魂からみた恋愛・結婚 #17・・・暴君タイプ | tablaboyの道日記

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祈りによる世界平和運動、祈り研究をライフワークとし、音楽、散歩が趣味です。音楽に関する記事、スピリチュアリティーに関する記事、祈りに関する記事、随時アップしてゆきますので、楽しんでください(^^♪ 世界人類が平和でありますように

家庭内でも上下関係があり、いじめのようなことがあり、自我の葛藤があります。
学校でも会社でも家庭でも国家でも、劣等感と優越感というものが人間の中にあるかぎり、弱いものいじめはなくならないように思います。

 暴君タイプ

 昔は家族制度が厳然としていたため、家族は家長の強い統制下にありました。家では父親は絶対の権威保っていました。子供たちも母親からそのように教えられて育ちました。
だから父親は恐い存在でもあったのです。それだけに亭主関白だったわけです。
当然、家族を養うという責任も果たしていました。 
 戦後、アメリカナイズされてきて、男女平等はよいのですか、家長としての権威もなくなり、男性がだんだん女性化してきているようです
 暴れタイプは亭主関白とは違います。自己中心的で、自分を高しとし、侵されまいとして、自己防衛のために怒り、相手に罵詈雑言を浴ぴせたり、暴力を振うといった人で、性格的には、気性が粗雑で浅く、攻撃的なものを持った魂の人です。特に妻や子供とか自分より弱い立場の者に対して、暴力的であるということは、自分自身が意気地無しで弱いからです。そうした自分を認めたくないから、暴力的に出て、自分は強いのだと自己欺瞞をしているのです。
 幼児の時の性的虐待などのトラウマによって、生来加虐性を持った人もいます。
 暴君タイブといってもいろいろですが妻を虐待するというケースが社会問題になるくらい多いのです。そういう人と夫婦になったということは、相方共に因縁生的に何らかの深いご縁かあったからでしょうから、一方的に加害者だけを責めても、問題が解決することでもありません。

 夫に暴力を振われました

 お化粧で隠すようにしていましたか、左目のこめかみの所が青黒く脹れて、うっとうしそうな感じのご婦人がやって来ました。
 「どうなさったのです・・・。」
私はその顔を見るなり聞きました。
 「はい・・・お恥かしいのですが、夫に暴力を振るわれまして・・・。」
と言うと、下俯かれて、言葉が途切れてしまいました。
激してくる感情を押さえようとしているのでしょう。
 「たびたびそういうことがあるのですか。」
 「はい・・・自分に気に入らないことがあると、会社のこと、仕事のこと、人の悪口。汚い言葉で次から次へと・・・。もう耳を被いたくなるほどで、私もつい嫌だっという想いが顔に出るのでしょうね。そうすると今度は私の欠点をあげつらって、文句をならべます。私がそれに言い返そうものならたいへんです。側にある物を投げつけたり、逃げると追っかけてきて暴力を振います。お酒が入ったときなど、いつそれが始まるかと思うと、とても恐いのです・・・」
 「お子さんは。」
 「はい。八才になる男の子が一人ですが、子供にまでは暴力は振いませんが、気に入らないと言葉で詰ります。それがいつまでも続くんで、もういいかげんにしてください、と言おうものなら、私に矛先が向いてきます。ですから子供も。パパを嫌って避けるようにしています。」
 「あなたは、ご主人と別れる気は・・・。」
 「はい。できたら別れたいのですが、それを言い出したら、何をされるかわからないのです。しつこい人ですから・・・それが恐くて・・・そんなこと言えません。」
 「ご主人は、子供の時にどんな育ちかたをしたんでしょうね・・・。」
 「お父さんが、とても厳しい人だったと聞いています。」
 「その厳しさも、愛情があっての厳しさではなく、自分の意識の範疇にそぐわないものに対しての辛辣な厳しさだと思います。ですから、彼に対しても、お父さんの要求が大きくて、それに応えられずに、ますますいじけた性格をつくってしまったのだと思います。それにお母さんがカバーしてあげるだけの強さがなく、おどおどして生きていたんだと思います。当然彼は愛悍不足に育っていますから、心の中は何もかも不満だらけなのでしょう。自分より強い者や権力ある者には弱いでしょうから、その鬱憤した分、捌口として、あなたたちにエネルギーをぶつけるんでしょう。罵詈雑言や暴力でしか、自分を表現できないなんて、かわいそうな人ですね。おけさんが自分を庇ってくれなかったことに対する憎しみを、彼は母親に対して持っていると思うのです、それがあなたという対象に置き替えられているのでしょう。
 あなたは辛いでしょうけれど、彼のそうした生い立ちを想像し、理解したうえで、彼の天命が完うされるよう、毎日祈ってあげなさい。彼のためにもそうですか、あなた自身がご自分の中に彼との因縁生がなければ、結婚しないはずですから、ご自分の因縁生を浄化してゆくつもりで、彼の暴力に対して対抗したり、恐れたり、逃げたりしないで、吸収してしまうつもりで祈りに変えていきなさい。今別れ話をしようものなら、百分は見捨てられたと思って、余計に荒れ狂うでしょうからね。

