18日、『青天を衝け』の追加キャスト、計13名が発表されました。
ニュース:出演者発表 第8弾|大河ドラマ「青天を衝け」|NHKオンライン
おそらくこれが最後に近いのではないかと思われます。
最も注目していたのが、正妻の千代(演:橋本愛)亡きあとの後妻、伊藤兼子役でした。
大河ドラマ初出演の大島優子、朝ドラ『スカーレット』などの出演から抜擢されたようです。
『スカーレット』での共演がきっかけで林遣都との結婚が発表されたばかりでした。
公式サイトで伊藤兼子は後妻とは書かれず、「渋沢栄一と深く関わり、渋沢家の発展にも一翼を担うことになる」としか書かれていないです。はじめのうちは豪商、伊勢八の娘として登場すると予想されます。
10月17日放送の第31回「栄一、最後の変身」で登場した、栄一と千代の息子、篤二。
次男ですが、長男の市太郎は夭逝してしまったので跡取りとして育てられたようです。
青年となった渋沢篤二を演じるのは泉澤祐希。
朝ドラ『ひよっこ』の三男役が有名でしょうか、大河ドラマには『西郷どん』(2018年)では川路利良役で出演。
子役から活躍していて大河ドラマは『功名が辻』『花燃ゆ』にも出演していたので4作目になります。
泉澤は現在28歳のようで、渋沢栄一の息子ながら主演の吉沢亮(27歳)より一つ年上!になります。(この後、さらに上が。。。)
史実で渋沢篤二は、栄一の後を継いで日銀総裁や大蔵大臣を務めるも、女癖の悪さなどを理由に廃嫡されることになります。(女癖の悪さは父親の栄一ゆずりなのでしょうが)
栄一と千代との間のこどもとしては、長女のうた、のちの歌子がよく出てきていますが、歌子役はまもなく子役からかわって小野莉奈が演じるはずです。
歌子の夫、穂積陳重役は田村健太郎、大河ドラマは『龍馬伝』に次いで2作目です。
栄一の次女「こと」も現放送時点では子役ですが、いずれ渋沢琴子を池田朱那が演じます。
19歳ながら大河ドラマは2作目で、『いだてん』に出演していました。
『いだてん』(2019年)に次いで2作目。主役、金栗四三の幼少時代、姉のソヨ役を演じていたそうです。
琴子の夫となるのは阪谷芳郎。
阪谷芳郎は幕末の儒学者、阪谷朗廬であり、第18回「一橋の懐」あたりに出演していました(演:山崎一)。
阪谷芳郎を演じるのは内野謙太。『花燃ゆ』に松浦松洞(亀太郎)役として出演していました。
子役時代に『徳川慶喜』にも出演、『風林火山』『平清盛』など含め5作目になるようです。
栄一とともに大蔵省を辞めることになる井上馨(福士誠治)の妻、井上武子役は愛希れいか。
井上馨の養女、井上末子役は駒井蓮、いずれも大河初出演だそうです。
栄一、井上とともに政府を去り会社を設立する益田孝(演:安井順平)の妻、益田栄子役は呉城久美。
実業家の大倉喜八郎役は岡部たかし。『龍馬伝』『八重の桜』『真田丸』『西郷どん』に次いで大河は5作目。大倉喜八郎の妻、大倉徳子役は菅野莉央。
ドラマ終盤、実業家の渋沢栄一は、岩崎弥太郎と対立する場面が多くなるようですが、弥太郎の弟、岩崎弥之助役は忍成修吾。
大河は『軍師官兵衛』『西郷どん』に次いで3作目で『西郷どん』では井上馨役でした。
主演の吉沢亮が大河初の平成生まれ主演ということで、終盤の配役がどうなることか気になっていましたが、若手俳優を中心に配役されるようです。
極めつけはやはり栄一の孫、渋沢敬三役でしょう。
渋沢篤二の長男ですが、演じるのは笠松将、28歳!
渋沢栄一役、吉沢亮(27歳)
→息子、篤二役、泉澤祐希(28歳)、
→孫、敬三役、笠松将(28歳)、、、とほぼ同い年で3世代?!
史実では75歳の栄一が、19歳の敬三を跡継ぎにしたそうで、どんなシーンになるでしょうか。
笠松将は大河ドラマは『西郷どん』に続いて2作目。『西郷どん』では横山安武という明治政府を真っ向から批判する役でした。
史実では渋沢敬三は大蔵大臣や日銀総裁を務めることになるので全く違った役になりそうです。
終盤も楽しいですがコロナの影響で放送回数が少なくなってしまったのが今更ながらもったいないです。