先ほどの the apartment のブログ
http://ameblo.jp/table-coordinate/entry-10190692615.html
にて、ロマーノ・レヴィ氏のグラッパについて少し触れましたが、
もう少し書いておきたいと思います
『世界にたったひとつの至宝のグラッパ』
『天使のようなグラッパ職人』
・・・・
そう称される、イタリア最高のグラッパ職人
ロマーノ・レヴィ氏が、一本一本丹精こめて
作ったグラッパ
今ではイタリアにもほとんど無い「直火蒸留器」
と言うものを使用して、頑固なまでに昔からの造り
にこだわり、自家蒸留を行い作っているそうです
そして、そのボトルのラベルは、
その日出荷する分だけを、氏が自ら手書きするため、
醸造所の前には、いつも長蛇の列が
一枚一枚手書きで書かれたグラッパのラベルは
全て違い、世界に2つとないもの
とても温かみのあるデザインは、
ロマーノ・レヴィ氏の人柄がよく表れているようです
ラベルには、身近にあるもの、そのとき目に入ったもの、
メッセージや詩・・・等々を書いていたそう
凡人の私には、
「そんなに毎日書いてたら、描くこと尽きちゃうんじゃない?」
などと思えてしまいますが、
でも意外と尽きないものなんですって
相田みつをさんの詩に:
「うつくしいものを美しいと思えるあなたのことろが美しい」
とありますが、
そういう言うことでしょうか・・・
もしかしたら私は、身の回りにあるたくさんの
美しいものを見逃して生活しているのかもしれません
・・・
なんて、ちょっと脱線してしまいましたが
ロマーノレヴィ氏のグラッパは、
そのラベルの素晴らしさから、コレクターズアイテム
としても人気がありますが、その希少性だけでなく
味わいが、とてもとても深いグラッパです
葡萄は、地元産のバローロ、バルバレスコなどの
ネッビオーロ種、バルベーラ種、ドルチェット種、
その他モスカート種やアルネイス種等・・
熟成樽はオークを中心に、アカシアや栗、
サクラ、ホワイトアッシュと様々で、
熟成年数は2年位~忘れていた数十年物まで
つまり、樽ごとに味が全く違うのです
そんな素晴らしいグラッパを作り続けてきた
ロマーノ・レヴィ氏・・・
今回、初めて知ったのですが、
2008年5月に亡くなられたそうです・・・
なんだか寂しいですね・・・
ちなみに、ロマーノ・レヴィ氏のグラッパ
の価格は、氏が亡くなられてから、
急騰し続けているそう
今後も価格が上昇し続けることは間違いない
&いつか手に入らなくなってしまう品なので・・・
と言うことで、早速に購入しました
ご興味のある方はこちらからどうぞ↓
ロマーノ・レヴィ氏のご冥福をお祈りしながら、
味わい深いグラッパを、氏に感謝しつつ、
ゆっくりと頂きたいと思います