魂からみた恋愛・結婚 #2・・・因縁生による恋愛 | tablaboyの道日記

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はたから見ても、親から見ても釣りあわない、無理のある恋愛というものが、多く見かけられるように思います。でも本人同士は、好きで好きで仕方ない。
これはどこに原因があるのでしょう。そういうことをお話くださっています。
 

因縁生による恋愛

 私が「魂からみた恋愛・結婚」の話をすすめていくなかで、是非、多くの方々に解っていただきたい願っていることは、これは、よくある恋愛論のように、恋愛を讃美することではなく、むしろ恋愛は、そのほとんどが過去世からの、お互いの因縁生によって起こってきているものだ、ということです。      
 勿論、その因縁生が善いご縁のものであるならば言うことはありません。が、この世界はまだ、様々な人間関係のなかで、お互いの因縁生を浄化しながら、自分を、またこの世界の意識をも高めていこうとしている段階の世界なのですから、理想とするような恋愛も結婚も、なかなか得難いのです。むしろ、因縁生の浄化のための恋愛や結婚が多いのです。
 そして、その因縁生は、過去世において何らかの形でお互いに関係を持っていた人同志が、そのときに望みを達し得なかったとか、責任を果し得なかった、或いは争い合った仲だったとかの貸し借りがあって、それを果し、浄化するべく、再び今世に巡り合ったのですから、どうしても引きつけ合うのです。
 ですから、ただ好きだから、といって結婚したとしても、お互いの因縁生がどのような形で、二人の結婚生活に様々な問題となって現われてくるかわかりません。そのときに、その人がその問題にそう対処してゆけるか、ということが大事なことなのです。
それには恋愛という甘美な相の奥にあって、そうした感情作用する大きな力があることを、知らなければなりません。
 そこで、因縁生による恋愛のありかたを、幾つか例をあげてお話してみましよう。そのほうが具体的にどういうものかわかると思います。

