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【旅するウェイターの英語学習法】~飲食店で使える英会話フレーズ~

カフェやレストランなど、飲食店で働いている人向けのブログ。短期間で英語力を向上させる勉強法や飲食店で使われる英語のフレーズを英文法や発音を使って解説してます。

英会話のリスニングとスピーキングに必要なのが、『発音』。

英会話では、必須なのに、なぜか学校の授業で習わない発音。


発音を知らないと、まず相手が何言ってるか聞こえない。

で、聞こえないということは、間違いなくしゃべれないってことになってしまいます。


で、発音ですが・・

主に『単語の発音』と『文章の発音』に分かれます。


まず、勉強するのは『単語の発音』。

一つ一つの単語が、どのように発音されているかの勉強です。


次に、『文章の発音』。

単語の発音がわかれば、それを並べてるだけなんだから、文章なんて楽勝!

と思うかもしれませんが、実は、単語を並べて文章にすると、単語の発音が変化します。

具体的に言うと、単語の後ろの音と次の単語の前がくっついたりします。


なので、単語の発音だけではなく、文章になったときの音の変化も学ぶ必要があります。


では、まずは『単語の発音』。


ここで、役に立つのは、発音記号です。

発音記号とは、単語帳や辞書などに書いてある記号のこと。

「e」や「i」、「k」などのアルファベットと同じのもあれば、見たこともないような記号もあったり。


まずは、これら一つ一つの記号の読み方を覚える。

だいたい、30種類くらいです。


「30種類も覚えなきゃいけないの!?」

って思うかもしれませんが、別に難しくないです。

発音記号の読み方を見ながら、単語帳を見て読む練習をすれば、いつの間にか覚えていきます。


まずは、発音記号の読み方を覚えて、それ片手に単語を一つずつ覚える。

特に、中学校で習うような超基礎単語(頻出単語)から覚えてください。


というのも、僕たちは、今まで英単語を、いわゆる『カタカナ英語』で覚えているからです。

なので、『カタカナ英語』とは違う、発音記号に沿った実際の英語を覚え直さなきゃいけないわけです。

※中学校で勉強する簡単な単語ほど、よく使われる英単語なので、めんどくさがらずに覚え直すように!



で、『文章の発音』。

文章の発音で学ぶのは、

・前後の英単語音の結合
※Thank youがサン[キュー]になったり。


・文章の強調、弱形
※文章の英単語の中で、どれを強く発音し、どれを弱く発音するか。

などなど。

で、この『文章の発音』にもルール(規則性)があります。

そのルールを覚えたあと、リスニングCDを聞きながら、英文をいくつも読めば大丈夫です。


で、この『単語の発音』と『文章の発音』を勉強するのに最適なのが、関正生さんの『CD付 世界一わかりやすい 英語の発音の授業』

※関正生さんは、いくつか本を出してますが、この本が一番おすすめです。


これは、『単語の発音』である発音記号の説明と『文章の発音』である英単語同士の結合のルールや弱形などが、かなり分かりやすく書いてあります。


発音の本は、学術的と言うか、取っ付きにくい本が多いのですが、この本はイラストも多めですごく読みやすいです。

まずは、この本を勉強して、さらに発音を磨きたいのであれば、他の発音の本やリスニングの本を買い足せばいいと思います。

notを含む文章の受け答えでは、『not』をカウントしない。


例えば・・

Can you speak English ?
Can't you speak English ?

