鳥取16:49到着。階段渡って53分発の米子行きに走って乗り換えます。 | 旅一郎のブログ

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国鉄(日本国有鉄道)が、最後の全盛期を迎えた昭和47年ー53年までをテーマにした、汽車旅のブログです。

旧型客車亡き後、日本の鉄道旅行は本当につまらなくなりました。そのため海外ネタも載せています。

当時の雰囲気を伝えるものは鉄道にかかわらずアップします

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鳥取16:49到着。階段渡って53分発の米子行きに走って乗り換えます。

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このダイヤはかつて京都発米子行きの835列車、昭和61年11月までは旧型客車の527列車でした。


旧型客車6両連ね、余裕がありました。


今はたった2両で、しかも乗り換え。


どちらが便利であったかは、言うまでもないでしょう。


夕日は無いですが、曇った空が東欧のようでもありノスタルジーを感じます。


浜村で交換待ちのため5分停車。

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かつては当たり前だった駅員がいます。


却って懐かしく、新鮮でもあります。


空いて来たので後ろの車両に移動します。


すっかり夜になりました。


次の青谷にも駅員がいました。


改札口に立つ駅員を見ると安心します。
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駅毎に客が降り、車内は寂しくなって行きます。この寂寞感こそが旅情だと思います。


倉吉17:53着。18:15の発車まで22分止まります。


改札口外の「駅ヨコ」という店にいくと、なんと御左衛門寿司があったので購入します。
ハーフ(5切れ入り)1100円でした。
ラストスパートの1時間30分を御左衛門寿司を楽しみます。
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客が減って、静かになった車内で、純米酒と地物の寿司を食べられるのは、最高の贅沢です。


赤崎で上り鳥取行き普通列車と交換。
あちらは完全ゼロでした。まるで回送列車です。


無性に乗りたくなりました。


酒も二本目、浜坂駅で買った「香住鶴」山廃純米です。


さっきまで京都の原酒を飲んでいたので、味はまろやかながら、カップ酒のような妙な甘さが気になりました。


下市では上り特急の通過待ち。
僅か2両編成の特急が駆け抜けて行きました。


まるでタイ国鉄の「スプリンター」のようです。


気分がよく、眠りに落ちそうですが、後30分で降りなければなりません。


こんな感じに空いた車内でひねもすのたり旅を楽しめる所はほとんどありません、また今後増える可能性はなく、減って行く一方でしょう。
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この一角は国鉄のようだ。
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現代版夜行列車。ブルトレとは違いますが、地方から東京行きがあるというのは、安心します。大阪までは今夜(0:34)に着いてしまうのもすごい。


米子には19:44定刻に到着。


寝台特急出雲東京行きを見送り、予約していた宿へ。ホテルビジネスインよなこ2700円(税込)に投宿します。
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チェッイン後、隣の焼き鳥屋で持ち帰りを頼み、20:30発の境港行きに乗ります。
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境港駅。こんなだった?

境線は実に国鉄時代に乗ったきりなので、30年ぶりです。