海を泳ぎ渡る『ワタリガニ』・・ | 呑気な頼さん

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私の暮らす磐余の里は桜井市の南西部一帯の古き地名。日本書紀・古事記・万葉集などに数多く登場し十二代もの宮都が置かれた町です。大物主の鎮座する神山「三輪山」の麓には日本最古の市である「海柘榴市(つばいち)」や「仏教天来の地」、日本最古の道「山の辺の道」が通じてます。

 

海を泳ぎ渡る『ワタリガニ』・・
今日の磐余の里は 雨日和、午後から雨が上がりました。そんな中、久しぶりにワタリガニ(ガザミ)を買ってきました。名前の由来は足の先がひれの形をしていて、海を泳ぎ渡るので海を渡るカニ(ワタリガニ)と名付けられました。メスガニの旬は12月〜6月の初旬までで赤い内子が詰まって美味しい時期です。オスガニは7月〜10下旬です。また、オスガニはメスガニのように内子は無いものの身詰まりがよく、身の甘さがメスガニの10倍あると言われ、漁師の皆さんは口を揃えてワタリガニの美味しさは夏のオスが最高と言ってたのを思い出します。しかし、昔からカニの身入りを教えてくれる【蟹は月夜に痩せて、闇夜で太る】という言い伝えがあるのを忘れてました。満月が近づくとカニの身入りは悪くなり、新月に近づくとカニの身入りが良くなると言うことです。
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