この質問の答えは、質問のnotがあるなしに関わらず同じ。

Yes,I can. 話せます。
No,I can't. 話せません。


付加疑問文のイメージ。

『ちょっとキモチを添える。』

トッピングみたいなもの。


2種類あって、語尾を上げる(↑)と
『軽い疑問(そう思わない?)』。

語尾を下げる(↓)と『同意を求める(だよね?)』 。

「too‥to~」

「あまりにも‥なので、~できない。」のイメージ。


tooは限度を越えているというイメージ。

to以下は直前にある言葉の説明。


つまり、『~するには、~すぎている。 』という意味。
during と forの使い分け。

両方とも、『~の間』という意味だけど・・


during は点。

その範囲のあるときに、起こったときに使う。

ずっとではない。


forは線。

その範囲で、ずっと継続的に行われていることを指す。
untilとbyの使い分け。

両方でも、『~まで』という意味だけど・・


until は、その状態が継続しているということ。

・until 7:00

7時までずっと


一方、by は期限、デットライン。

・by 7:00

7時までには
直接的な表現をマイルドにする方法。

(1)ネガティブな言葉→not+ポジティブな言葉

(2)オブラート+言いたいこと

ex
I think that +言いたいこと

I'm afraid +言いたいこと

(3)過去形にする。

Will you ~

Would you ~
英語の基本の英文法。

おすすめは、大西泰斗さんの本。

大西さんは、文法や単語を、丸暗記ではなくそれが持つイメージ(ニュアンス)を教えてくれます。


例えば、must。

学校では、『しなければならない』、『ちがいない』って暗記します。

大西さんの本では、must は『高い圧力(自分のキモチを押し出す)』と説明しています。

自分のキモチを相手(もしくは自分)に押し出すから、『~しなければならない』や『~にちがいない』ってなるんです。

こういった感じで、イメージを教えてくれることで、丸暗記を排除してくれます。


なので、英文法は大西泰斗さんの本がおすすめ。


その中でおすすめは、

ハートで感じる英語塾 英語の5原則編

ハートで感じる英文法

ハートで感じる英文法 (会話編)

の3冊です。


これらの本は、だいたい『中学校で教わる英語レベル』くらいの文法を網羅してます。


えっ中学生レベル?

って思わないでください。


日常英会話(リスニング、スピーキング)で使う文法表現の大半が、中学校で習うレベルです。


まずは、この本に書かれていることを覚える。


そして、それらを覚えた後はこちら。

一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法


この本は、大西さんの集大成的な本で、今までいくつか出版している本をほぼ全てまとめたものです。

この一冊があれば、他の英文法の本は要らないくらい細かいところまで網羅してます。


もちろん、最初に紹介した『ハートで感じるシリーズ』の内容も載っています。


じゃあ、最初の三冊いらないじゃん!って思うかもしてません。

が、この『一億人の英文法』よりも、『ハートで感じるシリーズ』の方が、イラストも多く、分かりやすいのです。

なので、ある程度、英語を勉強してきた人なら、いきなり『一億人の英文法』から入ってもいいです。

だけど、もし、英語が苦手とか、英語に触れるのが久しぶりという方は、『ハートで感じるシリーズ』から入った方がいいです。


で、この『一億人の英文法』の使い方ですが、これは、辞書のように使ってください。


これから英語を学習していく中で、覚えてない文法表現に出会ったら、『一億人の英文法』で調べる。

英文法の辞書みたいな使い方。

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※注意点

この『一億人の英文法』、初級者から上級者まで、基本的なものから、高度なものまで、一冊にまとめてあります。

中学校で教えるものから、難関大学入試レベルまで。。


なので、これを全部読もうとすると、難しすぎて挫折します。


それに、英語学習法の原則、『自分が必要とする分野の偏った英語から学ぶ』という点においても、全部の文法表現を覚えるのは非効率です。

『英語学習法の原則』

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●まとめ


まずは、大西泰斗さんの『ハートで感じるシリーズ』を読む。

そうすることで、『中学校で教わる英文法レベル』を覚える。

その後、『一億人の英文法』を買う。

これは、ハートで感じるシリーズがカバーできてない部分を調べるための英文法の辞書として使う。

間違っても、全部読まない。

それは、ある程度、英語ができるようになってから。


という感じです。
『aとtheの使い分け』

aはたくさんあるものの内の1つ。

theは文脈や状況から、特定されているもの。
英会話学校には通うべきか。

この問いに、僕なりの考え。


まずは、何を英会話学校に求めるかということ。


英会話に必要なものをざっとあげるならば・・

・英文法力
・単語力
・発音力
・英作文力

などがあります。


英文法や英単語、英作文に関しては、英会話学校で学ぶより、本を買った方がいいです。

英会話学校の先生より、本の方が、教え方がうまく、わかりやすく書かれてるから。

そして、なにより安い。

圧倒的に安い。

なので、英文法力、英単語力、英作文力などは、英会話学校に求めない。

それらは、本を読んで自主的に学ぶ。


で、発音。

発音も、発音記号やルールは、本で覚えられます。

しかも、今は、どの英語の本にも、リスニングCDが付いてるので、リスニング力もわざわざ英会話学校に行かなくても鍛えられます。


じゃあ、英会話学校に何を求めるか。

それは、スピーキングの発音チェック。

自分の発音がちゃんとできてるかどうかを見てもらう。


と言っても、発音のルールを本を読んで、自分で覚えるべきです。

本の方が、分かりやすいし、圧倒的に安いんだし。


英会話学校では、あくまで、覚えたルールに乗っ取って、うまく発音できるかどうかをチェックしてもらうだけ。


そのぐらいしか、英会話学校の使い道って、思い付かないです、僕は。