メガネを外すと別人 | レトロな血盟軍が行く

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自由に書いてます

またツマラナイ記事の長文を書きました。




こちら2分ほどの動画
かなり面白いのでぜひ観て頂きたいです。



メガネを外すと雰囲気所が全く別人になる人を私は見たことがあります。

ソレハ高校2年生のトキデシタ
( ´_ゝ`)遠い目

私の家は田舎ですが微妙に繁華街近くに住んでおりました。
近くに飲み屋街がありまして、、
酒に酔いどれるバカな大人を見ながら帰宅するのを趣味にしておりました。

ある夏の日
まだ何となく明るい7時頃
えー歳こいたおじさんが髪の長い綺麗な若い女性と同伴して歩いておりました。

女性と一瞬目が遭い
アッ!て顔をされましたがソソクサと立ち去られました。

ワタシハ飲み屋のお姉さんと知り合いはいないので気にしてませんでした。

次の日

ワタシハ学校に行くと 
クラスで喋ったことない腐女子がチラチラこちらを見ておりました。
この腐女子は三つ編みにメガネ

目玉が見えないようなUV防止対策のレンズを使用しておる上
いつも下向き気味の戦闘態勢で目立たない存在でした。

私は教室で女子と喋らない
腐女子は誰とも喋らず変な小説や変な漫画をいつも読んでおり
全く別世界の人間でした。

腐女子の視線を何となく感じつつもワタシハ気にせず移動教室で階段を上っておると後ろから背筋が凍るような殺気を感じました。


ゆっくり振り向くと

真後ろの一段下に腐女子がピッタリ付いており
血走った三白眼でこちらを睨みつけてました。

なんか分かりませんが、
私はダッシュで音楽室に逃亡しました。

その後は
何事もなくワタシも腐女子も別世界の人間に戻りました。


数ヶ月後


あれは忘れもしない修学旅行に行く数日前

ワタシは相変わらずゲーセンで遊んだ帰り道に飲み屋街で人をチラチラ見ながら自転車で走っておりました。

すると

またあの時の髪の長い綺麗な女性がタバコを吸いながら1人で歩いておりました。

そしてワタシに気づくと咥えタバコでこちらを睨みつけてきました。

ワタシの中のGoogle検索機能が働キマシタ


あの目は



同じクラスの腐女子ト同ジモノトハンテイサレマシタ



あぁ!うわーーと叫びながら逃走してしまいました🚲


トテモ恐怖でした。

カツアゲで数人に自転車で追いかけられた時より怖かったのです。

私は大急ぎで帰宅して、
殆ど喋った事もない同じクラスのパッパラパー女子に電話しました。

パッパラパー女子のお父様が電話を取り不審がられたのですが
腐女子との出来事を相談しました。

すると全部知ってました。

殆どの女子は腐女子が夜に働いてるのを知ってて怖くて近寄らないみたいでした。
先生にも目をつけられバレバレですが
学校では大人しく素行も真面目

現行犯でないので退学になってないだけだそうです。。。

当時の法律はタバコよりも酒には寛容でワルの未成年が水商売で働くケースは多かったと思います。
 
ヤバい感じのパトロンみたいなのもいてメーカーのアイテムを所有してるので関わらない方が良いと頭の悪いアドバイスをもらいました。
パッパラパ女子のお父様は隣で面白がって聞いておりました

次の日

腐女子は学校に来ませんでした。


修学旅行にも来ませんでした。


修学旅行から帰宅して学校に行くと

腐女子は普通に登校してました。

そして誰もその事に触れませんでした。

その後は卒業まで

私と腐女子は目を合わす事すらありませんでした。


高校を卒業して

数年が経ち

私はブラック企業に勤めておりました。
正月か何かの帰省で田舎駅に着くと
売店のキヨ◯クに見たことのある三つ編みがおばさんと談笑しながら働いておりました。

多分ほぼ同時にお互いの存在に気づきました。

笑ってた腐女子は一瞬こちらを睨みつけ
またおばさんと談笑し始めました。
ワタシハ当時のトラウマを思い出し急いで帰宅


駅を利用するのを辞めその後一切会ってません。

今振り返っても

昼と夜であんなに雰囲気の変わる人を見たことありません。


昼は学校で大人しく、
夜は派手に器用に働く

精神は大人だったんだなと思います。

腐女子のその後


30歳の時同窓会があり
風の噂ですが
腐女子はとても金持ちのおじさんと結婚して
子ども作ってすぐ離婚してお金を沢山巻き上げてどっか都会に引っ越したそうです。