渡し、住んでいただき、動かしてもらう、そういう生き方が求められているのだろう。
聖なる戦いは、私の心の中にある。
聖なる神の支配領域が、私の心の全てに拡がっていきますように。