「自分を表現する」
表現するってなんだろう?
「自己表現」なんて書くと、
なんか急にアーティスティックな感じがして
絵や音楽や踊りでもできないと
ダメな感じがするけど。
そうではなくて、
もっと日常にあるもの。
自分の思っていることを
自分の感じていることを
自分の普段使いの
ありきたりな言葉でいいから
日常の時間の中で
語ること。
できれば
そう気負うことなく。
ふっと、
力を抜いて。
あれしないと、
これしないと。
明日はこの予定。
今日中にあれとこれ…
そんなto do listは
ちょと脇において。
一旦停止。
「いま・ここ」に集中しながら
自分を語る時間って
あなたには
ありますか?
たとえば…
なんとなく気になっていること。
ふと感じた違和感。
ピピッときたこと。
答えはないってわかっているけど
話したいこと。
友だちや家族や、
職場の仲間に、わざわざ
面と向かって言いにくいこと。
でも言いたいこと。
何が言いたいのか
自分でも
わからないこと。
・・・・・
そんなあなたを
助けてくれるもの。
写真と言葉がセットとなったカードが
あなたのココロの中を
コソコソって刺激してくれます。
今、直感で選んだ写真
こんにちは。
対話空間「旅するコーチング」へようこそ!
対話の旅のパートナー
小国里恵(おぐにりえ・ライフコーチ)です。
先日、エバンジェリスト(伝道者)資格をとった
Points of You®(ポインツ・オブ・ユー)ですが、
昨日はさらに学びを深めるため&楽しむため
体験会に参加してきました。
Points of You®は、創造力や発想力に
刺激を与えるツールとして
開発された非常にクリエイティブなツールです。
イスラエルで生まれ、現在147ヵ国、19言語に翻訳され、世界中に展開されております。(HPより)
詳しくはhttps://www.points-of-you-asia.com/ja/
グーグルやNASA・IKEAなどの企業が
社員とのコミュニケーションや
チームビルディングに活用したり
教育・ビジネス・医療から個人の範囲に至るまで
いろんな分野で使われています。
昨日はお子様連れの
お母さまも来られてました。
その方は家事・育児・仕事に追われる中、
自分のための時間が
なかなかとれない…
そんななか、
毎月の体験会を
「自分のための時間」として
とても楽しみにされている、
とのこと。
きっとそれは。
自分が自分のために
自分を表現できるから。
自分の中にあることを
語ることができるから。
耳を傾けてくれる人が
いるから。
そして何といっても
Points of You®が面白いのは
語り手と聴き手の
真ん中に
「写真」やそこに書かれている
「言葉」があって、
それが不思議な
媒介作用を
果たしてくれるからです。
自分の好きな写真を
選んで話しをするのですが、
他者の選んだ写真を
譲り受けることもある…
まるで占いのように(占いではありません)、
裏返ったカードを選んでみたり。
そんな想定外も受け止めながら
自由な対話が進んでいきます。
質問だけのカードもあり。
いずれにしても、
写真を見ながら、
そこに自分が
「見たもの」
「感じたもの」
あるいは「聞こえてきた音」や
いろいろなことを
話していくのですが、
結局は
自分の中にあるものを
語ることになるのです。
わたしもそうでした。
写真について
語っているけれども
結局は
記憶を辿りながら
自分のストーリーを
語っている。
写真の力を借りて
自分を表現している。
知らないうちに
自分が出てきている、
そんな感じ。
写真は
自分を知るための道具。
そこには
正解も不正解もなく、
良いも悪いもない。
そして、
他者のストーリーを
聴くことにより
更なる
気づきと発見が
あるのです。
「あ、そうそう!わたしもそうかも…」
「こんなふうに、見えるのか~」
「なるほどねー、そう思うのね!」
「さっきの話はこう展開していくんやね~」
それが同じ写真カードで
あればなおのこと。
同じ写真を見てるのに、
そこから
見えているもの
聞こえているもの
感じているもの
それぞれが人によって違う…。
そういう言われてみれば
当たり前だけど
自分と他者との
世界観の違いも
「誰かに教えられるのではなく」
生身の声を
聴き合うことで
体感するのですね。
「コーチングゲーム」 何かしら自分の中から出てくるあれこれ
とにかく
百聞は一見に如かず。
なーんだか
不思議な気分にさせる写真。
すぐにお気に入りになりそうな写真。
ちょっとどこかくすぐられそうな写真。
見るたびにモヤモヤしそうな写真。
どちらかというとあんまり見たくない写真。
どちらにしても
出てくるのは
それを見ている
その時のあなたの中にある答えです。
自分を表現するって
なんかそんな
大げさなことでなくて、
いま、ここで、思っていることを
自分に問い、
自分の中にある言葉で
外に出してみる。
何かに紛れ込まさないで、
一旦立ち止まって
自分がまず聴き、
出してみる。
アウトプットされたものを
聴いてくれる「自分自身」と
「他者」が存在することで
語られた言葉が
少し丸みを帯びる…
立体的になる…
お互いに影響を与え合う。
そこに空間ができる。
自分の中にも空間ができる。
場ができる。
それは
ポインツ・オブ・ユーで
あってもなくっても
まさに対話の
対話空間の
魅力ではないかと・・・
Points of You®とは
もともと
Point of View=視点
からの造語。
ここまで読んでいただいて
何かピンっと視点が動いた方、
どうぞコメント、メッセージいただけたらと
思います。
(おしまい)
こちらも読んでもらえると嬉しいです