絶望列車釧路編 | 旅一郎のブログ

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国鉄(日本国有鉄道)が、最後の全盛期を迎えた昭和47年ー53年までをテーマにした、汽車旅のブログです。

旧型客車亡き後、日本の鉄道旅行は本当につまらなくなりました。そのため海外ネタも載せています。

当時の雰囲気を伝えるものは鉄道にかかわらずアップします




絶望列車音別行き。


冬の湿原号が釧路に着く時と乗り換え放送で、16:12のおおぞら10号の接続案内がありました。

それに乗って行くと帯広から釧路行きに乗って、さらに釧路から音別往復ができる事がわかりました。


乗ろうかどうか迷いましたが、スマホのストレージがいっぱいで動画が撮れない状態です。


もっと早く気がついていればwifiのある湿原号の車内でicloud経由でデータを移せたのですが。


仕方なく一旦ホテルに戻りストレージを確保します。


体調もすぐれないので、しばらく横になっていました。


20:00頃、少し体力が戻ってきたので、駅に出向き運転状況を確認しました。


夕方以降、根室本線は通常通り運行。

21:33音別行きの2578Dも予定通りとのこと。

それが音別から折り返し22:372581Dも予定通りとのこと。


安心したので、酒とつまみを買いに出かけます。


駅弁屋は既に閉まっていました。


ローソンで日本酒を買い、焼き鳥屋を聞くと、繁華街の方に何店舗かあるとのことでした。


10本セットに2本単品で追加し1490円で購入。


準備万端です。


21:18、乗るつもりだった新得からの2531Dが1番線に。


それが折り返しと思っていましたが、2578D2番ホームからでした。



程なくして2番線にキハ40単行の2578Dが入線。


地元高校生らしき二人とあと一人乗ってきました。


釧路からの最終列車なのでそれなりに需要があるようです。


驚いた事に、新富士や大楽毛でも乗客がありました。











こんな意味のない乗車は青春18きっぷを使い始めた頃、よくやっていました。


東京方面から帰って来てもまだ終電まで時間があると、もったいない感じがして、意味なく山陰本線の園部往復などをしていました。


ちょうど園部からの最終京都行き330列車は旧客運用だったのでガラガラの旧客を楽しめるという美味しい列車でした。


最後は一人になるかと思ったけれど、二人組は音別まで乗っていました。



折り返しは僕一人です。











折り返し22:37発は誰も乗らず。


白糠で乗ってくるかも?と思いましたが、ついに誰も乗って来ませんでした。


この列車は数年前まで帯広方面から直通でダイヤがつながっており、釧路に23:59に着くという、これまた絶望感溢れる列車でした。


97年、転職をするか迷っていた時も乗りました。

本当にしたい事はなんなんだろうと一人自問自答できるいい時間でした。


また今回も色々悩みながら乗っています。