 ご主人と同じような因縁生を子供に残さないように、あなたは精いっばいお子さんに、愛情をそそぐようになさい。あなたの中の因縁生か浄化されてくれば、状況は変ってきますよ・・・。がんばってください・・・辛くなったらまたいらっしゃい・・・。」
 「はい。ありがとうございます。なんとかがんばってやってみます。また来てもいいですか。」
そう言って、そのご婦人は帰っていきました。

 私の居場所がない

 風采も上らない五十代前半の男性がやって来ました。
 「女房と娘が、私を邪魔にして、事毎に私に意地悪をするんですよ・・・。
 仕事で遅くなって帰っていくと、夕食のおがずがほとんど無かったり、私の下着は汚ない、といって一緒に洗ってくれないから、自分で洗っているんですよ・・・。」
 「ちょっと待って・・・奥さんは働いているの・・・。」
 「いいえ、家にいます。働いていません。娘はやっと働くようになりました。」
 「あなたは働いて家族を食わしている。なのに食事の仕度もろくにしない奥さんに、何故文句を言わないの・・・。」
 「ええ・・・文句言うと、稼ぎも少ないくせに、何言うの、と怒鳴られます。娘も一緒になって私を馬鹿にします・・・。」
 「ちょっとあなた、確りしてよ・・・男でしょう。奥さんに怒鳴られて、おとなしく黙ってんの・・・。そんな女房の面ひっぱたいて、誰のために食ってけるんだ。気に入らなきゃあ出てけって、言ってやったらどう。」
 「ええ・・・女房のほうが体がでっかくて、力も強いから怒りだすと恐いんですよ・・・。」
 私は暫く唖然として、その男性の顔を見詰めていました。こんな男性もいるんだ・・・男のくせになんて情け無いんだ、と思っても、それは私の立場で見ていることで、彼にとっては真剣な悩みで来ているんだ、と思い直したとき、ある男性のことを思い出しました。
 その男性は四十代後半で、身長も一七〇センチ以上ありそうな大きな男ですが、どことなく女っぽい。私のところに相談に来る度に、妻が私にこう言った、とか、長男が私を苛めるんです、とか、まるで女の子がクラスの苛めっ子のことを訴えてくるように、拗ねたような顔をしてきます。私もはじめはその対応にとまどったり、「大の男が自分の子供に苛められたといって訴えてくるなんて、なんて情け無い、父親らしくもっと確りしろ」と怒鳴りつけてやりたい思いでしたが、「ああ、この男性の魂は女性なんだな、男性にまだ成りきれないまま生れて来てしまったんだな」そう思うことで、相談にのってあげることができました。
 今、目の前にいる男性は見たところ、女性っぽいところは見えませんが、彼の奥さんのほうが、よほど男性的なのかもしれません。彼は働け慟けと尻を叩かれ、家では邪魔物扱いされ、彼の居場所も無いありさまです。
 「それで、あなたはとうするつもり・・・。」
と聞いても、彼が何かを決心した様子もありません。ただ、漠然と愚痴をこぼしに来た、私のところに愚痴をこぼしにくれば、何とか変化でも起るとでも思っていたのでしようか。自分を変える努力もしないで、自分に不都合な状況のほうか、変ってくれることを期待しても無理というものです。彼の一方的な話では判断がつけかねます。