英会話では、必須なのに、なぜか学校の授業で習わない発音。
発音を知らないと、まず相手が何言ってるか聞こえない。
で、聞こえないということは、間違いなくしゃべれないってことになってしまいます。
で、発音ですが・・
主に『単語の発音』と『文章の発音』に分かれます。
まず、勉強するのは『単語の発音』。
一つ一つの単語が、どのように発音されているかの勉強です。
次に、『文章の発音』。
単語の発音がわかれば、それを並べてるだけなんだから、文章なんて楽勝!
と思うかもしれませんが、実は、単語を並べて文章にすると、単語の発音が変化します。
具体的に言うと、単語の後ろの音と次の単語の前がくっついたりします。
なので、単語の発音だけではなく、文章になったときの音の変化も学ぶ必要があります。
では、まずは『単語の発音』。
ここで、役に立つのは、発音記号です。
発音記号とは、単語帳や辞書などに書いてある記号のこと。
「e」や「i」、「k」などのアルファベットと同じのもあれば、見たこともないような記号もあったり。
まずは、これら一つ一つの記号の読み方を覚える。
だいたい、30種類くらいです。
「30種類も覚えなきゃいけないの!?」
って思うかもしれませんが、別に難しくないです。
発音記号の読み方を見ながら、単語帳を見て読む練習をすれば、いつの間にか覚えていきます。
まずは、発音記号の読み方を覚えて、それ片手に単語を一つずつ覚える。
特に、中学校で習うような超基礎単語(頻出単語)から覚えてください。
というのも、僕たちは、今まで英単語を、いわゆる『カタカナ英語』で覚えているからです。
なので、『カタカナ英語』とは違う、発音記号に沿った実際の英語を覚え直さなきゃいけないわけです。
※中学校で勉強する簡単な単語ほど、よく使われる英単語なので、めんどくさがらずに覚え直すように!
で、『文章の発音』。
文章の発音で学ぶのは、
・前後の英単語音の結合
※Thank youがサン[キュー]になったり。
・文章の強調、弱形
※文章の英単語の中で、どれを強く発音し、どれを弱く発音するか。
などなど。
で、この『文章の発音』にもルール(規則性)があります。
そのルールを覚えたあと、リスニングCDを聞きながら、英文をいくつも読めば大丈夫です。
で、この『単語の発音』と『文章の発音』を勉強するのに最適なのが、関正生さんの『CD付 世界一わかりやすい 英語の発音の授業』
※関正生さんは、いくつか本を出してますが、この本が一番おすすめです。
これは、『単語の発音』である発音記号の説明と『文章の発音』である英単語同士の結合のルールや弱形などが、かなり分かりやすく書いてあります。
発音の本は、学術的と言うか、取っ付きにくい本が多いのですが、この本はイラストも多めですごく読みやすいです。
まずは、この本を勉強して、さらに発音を磨きたいのであれば、他の発音の本やリスニングの本を買い足せばいいと思います。