例1 どうしても面倒みたい

 ある地方から、五十代も半ばと思われるご婦人が、私を訪ねて来ました。
 「突然のことで申しわけありませんが、娘のことで思いあまってご相談にあがりました。
 娘は現在二十六才になります。先日私の知人から、娘にどうか、といって縁談のお話を頂きましたのですが…。」
 そう言って、バッグの中から二枚の写真を取り出しました。それは娘さんと、相手の男性の写真です。私はその写真を手にとって見たとき、まず男性の写真から受けた感じは、たいへん真面目な確りした性格で、将来性もあります。
 また、一方のお嬢さんも、性格的にはなかなか確りしたものを持ち、優しさもあり、良いお嬢さんです。二人の魂の釣合いもとれています。
そこで、「このお話は是非おすすめになったらよいと思います。」
と、言いますと、
 「はい。私共もそれを望むのですが、実は、娘には好きな男性がいまして、どうしてもその人と結婚したい、と申しまして、この方とのお話にのってこないのです。」
と、言って、もう一枚写真を、私の前に置きました。その彼の写真から受ける印象は、確かにお母さんか心配するように、顔立ちはなかなかの男前ですが、なんとなく頼りない感じです。
 「この男性は、お嬢さんの魂と比較すると、かなり幼ないから頼りないはずですよ。もし結婚したら、お嬢さんの持っていらっしやる良い運勢が、この男性によって殺がれる形になり、苦労すると思いますが・・。」
 「はい。この男性は、実は私の娘と同じ職場の人なのですが、仕事も出来ないし、あまり評判の良い人ではありません。娘もそのことはよく承知しているようですが、それでも、と言うのです。」
 「このような男性を、お嬢さんが好きになったということは、この男性とお嬢さんとの過去世における、なんらかの因縁があって、好きというより、この男性のことを放つとけない、面倒を見たい、お世話をしたいのであって、彼が頼りない存在であるから尚更、そういう感情に動かされるのですよ…。」
 「はい。どうしても娘の気持を推し測るとそのように感じられます。」
 「こうした因縁生を押しきって、もし二人が結婚したとします。恋愛中は、お互いが自分の善いところを見せ合っていますからうまくいきますが、いざ結婚して一緒に生活し、裸で向き合うようになると、過去世の因縁生か引き出されてきます。いろいろと問題が起ってきたときに、頼るべき彼が頼りにならない。それに、女性の魂に比較して、男性の魂のほうが小さい場合、これは本来からすれば逆の形になります。現代のこの世界はまだまだ男性主導で、社会も家庭も成り立っていますから、女性は夫に頼ろうとします、ところが夫がそれに応えられない、それどころか逆に妻に依存する形になります。
 頼りない夫、しかも自分の好き勝手ばかりやって、迷惑をかけ、妻にとっては世話のやける人、となりかねません。 また男性にしてみると、無意識のうちにも奥さんの魂の大きさが圧力となります。
 しかし男だから負けまいとする気負いもあり、なんとなく自分の魂に見合った女性を求め、安心感を得ようとするなど、いろいろな問題が起ってきて、離婚という形にもなりかねないのです。
 何もすべての恋愛結婚がそうだ、ということではありませんが、一つの例としてあげてみたのです。」
 これでは折角、素晴しい男性とのお見合いの話が出ていても、お話のすすめようがありません。
 そこで私は、このご婦人に、
「お嬢さんの将来の幸せを考えたら、やはり反対すべきで、ご両親がはっきりと反対の意志表示をして、その間に、出来るだけこの二人の因縁生が浄化されるよう祈って、お嬢さんとも話し合ってごらんなさい。」
と言って、そのご婦人を帰しました。
 それからまた数ヶ月経って、そのご婦人が再びご相談にこられました。
そして、
 「私たちも随分、娘の気持が変ってくれるようお祈りもし、説得もしたのですが、どうしても娘の気持が変ってくれません。私たちもほとほと困ってしまって、娘の気持を考えると哀れですし、娘もさぞ苦しんでいると思います。私たちも辛いのです。」
 そう言って涙ぐんでいます。
 「そうですか・・・お嬢さんは魂も大きく確りした性格ですから、ご自分の意志を変えようとなさらないのでしょう。魂の幼い人が自我を張るのと違います。その彼とは余程深い因縁があって、どうしても彼の面倒をみたいのでしょう。それだったらもうここらで、彼との結婚を許してあげなさい。これ以上どちらかが譲らなければ、親娘の縁を切ってもということになるといけませんからね。
 ただし、結婚に対する責任は、お嬢さんに持たせることです。結婚してからいろいろと問題が起ってきたときに、自分の責任においてそれを乗り越えてゆく力とするようにさせるためです。でも、どうしても別れる、というようなことになった場合は、それ見たことか、と突っぱねたり、あんなに反対したのにと責めたりしないで、黙って受け入れてあげなさい。大きな体験をしたと思ってね。
 このお嬢さんなら魂が確りしているから、自分の成長の糧にしていけるかもしれませんよ。」
 その私の言葉で、そのご婦人も、娘さんの結婚に対して観念したようです。
 何か月も親娘共に悩み苦しんできたのでしょう、将来に対する不安はあるものの、決心したことによって、心のわだかまりが解けてきたのでしょう。来られたときと違って幾分明るい顔になって、帰ってゆかれました。
 このお嬢さんの場合、彼に大きな借りがあるのでしょう。例えば、前世においては親子の関係で、成人になるまで子供を育てなければならない義務があるのに、何らかの事情から子供を手放すとかで、その責任を果たせなかった場合、それが因縁生となって今世、このような巡り合わせによって引きつけ合い、どうしても一緒になって因縁生を果したいのです。でもそうした因縁生のことは当人同志はわかりません。ただ好きだから、どうしても一緒になりたいのです。
 だがいざ結婚してみると、様々な因縁生が浄化のために出てきて、
 「こんなはずではなかった」と悔むのです。
 そんな苦労はさせたくない。
 だから反対もするのです。