飲食店の英会話フレーズ「May I take your plate ?」 | 【旅するウェイターの英語学習法】~飲食店で使える英会話フレーズ~

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カフェやレストランなど、飲食店で働いている人向けのブログ。短期間で英語力を向上させる勉強法や飲食店で使われる英語のフレーズを英文法や発音を使って解説してます。

今回は、「May I take your plate ?」

お皿を下げてもいいですか?


です。



May I~

は~してもいいですか?

という『お願い』をするときに使います。


mayは助動詞です。

助動詞は、『話し手がキモチをこめたいとき』に使います。

助動詞には、他に、can,will,must,shouldなどがありますが、これらは、すべて話し手が何らかのキモチをこめているということです。



で、助動詞mayのコアイメージは、50%50%(フィフティフィフティ)。

『どっちかわからない』ということです。


may の代表的な意味は、

・~かもしれない(推量)
・~してもよい(許可)

ですが、これらはコアイメージの50%50%から来ています。

~かもしれない→~かもしれないし、そうでないかもしれない→50%50%

~してもよい→相手がそれをするかどうかはわからない。→50%50%


という感じです。


で、ここでは、mayを使った疑問文なので、May I~ = してもいいですか? という許可を求めるお願いになります。

その質問の根底には、『どっちかわからないので、お尋ねしますが・・』というキモチが隠れているのです。

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●おまけ


実は『お願い』には、2パターンあって、

・自分が動くお願い

・相手が動くお願い

があります。


May I ~

は自分が動くお願いです。

『許可』という言い方もできます。


一方、相手を動かすお願いは、


Would you ~

~してくれませんか?


が使われます。

これは、『依頼』とも言えます。


ただ、

May I =許可
Would you =依頼

って、丸暗記しようとすると、いざというときどっちだったっけ?となるので、『自分が動くお願い』と『相手が動くお願い』と覚えた方がいいです。


May I もWould you も超頻出なので、覚えてください。



たとえば・・

『Would you take my coat ?』


Would you は相手を動かすお願いなので、『コートを預かってくれますか?』。

つまり、お客様が言うセリフ。



一方、

『May I take your coat ?』

May I は自分が動くお願い。


『コートをお預かりしますか?』

なので、これは、ウェイターが言うセリフ。


May I と Would you は対になってるので、合わせて覚えてくださいね。