村上RADIOプレスペシャル(3/20放送) | 趣味のブログ(空想特撮シリーズ,マラソン,トレーニング,中高年の健康管理など)

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TOKYO-FMの村上RADIOは2021年4月から月例となり、約1年間、毎月最終日曜に放送されてきました。
プレスペシャルはその1週間前に放送されてきたのですが、今回でいったん休止と発表されていました。
さらに急遽、3月18日に特別版の反戦ソング集が放送されたあとでした。

冒頭の村上春樹ニュースは3つ。
1つ目は映画『ドライブ・マイ・カー』の日本アカデミー賞、英国のアカデミー賞各賞の受賞。米国のアカデミー賞は3月28日、発表予定です。
2つ目は3月18日に放送された特別版「戦争をやめさせるための音楽」。
3つ目は次週放送予定の村上RADIO。テーマは「春よ来い、春待ちソングズ2022」。

今回はプレスペシャル最終回ではないですがいったん休止ということでメッセージテーマは「ラジオで知った村上さん」と「もう一度聞きたい村上選曲」の2本立て、2018年8月以降、約3年半の放送の中からの名場面?、名言や名曲が取り上げられました。

恒例の村上春樹カレンダー、3月の小説作品は「シェエラザード」、短編集「女のいない男たち」に収録されています。映画化された『ドライブ・マイ・カー』には短編集「女のいない男たちの他作品の要素も盛り込まれていて、冒頭、家福の妻が朗読するシーンなどはこの「シェエラザード」からの引用です。
音楽は小説「ダンス・ダンス・ダンス」に登場するサム・クックの「ワンダフル・ワールド」でした。

番組後半には早稲田国際文学館の十重田館長のインタビューがありました。これまで多くの作家を招聘してイベントが開催されてきましたが、今後は文学に限らず、音楽などにも対象を広げ、スガシカオやゴスペラーズなどのアーティストも参加するという話でした。

本人からの近況についての話もありました。友人でもあるナンシー・ハーロウというジャズシンガーが、「涅槃に行った猫」というジャズ文楽なるものを上映されて観に行かれたとか。

3月の本放送は3月27日、テーマは「春よ来い、春待ちソングズ」です。