マネーストックが増えてもインフレする | 旅一郎のブログ

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国鉄(日本国有鉄道)が、最後の全盛期を迎えた昭和47年ー53年までをテーマにした、汽車旅のブログです。

旧型客車亡き後、日本の鉄道旅行は本当につまらなくなりました。そのため海外ネタも載せています。

当時の雰囲気を伝えるものは鉄道にかかわらずアップします

思いつきを後で検証するためのメモです。

おかしいという点があれば助言願います。


そもそも、実態経済に変化がない(供給力や需要が変わらない)状態で金融緩和をしてマネーを増やしても、インフレ(=通貨価値下落)が起こるだけで、購買力は変わらない。

貨幣錯覚で増えたような気持ちになっているだけ。


では信用創造はどうか。

信用想像で増えたお金は最終的に返済という形で元の価値に収縮する。


膨らんでいる間、市場のお金の量(=マナーストック)が増えるので本来ならそれもインフレ原因になるはず。


実際には局地的に起こっているマネーストックの増加が全体に行き渡らず、本来なら価値を下げているはずの円の下落に気が付かないので、

企業はすぐに値上げぜず、従業員の給与も増えず、でも信用創造分で増えた物は値上がり(主に不動産や金融商品など資産)する。


それこそが「お金を刷ってもインフレは起きない」という誤解の元ではないか。


実際には資産はインフレしてるけども日用品と給与は高くならないので「気が付かない」だけなのだ。


無から有はできない。

「お金をすればいい」というけど、その刷った金を手にした人の得はみんなが「円の購買力が下がる」という損を被る事で得たものだ。


たから「金を刷って配れ」というのは「持ってる所から金を奪って配れ」というのものの形が変わったもの。


令和の打ち壊しに他ならない