トルクメニスタンからカザフスタン国境 | 時遊猫のブログ

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チャイハネを後にした俺たちは
この寒空の下ヒッチハイクでアシュガバードを目指すことにした
実際に寒い
一人15分づつ交代でチャイハネと道路を往復した。
トルクメニスタンでヒッチするコツ
その① 親指を立てるんじゃなくて腕を斜め下に突き出す感じで止めます
てか、トルクメニ限らず中央アジア全般でこのスタイルです。
その② 多分だけど、ヒッチハイクの文化はない。
だからタダで乗せてもらえるのはごく近距離だと思う。
たいがいお金を請求されるしそれが一般的です
その③ みんなだいたい車パンパンに人を乗せてるので
セダンとかバンとかは止まってくれても乗れないことが多い
結論から言うと俺らはダンプの運ちゃんに乗っけてもらった
ダンプの座席って狭そうに見えるけど
後ろにベッドがついてて、結構広い


乗っけてくれたおっちゃんはこの人!
20マナトという破格な値段でアシュガまで行ってくれました
無口なんだけど飲み物とかお菓子とか進めてきて
歌うたったりして陽気なトルクメ人です


おっちゃんが途中で泊まって降りてみろっていうから何かと思ったんだけど
普通だったら怪しむとこだけど
信頼できそうだから行ってみたら地面に穴が開いてた
どうもガスクレーターと同じような穴みたい
水面には泡がポコポコでてて
トルクメニスタンがミスをしたのはガスクレーターだけじゃないみたいです\(^o^)/

おっちゃんに下してもらって
アシュガバード駅からトルクメンバシというカスピ海沿岸の都市まで夜行電車で移動
トルクメで一番よく寝れました。
トルクメンバシからカザフ国境近くの街ジョナウゼンまではジープをチャーターして一人
70ドルから100ドルとの話しを聞いてました
俺たちはもっと安く行けるんじゃないかと甘く見て
タクシーで行く作戦を考えた
街のタクシーをチャーターしてたしか一人30ドルで国境近くの街まで行くことに


チャーターしたタクシー
ここはまだましだけどこの後未舗装の道路になります
見た目ボロそうですが
中身もボロい
アゼル人のドライバーが荒野をブッ飛ばします
助手席は彼の弟がなぜかついてきた
弟が英語で話せたのでこの後助かった


ラクダなんかがいる
おっと!!


100キロぐらいで穴だらけの道を走ってるもんだから
パンクもしますよね
兄弟協力して直してます


カスピ海が近いので
足元には貝殻だらけ


カスピ海

車はこの後走りだしたけど
5分後にもう一度パンク
シャフトもいかれたのか変な音たてながら
村までの数十キロを走りました
この砂漠で完全に壊れたらどうなるんだろか??
その村からカザフ国境までは
今までの道よりもさらに悪路でした\(^o^)/
もう車が走るような道じゃなくて
キャタピラが必要なんじゃないかってくらい
国境は5時ごろに閉まってしまうのでブッ飛ばします
何とか国境を超えてカザフに入国した俺たちは絶望した
真っ暗でくそ寒い
野犬がそこらじゅうに走り回ってます
周りにはチャイハネが一軒あるだけで
タクシーすらいません。
仕方ないのでそのチャイハネに泊まらせて貰おうと
ドアをたたけど反応なし
絶対にいるんだけどガン無視されました\(^o^)/
どうしようもなく、たき火でもしようかと本気で考えたけど
近くの軍人に助けを求めたらチャイハネに話してくれて
何とか宿を確保することができました
正直この旅で一番過酷国境になったと思います。
<宿情報>
チャイハネ箔 タダ
開けてくれるかどうかはわかりません
場所は国境をでてすぐ左側
建物はそれしかないのですぐわかります
トルクメ側の国境近くの街
GARABOGAZは本当に寂れた街で
宿泊施設も無ければ商店も一個も見てません!
<移動情報>
ダショウズ→アシュガ
ヒッチ 20マナト
アシュガ→トルクメンバシ
夜7時から8時くらいまで何本かでてるようです。
値段?わすれちゃったけど
高くはなかったです
クオリティーは意外と高く
2人部屋でコンセント完備でかなり快適でした
トルクメンバシ→カザフ国境
合計一人50ドル
トルクメンバシからカザフのまちジョナウゼンまでジープで100ドル
値切って70らしいです
正直そっちに乗ったほうがトータル安いし早いし快適だと思う
なんでタクシーで行ったんだろう\(^o^)/
このルート情報なさすぎ\(^o^)/