まだ間に合う!急行型電車クハ455 | 旅一郎のブログ

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国鉄(日本国有鉄道)が、最後の全盛期を迎えた昭和47年ー53年までをテーマにした、汽車旅のブログです。

旧型客車亡き後、日本の鉄道旅行は本当につまらなくなりました。そのため海外ネタも載せています。

当時の雰囲気を伝えるものは鉄道にかかわらずアップします



 汽車旅の原点、または日本人がイメージする汽車旅はボックスシート、デッキ付き、大型テーブルといった、かつての急行にその姿を求めることができます。

 時代が進み、新幹線の時代となって、鉄道言えば「新幹線」「通勤電車」の2択しかない現代においても、このイメージは底堅いものがあります。 

 しかし現実に目を向けると、汽車旅の中心であった急行は、列車自体が消滅、そして、その専用車両も、わずかに2両を残すのみとなっています。

  最後の2両が来年3月に火を落とすとき、日本の汽車旅が過去のものとなり、博物館にあるものと同じになってしまいます。

  最後の2両、クハ455 700番台は、近郊化改造を受け、デッキもテーブルも撤去されました。また車端部もロングシートに改造されています。 それでも、長距離輸送に耐える工夫としての窓側のひじ掛け、通路側の頭もたせ、広いシート、洗面室が残っています。

  かつて急行型で旅をしてきた人も、まだ乗ったことがない人も、 歴史の生き証人としての急行型に是非乗ってみてください。 

 運用については別途アップしております。

 

https://www.youtube.com/post/Ugw48GUH9lElebQD9714AaABCQ