4年に1度のアメリカ大統領選を11月4日に控え、メディアで連日のように取り上げられている注目の話題ですね。今回の大統領選はアメリカ国内だけでなく、世界中からの注目を浴びています。
サウスダコタ州にあるマウントラッシュモア。みなさんどこかで崖に彫られた大統領を一度は見たことがあると思います。崖に彫られた4名の大統領は、ジョージ・ワシントン、トーマス・ジェファーソン、セオドア・ルーズベルト、エイブラハム・リンカーン。いずれもアメリカ建国と発展には欠かせない重要人物であることは、皆さんご存知ですよね。これらの彫刻は政府の委託された彫刻家ガットスン・ボーグラム率いる400名の従業員によって、1927年から1941年10月31日まで14年の長い歳月をかけて作られました。途中、資金不足などにより中断せざるおえなくなり、実質6年半の月日で作られたと言われています。
花崗岩に彫られたこれらの彫刻は、なんと顔の大きさが18mにも及び、リンカーンのほくろは40cmもの大きさとなっています。ラッシュモア山の岩盤は非常に硬質なため、彫るのに大変苦労し所々ダイナマイトで砕きながら彫られました。なぜそこまでしてこの硬質な岩盤が選ばれたかと言うと、時間がたってもこのアメリカ建国の象徴であるモニュメントが風化しないためにと配慮されたからと言われています。またこの周辺はインディアンの聖地とされており、ゴールドラッシュ期には白人と先住民とが激しい戦争を繰り返したという非常に歴史深い土地でもあります。
私は、友人とミネソタからマウントラッシュモアまで車で8時間掛けてこのラッシュモアを見にいきました。途中、高速道路はひたすらまっすぐで、まわりには何もなく同じところを走っているような気分になりました。また携帯の電波も届かないこの辺りの街は、何十年もの前のアメリカにタイムスリップした気分になりました。普段の都会の生活とはかけ離れたもうひとつのアメリカの顔を見ることができ、長い時間掛けて行ったかいがあったなと思いました。
※こちらのモニュメントは24時間見学可能で夜にはライトアップされます。ミュージアムツアー等もあり、より深くマウントラッシュモアを知ることができます。



