アンドラ | 時遊猫のブログ

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トゥールーズで電車を乗り換えてピレネー山脈を目指します
景色は少しずつ山がちになります


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こんな花畑もあります

さてアンドラへは山の上からバスが出ているということだったのでその駅で降りました
けど降りてバスを探してもアンドラ行はどこにもありません
聞くと二駅戻ったところから出てるとの事!

さっそく電車で戻ろうと思ったんですが、この山の中です
次の電車は5時間後とかなんです、、、
どうしよう、、、

選択肢は3つです

① 電車をおとなしくまつ
何もないこの駅ひたっすらまつ

② アンドラ行きをあきらめる
そもそも「アンドラに行ったことがある」というネタのためだけに行くような国です
あきらめてスペインに向かうという手もある

③ 二駅を鉄道以外の手段で戻る



結局ネタを捨てきれず、5時間たってめどが立たなかったら駅に戻ってくるつもりて歩きました
二駅なんてすぐだと思うでしょ?
山の手線だったらちょっと頑張ったら歩けるし
10キロくらいまでだったら何とかなります
しかし、ここはピレネー山脈

で、あとからきづいたんですが、電車は山の中をトンネルで通ってるんですが
自動車道は山の上をくねくねと数百メートル登って下らなきゃいけないですよ

20キロのバックパックもってですよ?不可能だと判断しまして
作戦を切り替えました

ここから人生初めてのヒッチハイクの始まりです
今まで向こうから声をかけてくれたけど
自分からヒッチハイクするのは初めて!

とりあえず車通りの多い山脈越えの国道まで歩いて
そこで親指をグッと立てて笑顔で待ちます


やっぱり簡単なもんじゃなくってなかなか止まってくれないんすよ
猿岩石も苦労してたでしょ??

今ならヒッチハイクする側の気持ちがわかるので日本にいてヒッチハイクしてる人がいたら乗せると思います
けどね、旅に出る前の僕ならそんな人道端にいても止まんないと思うんですよ

だいたい、走行中に立ってる人を見て
速攻で乗せてあげようって判断して車を停車できる人ってなかなかいないでしょ?

ちょっと作戦を変更して
コーナーで車のスピードが遅くなる場所まで行って

バックパックを重そうに背負い(演技力が大事だと思う
だけど笑顔で親指をグッと立てる

何10台もの車が僕の前をじゃまそうに通過していきます!!!
けどいい人はどこにでもいるということを信じてあきらめずに続けます

そしてようやくフランス人のおじさんが止まってくれて
駅まで無事にたどり着けました!本当に本当に感謝です。

おじさんはアンドラにも行ったことあるみたいで
色々片言の英語で話しました



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駅について、バスの時間を受付のおばちゃんに聞きます
おばちゃん「次のバスは7時30分だよ!」
はーいって結局そんな時間かよ!!まだ4時間あるし、電車待ってても間に合ったきがするよ!!

けどまぁ待ちましょう、それにさえ乗ればアンドラに行けるんだ。

近くに芝生があったのでそこに寝ころんで待ちます


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暇すぎて4つ葉のクローバーをさがしてしまいましたがありません!
この日は朝ごはん後なにも食べてなくって時刻は6時過ぎ
めっちゃおなかすいててクローバーすらおいしそうに見えました!

なんだかんだでバスに乗車してアンドラに到着!
バスの中では雹が降っていました!


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アンドラの街にて
山の中腹にホテルがみえますか???
私が宿泊したのはさらに上のホステルです

街についたときに地図を確認して歩きました
今までの経験上山の上っぽいと思って歩きます
まぁ歩ける距離だろうと

でこの写真の崖をみて絶望しました
ホステルからのメールを見るとホステルへの最終バスは7時30分
現在は午後8時\(^o^)/

10時くらい到着だろうなー
最悪もいっかいヒッチハイクかなーと思いながら
坂をのぼりながら通り過ぎる車に親指をたてますが
やっぱりなかなか止まってくれません

しばらく呆然としてると反対車線の車が僕の前に泊まりました
中にはおねいさん(しかも美人!)が乗っていて「どうしたの」と聞いてくれました
僕はチワワのような目で「ユースホステルまで行きたいんだ」と伝えると

なんと「乗ってく?」と言ってくれました!めっちゃやさしい!
聞くとアンドラで唯一の病院で働いてるナースさんで
家に帰る途中だったそうです!いやーほんまに助かりました!

そんなこんなでなんとかホステルにたどり着き
ヒッチハイクの難しさを学び
ベットに倒れこみ長い一日は終わりました


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ホステルからちょっといったとこからの眺め
絶景


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最後に
夜景